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平成24年宅建試験まで、後10日となりました。


宅建試験解法テクニック編の4回目です。

前回は、未確定問題の選択肢の絞込みを紹介しました。


今回は未確定数チェック、マークシート、未確定の対処になります。


選択肢につけた記号(〇、×、△、?)のいろんなパターンを
前回は考えてみました。

ズバリ、正解を引き寄せられる問題もあれば、
惑わされ、難航する問題もあります。

宅建学習においては、Cランクはできなくてもいいのですが、
こと試験においては、Cランクだからといって見捨てるわけにはいきません。

この違いを履き違えしないでくださいね。


ただし、最初からCランクにどっぷりつかっては駄目です。
時間の浪費になり、最終的にはあせりの悪循環に陥ります。

自分が難しいと感じた問題は、他のみんなも苦戦している可能性が高いのです。
さっさと後回しにして次の問題に進めていくことです。


試験問題には、実際、ランクなど表示されていませんので、
あなたの感覚で、わかる問題=AランクかBランクと判断して、
わからない問題との取捨選択をやっていくのです。
1点、1点を上積していく努力、粘りをみせていくのです。

あなたの英知を総動員させて、対処していくのです。


まずは、今回のテーマの一つ、問題の未確定分のチェックです。


未確定数が、何個かを確認しましょう。
そして、残り時間を確認しましょう。

残り時間が10分以下で、
まだ、マークシートの転記が終わってない人は、
先に、確定問題(◎)のマークシートの転記をすませましょう!


・未確定数 ⇒ 15問以上
 正直、多すぎます。
 スピーディに未確定問題を、確定させていきましょう。
 ゆっくり、考えている時間はありません。
 スピーディに直感を信じて、
 とにかく、わからなくても全部解答しましょう。
 (マークシート転記を忘れずに)
 
・未確定数 ⇒ 10〜14問
 これも多すぎます。
 こちらも、できるだけ、直感的に、未確定問題を確定させていきましょう。


・未確定数 ⇒5〜9問
 一般的な未確定量だと思います。
 やや熟考と直感の組み合わせで確定させてください。
 民法以外のものを優先的に、スピーディに確定させましょう。


・未確定数 ⇒4問以下。
 ある程度、じっくりと絞り込んでください。
 悩むタイプの方は直感を優先的に、
 悩まないタイプの方は論理的に消去法で対処ください。
 但し、時間は、必ず意識して進めてください。


試験終了の前には、
受験番号、名前の確認、
マークシートの転記の確認を行います。
マークシートもれや、ずれての転記ミスなどは致命傷になりますので、
注意しましょう。


マークシートの転記に関することは、
試験後の自己採点以降、悩む方が沢山います。

くれぐれも、しっかりとした気持ちで目を見開いて転記していきましょう。

そのため、5分位は必要です。


時間的に余力がある方は、
全体的な総点検も実施してください。
(ここでいう総点検は、確認作業のことです。
 選択肢で迷った問題を考え直すという意味では決してありません。
 くれぐれも、下手に修正しないように!・・・絶対にですよ)


ここで、私自身の経験です。

私自身は、最初の記号付けが終わったのは、試験開始後90分でした。

1問あたり、平均1.8分で解きました。


残り時間、30分ですから、


選択解答の確定
  ↓
点検確認
  ↓
マークシート転記
  ↓
総点検
  ↓
受験番号・名前の確認
  ↓
マークシート転記の再確認


以上でタイムアップとなりました。

模試の時と比べると、ペースはあきらかに落ちています。


やはり、試験本番は、本番特有のムードがあります。

私の場合は、それ以外の要素が多分にありましたので・・・
(詳しくは、カテゴリー「私の宅建合格記」、
           「合格こぼれ話」を読んでください)


