宅建6ヶ月学習の全体スケジュールを考える場合、
まずは、必要学習時間について、確認しましょう。
宅建試験に必要な学習時間は、
一般的には、300時間と言われています。
しかし、これはあくまでも目安にすぎません。
学習ペースをゆったりと進める方は、
それなりに学習時間をプラスにする必要がありますし、
ハイピッチで、テキパキと進める方は、
300時間を切っても十分といえます。
3月の現時点からの学習スタートを切られる方は、
何もハイピッチにこだわる必要はありません。
あくまでも、
自分のペースで進め、必要に応じてペースアップをしながら、
宅建試験当日を睨んで調整していけばよいと思います。
学習は、継続してこそ意味があります。
短期に爆発的に勉強して、それ以降は全くしない。
これは、宅建試験を直前で短期に勝負を決める場合は、
それでいいのですが、決して今の時点では勧められません。
トータルの学習時間を決めた後は、
1ヶ月の学習時間を決めていきます。
6ヶ月学習の最初は、知識のインプット学習から始まります。
一つの目安の例をあげます。
【1ヶ月学習時間】
平日 2h×21日=42h
土日 4h×8日 =32h
祝日 4h×1日 =4h
○1ヶ月 ⇒78h×2ヶ月=156h
トータルで300時間をはるかオーバーする余裕を持たせた計画です。
正直な所、頑張る方のスケジュールです。
アウトプットとインプットの学習時間 156h
アウトプットの学習時間 156hとすると
6ヶ月 ⇒468hとなります。
上記のスケジュールは、
職種によってはハードだとも思います。
もうちょっと軽めのメニューで徐々にペースアップする手段もあります。
今の時期からのスタートであれば、柔軟に計画は組めます。
【1ヶ月学習時間】
平日 1h×21日=21h
土日 2h×8日 =16h
祝日 2h×1日 =2h
○1ヶ月 ⇒39h×3ヶ月=117h
アウトプット/インプットの併行学習時間では、
ペースアップしていきます。
平日 1.5h×21日=31.5h
土日 3h×8日 =24h
祝日 3h×1日 =3h
○1ヶ月 ⇒58.5h×2ヶ月=117h
アウトプット一色の学習時間では、
更にペースアップしていきます。
平日 2h×21日=42h
土日 4h×8日 =32h
祝日 4h×1日 =4h
○1ヶ月 ⇒78h×1ヶ月=78h
※6ヶ月合計 312h
メインの学習場所での時間が不足する場合は、
隙間時間や細切れ時間を継ぎ足して確保していきます。
電車での通勤時間はもとより、
いろんなちょっとした空き時間を活用していきます。
空き時間の活用は、どうしても分断的になりますので、
インプットの時はロスがうまれやすくなります。
それは仕方のないことなので、
上記時間はあくまでも目安とし、
日によっては10分、ある日は1時間30分と
変速的になっても仕方がないと思います。
友達との付き合いも大事なので、
そんな日は、スパッと1日学習しない日があっても構いません。
ただし、翌日、翌々日には、学習することを意識的につくってください。
一番怖いのは、学習の継続性が途切れてしまうことですから。
継続させることを絶対条件に考えてください。
インプット学習の次は、
過去問を利用してのアウトプット学習になります。
実際は、一つの分野が終わった後は、その分野はアウトプットに移り、
違う分野はインプットから入る。
つまりは、アウトプットとインプットを併行して、
学習していくことになります。
全部の分野のインプットが終われば、
アウトプット一色になります。
特に、資格学習が初めてのかた、
法律系資格が初めてのかた、
今現在、時間が確保できる方は、
余裕をもたせての時間で、かつ早めのスタートがいいと思います。
余裕が出れば、あとで学習時間を調整していけばいいことですから。
特に、時間に余裕のある今は、
質の学習(理解中心の学習)に有効的です。
民法の用語に抵抗を感じることもあると思いますが、
まずは、習うよりは慣れろの感覚で進めてみてください。
1ページ目を開くことが肝心です。
私は、1ページも開かず、しばらく埃にまみれさせましたから・・・
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