宅建試験まで、後11日となりました。
宅建試験解法テクニック編の2回目です。
前回は、問題を解く順番と問題の意図をシンプル化にする方法を
紹介しました。
今回は、選択肢の記号化と問題分との照合になります。
まずは、選択肢の記号化からになります。
問題文同様に選択肢を、よく読むことには変わりありませんが、
各選択肢を読んだ後はどうするかです。
もちろん、することは一つです。
各選択肢を読んで、
正しい内容 ⇒ 〇 を選択肢の数字の前に書く。
誤りの内容 ⇒ × を選択肢の数字の前に書く。
違反しない内容⇒ 〇 を選択肢の数字の前に書く。
違反する内容 ⇒ × を選択肢の数字の前に書く。
義務づけられている内容 ⇒ 〇 を選択肢の数字の前に書く。
義務づけられていない内容⇒ × を選択肢の数字の前に書く。
開発許可を受けなければならない内容⇒ 〇 を選択肢の数字の前に書く。
開発許可を受けなくてもいい内容 ⇒ × を選択肢の数字の前に書く。
さて、問題になるのは、〇なのか×なのかを悩む選択肢です。
その場合は、△を選択肢の数字の前に書いてください。
そして、中には、全くわからないもの、歯が立たないものがあります。
その場合は、?を選択肢の数字の前に書いてください。
あなたの苦手とする分野や項目、Cランクや権利関係で登場することと思います。
今回の選択肢の前に記号化することは、
書くことにより一目瞭然で、自分の各問題、各選択肢の状況がわかるようにするのが
ポイントです。
これにより、勘違いを防げますしテンポよく解いていけます。
さて、次です。
問題に記号をつけ、選択肢にも記号をつけた後は、どうするか?
することは一つです。
照合になります。
つまりは、
問題文につけた記号(〇、×)と、
選択肢につけた記号(〇、×)とを照合していく形になります。
照合は、1問1問解き終る度にするのではなく、
50問解き終った時点で行ってください。
1問平均2分で、解いていけば、
2分×50問=100分
残りは、20分ですから、十分に照合、見直す時間はあります。
人によっては、30分以上時間ができる人もいます。
もう少し、具体的にわかりやすく書くと、
【問題文】正しいものはどれか? 〇
〇 1.・・・・・
× 2.・・・・・
× 3.・・・・・
× 4.・・・・・
↓
問題文の記号⇒○とあうのは、選択肢1.なので、
1.の前に、◎を書きます。
↓
◎ 〇 1.・・・・・
× 2.・・・・・
× 3.・・・・・
× 4.・・・・・
◎をつけることにより、問題の解答を確定させます。
無駄なんじゃないの?と思わないでくださいね。
これが、以外と役立ちますし間違い防止になるのです。
みなさん一人一人が優秀な脳をもたれているので、
普通なら必要のないことです。
でも、ここは、一発勝負の宅建試験です。
人間は思わぬときに勘違いや間違いをします。
一旦、勘違いすると、なかなか自分の脳で固まった考えをかえることは難しいです。
特に、真面目な人ほど要注意です。
また、試験本番では緊張しますので余計に慎重な対処が必要なのです。
そんな勘違い・間違いをなくすのが、記号化です。
例年、試験後にマークシートにちゃんと転記したかな?と、
心配される人がいます。
一目瞭然の記号化をしていれば、余計な心配毎は減ることと思います。
人間はミスをするものだと思ってくださいね。
それをしないために、簡略化、シンプル化をするのです。
(実際の工場生産ライン、物流ラインなどミスをしないためにそのようなことをしています。)
最終的なマークシートの転記は、
50問全部の照合が終わってから実施してください。
ただし、ここでいう照合終わりとは、
全部◎の確定した後ではありません。
大概の方は、一通り解き終わった後で、
◎(確定)できない問題が、それなりに残るはずです。
その時点での残り時間を確認し、自分で判断して決めていきます。
・残りが30分位ある方。
確定できていない選択肢の絞り込みを先に行なってください。
・残りが15分以下の方。
一旦、確定分を先にマークシートへ転記しましょう。
それから、確定しない分の確認に入りましょう。
今日から、4日間連続で解法テクニック編を集中連載します。
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