通常が大丈夫だから、本番でも絶対大丈夫といえないところが、
試験たる所以ですね。


次にマークシートです。


まとめて転記される場合は、
つける位置をまちがえないでくださいね。

番号を確認しながら、塗りつぶしましょう。


当たり前のことを毎度書くのですが、
「そんなの大丈夫にきまっているだろ」という人ほど危険です。

むしろ、心配性の方が転記ミスは少ないと思います。


最後は、未確定問題の対処です。
私自身は、未確定問題数は、5問前後だったと思います。

全て、権利関係だったと記憶しています。


権利関係のためか、こんなパターンが残りました。


A【問題文】〇
  〇1.・・・・
  〇2.・・・・
  △3.・・・・
  X4.・・・・


B【問題文】〇
  〇1.・・・・
  △2.・・・・
  △3.・・・・
  X4.・・・・


最初の点検確認で、確定しきれず、
一旦保留して、最初のマークシート後、
再度、点検しました。

A【問題文】〇
  〇1.・・・・
  〇2.・・・・
  △3.・・・・
  X4.・・・・


3は全く歯が立たない内容でしたので、1と2で最終判断することにしました。
1と2は、どちらも〇のように思えました。

こうなると、確率は、2分の1です。
よく読んでみると、1の方がより〇のように思えてきました。

よって、迷わず、1を〇にし、確定◎です。


B【問題文】〇
  〇1.・・・・
  △2.・・・・
  △3.・・・・
  ×X4.・・・・


1を読み直すと、やはり、絶対〇と思えました。
2と3を読み直すと、2がXと判断しました。
3は、あやふやのままです。

こうなると、1を再度読み直し、
自分を信じて、1の唯一の〇を信じて、確定◎です。


さて、結果はどうだったのでしょうか?


このままだったら、両問とも正解でした。


実は、時間があったので、
最終の総点検で、つい余計な考えが脳裏に浮かび、
解答をかえてしまったのです。


絶対しけはいけないことを、やってしまったのです。
本当に、解答を土壇場で変えるのは、いい結果に結びつきにくいと思います。


明らかな転記ミスとか勘違いはいいのですが、
悩む問題はよくありません。

下手に変えない事。

これが鉄則です。


もし、このことにより、ボーダーラインにきてしまったら・・
このことにより、不合格になってしまったら・・・
後で必ず後悔することになります。


初志貫徹しましょう。


さて、最後どうしても、解答を確定出来ないときはどうすべきか?

確率4分の1の状態か、それとも3分の1の状態か?

一番多いのは、2肢に絞れた状態、
つまりは、確率2分の1の状態だと思います。

最終的には、エイヤーで決める場面も出るとは思います。


そんな時の最終手段の参考例です。


平成18年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 10問
    2.⇒ 14問
    3.⇒ 13問
    4.⇒ 14問
   (問49が3.と4.の両方正解)

平成18年の例でいけば、
2か3か4がいいのかも知れません。


平成19年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 14問
    2.⇒ 10問
    3.⇒  9問
    4.⇒ 17問

平成19年の例でいけば、
1か4でしょうか?


しかし、
平成20年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 11問
    2.⇒ 12問
    3.⇒ 13問
    4.⇒ 14問

分散しています。
こうなると、しいていえば3か4になります。
(正直、運まかせになります)


最後に平成21年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 10問
    2.⇒ 15問
    3.⇒ 14問
    4.⇒ 11問

一昨年は、2か3になります。


もう一つおまけに平成22年では、
正解肢1.⇒ 11問
    2.⇒ 11問
    3.⇒ 14問
    4.⇒ 14問

一昨年なら、3か4になります。


本当の最後に平成23年です。
正解肢1.⇒ 11問
    2.⇒ 12問
    3.⇒ 13問
    4.⇒ 14問
平成20年と全く一緒。

こうやって各年を比較してみると、見事に変えられていますね。
エイヤーは、本当に最終手段なので、
最後まで、正解の可能性をあなたの力で探ってくださいね。

最後の1分1秒まで諦めなければ、道は切り開かれます。


明日は最終回です。


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