今回は、宅建6ヶ月学習のアウトプット学習についてに考えます。
【アウトプット学習】
・アウトプット学習は、市販の過去問集を使用します。
できるだけ、テキストと同じシリーズで用意することを勧めています。
宅建塾なら過去問も宅建塾。
出る順なら過去問も出る順で!
・アウトプットは、
宅建業法 → 権利関係 → 法令上の制限・税その他
⇒宅建業法 で進めていきます。
問題数が増加した宅建業法に時間配分の比重を置いていきましょう。
・学習のポイントは、
1.できるだけ多く回転させること。
3回転よりも5回転、5回転よりも10回転です。
宅建業法は、特に回転させていきましょう。
2.1問を解く場合、途中で解答がわかっても、選択肢は全部読んで、
何で正解で何で間違いなのかを明確にすること。
そして、解説のページは必ず全肢について、自分の判断と照らし
あわせていくこと。
これでようやく、1問解いたと言えます。
*過去問を軽視する方は、前述の使い方ができていない方が多い
ですよ。
3.1問を解く速度を意識する。
1回転目より2回転目より、解く速度が普通は速くなるはずです。
同じ調子で解くのはマイナスになりますので、
遅い人は、速度を意識してください。
電車で解かれる方は、駅間に何問解けるかを利用してもいいと
思います。
*2回転目以降も必ず、全肢の選択肢と解説を読み込むこと。
この手順を割愛しては絶対に駄目です。
4.解説を読んでもわからないものは、テキストに立ち返りますが、
そこで得た知識を過去問の解説欄に追記してください。
また、過去問で得られた知識は、アンダーラインやマーカーで
後でも振り返られるように識別します。
5.回転を繰り返すことによって、過去問集があなたにとってのテキストに
なっていくはずです。
テキストは、不要になるレベル ⇒ それが10回転だと思います。
また、過去問集を回転させることは、瞬時の判断力ができるようになります。
直観力が養われてきます。
直観力は、試験本番のときに威力を発揮します。
最初にひらめいた答、意外と侮れません。
これを後で修正、悲しい結果になる方が多々います。
解答を2肢までは絞り込めるケースは多いです。
後は、確率1/2。
運命の分かれ道。
ここで正解を手繰り寄せるか、逆になるか?
こういうときに、瞬時の判断力、直観力がかかわってきます。
土壇場で踏みとどまれるかは、こういう回転力によっても養われる
判断力直感力が大事であることを認識してください。
もちろん、これ以外にも、
日ごろから文章に慣れ親しんでおくことも大事です。
日ごろ、ゲームをよくやる人は、
この点も考慮してください。
アウトプット学習は、上記のポイントで集約されています。
とにかく、1回転、2回転と言ったかんじで積み重ねてください。
今の時期からの学習スタートなら、十分10回転はできます。
私自身は、3ヶ月学習でしたので3回転しかさせていません。
それゆえ、実力が安定せず、問題に左右される形となり、
結果は、悪いながらも土壇場で救われた形になります。
もう1回転、2回転させていれば・・・
自己採点の後、痛切に感じました。
ですから、今のあなたは迷わず回転を意識してください。
3回転以上させると、
新しい問題集に手を出したくなるのが人情です。
過去問はもういい・・・そういう気になってきます。
書店で新しい問題集を見かけると、特にそういう気になってきます。
「隣の芝生は良く見える」です。
3回転という状態の中で、絶対に手を出さないで下さいね。
同じ問題集を繰り返すことにより、
本当の実力アップにつながります。
平成20年、平成21年の問題で、えーという出題はありましたが、
基本のアウトプット学習をしっかりとやっていれば合格点につなげられました。
平成22年は、まさに、基本問題の確実性が求められました。
平成23年も同様です。
平成24年は個数問題が沢山でましたが、
基本を押さえて、冷静に対処すれば合格点は確保できました。
難問マニア、奇問マニアになっては絶対になっていけませんよ。
繰り返し解くことにより、知識が定着していきます。
(人間は、覚えたことを忘れる生き物ですよ)
直観力が増します。
瞬発的な解答力がつきます。
念のため、書きますが、上記までの内容は、
過去問集が約500問クラスのものを考慮しています。
もし、現在使用する問題集が150問(3年分)とか、
250問(5年)だったら、もう少し補充する必要があります。
新規に買うか、後で補充するかは、
自分自身が置かれる学習環境から想定して決めてください。
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