今日は、10月8日です。
宅建試験まで、後10日となりました。
宅建試験解法編3回目です。
前回は、選択肢の記号化と問題分との照合を紹介しました。
今回は、未確定問題の選択肢の絞込みになります。
問題文の記号と(例えば、○)と選択肢の記号が一つ一致すれば、
◎となり確定します。
しかし、複数、一致する場合は、どうしたらいいのでしょうか?
これが、試験本番ではよく出くわすパターンであり、
ここをどう対応するかで、合否の明暗を分けることになります。
では、早速考えてみましょう。
まず、最初のパターンです。
A.問題文の記号と選択肢の記号が2個一致
(例)【問題文】○
○1.・・・・
○2.・・・・
×3.・・・・
×4.・・・・
確率は1/2です。
エイヤーで選びますか?
流石にそれはできないと思います。
・問題分の記号が間違ってないかを確認する。
・問題分の記号を確認した上で、1〜4の選択肢を見直します。
・この時点で、例えば、1が×とわかれば2が正解で確定◎となります。
(例)【問題文】○
×○1.・・・・
◎ ○2.・・・・
×3.・・・・
×4.・・・・
もし、1〜4まで見直しても正しいと感じた時は、一旦保留にして、
次の未確定問題に着手してください。
一通り未確定問題の見直しが終わった後、残り時間を確認します。
時間がないようでしたら、先に、マークシート転記をすませましょう。
もう一度、先ほどの未確定問題にチャレンジです。
絞込みは二つに一つしかありません。
1か2か?
今度は問題文を読んで、1と2を読んでみてください。
1と2を比較して、あなたが正しいと思った方に確定◎をしてください。
最後は、あなた自身の直感力にかけることになります。
考えて考えて考えた方が良い答えが出るような気がしますが、
実際は、迷って迷って迷いあぐねたあげく間違いを選択する。
こちらの方が不思議と多いと思います。
直感力にかけた方が後悔は少ない気がします。
次のパターンです。
B.問題文の記号と選択肢の記号が3個一致
(例)【問題文】○
○1.・・・・
○2.・・・・
○3.・・・・
×4.・・・・
普通であれば、あまり登場しないパターンです。
一番ありえるのは、問題文の記号が間違っていないかです。
・問題文の記号を確認する。
・問題分が間違いの肢を求めている。
○ ⇒ ×へと訂正
・4で確定。
(例)【問題文】○ → ×
○1.・・・・
○2.・・・・
○3.・・・・
◎×4.・・・・
もし、問題文があっている場合は、
1〜3を読み直してください。
一つでも間違いに気がつけば、Aの対処例になります。
ここからは、更に難しい例を考えていきます。
C.選択肢に○△×が入り乱れている。
(例)【問題文】○
○1.・・・・
△2.・・・・
×3.・・・・
×4.・・・・
往々にして登場してくるパターンです。
・1が間違いないかを再度、確認してください。
・1の解答に自信がある場合は、1で確定◎です。
(例)【問題文】○
◎○1.・・・・
△2.・・・・
×3.・・・・
×4.・・・・
1の解答が自信がないときは、2.を見直すことになります。
・2を読み直す。
・ピンとくるものがない、判断が迷うばあいは、一旦保留にしてください。
同じ肢を繰り返し読まないようにしてください。
迷いが生じてきます。
一旦出た迷いは、あなたの冷静さを失わせます。
迷わず、保留です。
確定or保留を、瞬時に決断しましょう!
つづけていきます。
D.○二つと△一つ、×一つのパターン。
(例)【問題文】○
○1.・・・・
○2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
・問題文の記号を合っているかを確認します。
・合っているなら、1と2を読み直します。
・どちらかの間違いに気づけば、確定させていきます。
(下の例は、2の間違いに気づいた場合です。)
(例)【問題文】○
◎ ○1.・・・・
×○2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
絞り込めない時は、
・3を読み直します。
・判断できない場合は、迷わず一旦保留です。
とにかく、立ち止まらないでくださいね。
立ち止まることは、時間の浪費になります。
もっと、もっと絞込みが難しいパターンです。
E.△が二つあるパターン
(例)【問題文】○
○1.・・・・
△2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
苦手な分野、特に、民法関連ではありえるパターンです。
・問題文の記号確認
・×の勘違いなら、迷わず4で確定です。
・問題文が○なら、1を読み直します。
1に自信がある場合は、1で確定◎させます。
・1で自信がない場合は、2と3を読み直します。
・自信がもてない問題は、かなり迷います。
深入りせずに、一旦保留しましょう。
F.△三つのパターン
(例)【問題文】○
△1.・・・・
△2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
こうなると、手がつけられません。
・問題文の記号を確認し、×なら、ラッキーです。
4で確定です。
・そうでない場合は、1〜3は読まずに保留です。
次にいきましょう。
G.△と?がまざっているパターン
(例)【問題文】○
○1.・・・・
△2.・・・・
△3.・・・・
?4.・・・・
・1を読み直し、正しいと思うなら確定◎させましょう。
(例)【問題文】○
△1.・・・・
△2.・・・・
?3.・・・・
×4.・・・・
迷わず、一番最後に廻しましょう。
とにかく、次へ、次へ問題を進めて、
確定◎をさせていってください。
確定作業は、テンポよく、考えすぎないようにして進めましょう。
まずは、未確定問題を一巡したところで、
残り時間をみて、マークシートへ転記してください。
絞り込みの時は、判断力、直感力が問われます。
考えすぎは逆効果になります。
自分の直感に頼った方がいい結果がでると思います。
あなたのファーストインスピレーション、第六感を信じることが大事です。
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