宅建模試が終わると、
どうしても得点結果にだけに一喜一憂してしまいます。
何度も書いていることですが、
得点結果にだけに一喜一憂する必要はありません。
今後、受けられる方も増えてきますが、
絶対に忘れないでくださいね。
宅建模試で確認することは、以下の2つの記事で書いています。
まだ、読まれていない方は一度確認しておいて下さい。
『宅建公開模試の徹底活用☆必須確認6事項(前編)』
『宅建公開模試の徹底活用☆必須確認6事項(後編)』
さて、模試を受けた後は、
模試で解答した結果の分野別の正解状況を確認してください。
平成23年・22年・21年・20年・19年・18年の宅建試験問題
を例にとると、
Aランク:基本問題
Bランク:やや難しい問題
Cランク:難しい問題
に分けた場合、
【平成23年】
Aランク→31問
Bランク→15問
Cランク→ 4問
【平成22年】
Aランク→28問
Bランク→17問
Cランク→ 5問
【平成21年】
Aランク→25問
Bランク→20問
Cランク→ 5問
【平成20年】
Aランク→21問
Bランク→22問
Cランク→ 7問
【平成19年】
Aランク→26問
Bランク→21問
Cランク→ 3問
【平成18年】
Aランク→23問
Bランク→17問
Cランク→10問
平成23年の合格基準点は、36点。
最低獲得点を確保するためには、Cランクができなくても大丈夫です。
(Aランクを全問正解、後の残りの点数をBランクでとったと仮定)
Aランク→31問
Bランク→ 5問
Cランク→ 0問
平成22年の合格基準点は、36点。
最低獲得点は、
Aランク→28問
Bランク→ 8問
Cランク→ 0問
平成21年の合格基準点は、33点。
最低獲得点は、
Aランク→25問
Bランク→ 8問
Cランク→ 0問
平成20年の合格基準点は、33点。
最低獲得点は、
Aランク→21問
Bランク→12問
Cランク→ 0問
平成19年の合格基準点は、35点。
最低獲得点は、
Aランク→26問
Bランク→ 9問
Cランク→ 0問
平成18年の合格基準点は、34点。
最低獲得点は、
Aランク→23問
Bランク→11問
Cランク→ 0問
基本問題のAを全問をゲットし、
やや難しい問題のBをある程度の正解率でゲットすれば、
難しい問題のCは、正解しなくても大丈夫になります。
ただし、実際は、A問題を落とす方も多いですし、
Cランクを1問もとれないことも考えにくいです。
基本的な問題=やさしい問題と、
必ずしも皆に言えることではありません。
(人によっては、やさしく思える問題が多少違ったりします)
受験生によっては、意外な問題を難しく感じることがあります。
人によっては、苦手な問題が違ってきます。
これは、仕方がないことです。
また、知識がないとまったく歯が立たない問題もあります。
(考えすぎると時間を浪費するだけです)
今までにないパターンがでてくると、動揺します。
しかし、そこで落ち着いてくださいね。
ペースをやや落として読んでみると、正解がみえてきたりします。
今までにないパターン=あなたにとって難しいとは限らない。
後で冷静に考えれば解けたのに、ということはよくある話です。
Aランクが大事であることには間違いありません。
Aランクを完璧にしつつ、
今後はBランクの正解率を、最低1/2以上していきましょう。
Cランクは、拾えたらラッキー程度で大丈夫です。
(間違ってもCランクマニアにはならないでくださいね。)
ゴルフで例えると、
ドライバーの豪快な1打もパットの30cmの1打も同じ1打です。
宅建に置き換えると、
確実に合格をゲットするためには、
Cランクのマニアックな問題を得点することを考えるのではなく、
◎Aランクの確実性を高める
◎Bランクの正答率を上げる
このことの方がはるかにたやすい戦術になります。
残された時間を考えてみても、
どちらに注力すべきかは誰にでもわかることです。
よって、模試の結果をみてどこが間違ったかを確認し、
その間違ったAランク、Bランクの問題は間違った原因を認識しておきましょう。
宅建模試を後日、時間をあけて再度50問解く必要性はありません。
その時間があるのなら、間違った関連の過去問、テキストに立ち返ってください。
模試は模試です。
平素の宅建学習は過去問に立ち返るです。
*今回公開模試として、SEEP公開模試を紹介しています。
9/17日に新宿で実施されます。
試験後の解説は宮嵜先生が担当されます。
他にも、いろいろとアドバイスもされるようです。
LECなどの定番もいいですが、
今年はSEEPでチャレンジしてみてください。。
◎2012 Seep 宅建公開模擬試験
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