今回は、宅建アウトプット学習中のコツについて考えます。
インプット→アウトプット→インプットのスパイスと続きました。
残りは何かとなると、アウトプット一色モードでの学習になります。
ここで、アウトプット一色モードでの学習のコツについて紹介します。
《アウトプット一色でのコツ》
1.細切れ時間の徹底活用
2.短時間集中
3.問題ランクA・Bを集中ターゲット
4.スピード、そして、繰り返し
5.継続こそ学習の信条
1.【細切れ時間の徹底活用】
時間は限りあるものです。
一人に与えられた時間は、1日24時間。
これは、全員に対して平等に与えられたものです。
その内、どれくらいの時間を学習にあてられるかは、
人それぞれであり、限られた時間をどう使うかは、
あなた次第になります。
インプット学習中は、最低限、連続した時間がないと、
なかなか頭に入っていきにくいですが、
アウトプット学習 → 問題を解くことは、
問題によっては、短時間で1問を解くことが可能です。
1日24時間の細切れ時間をみた場合、
10分、5分は誰にでもあります。
1分、30秒なら、もっとあるはずです。
問題によっては10秒で解けるもののあります。
10秒の細切れ時間がない人はいません。
細切れ時間は、本当にちょっとしたことでできます。
通勤電車で、乗換えが多い人にとっては、
連続した時間はとりにくいですが、細切れなら可能です。
通勤電車が短時間の方でも、細切れなら可能です。
休憩時間に1問、2問、アウトプットなら可能です。
昼食後の眠気ざましの1問、十分可能ですね。
たばこで一服している時に1問、十分可能です。
細切れ時間を探してみると、結構あるものですよ。
細切れ時間を使って、トータルでの学習時間を確保してください。
細切れ時間の学習も立派な学習です。
2.【短時間集中】
人間は、集中できる時間に限りがあります。
私なんかは、30分が限界です。
もし、仮に1時間、集中できたとしたら・・・・
もう、脳はぐったりきてしばらく、頭を使う仕事は駄目かもしれません。
それだけ、本当に集中した場合は思考回路への負担は大きいといえます。
前項で、細切れ時間の活用を書きましたが、
細切れ時間は、短時間であるからこそ、集中は簡単です。
ただ、慣れない方にとっては、
ちょっとした時間では難しい。
人ごみの中では、集中できないと思う方も多いと思います。
私も最初はそうでした。
図書館ですら、人の目が気になって・・・・
そのため、最初は、強制的に自分の意思を強引に奮いたたせることにより、
繰り返しているうちに、いつのまにか無意識のうちに、
短時間でも、集中できるようになったのです。
あなたも、最初は、苦労するかもしれませんが、
必ず、慣れると思います。
絶対、大丈夫ですよ。
短時間集中は、実は、
いろんなメリットを相乗効果で後々生み出してくれます。
3.【問題ランクA・Bをターゲット】
Aランク問題→普通の問題(基本的な問題)
Bランク問題→やや難しい問題
Cランク問題→難しい問題
平成18年 平成19年 平成20年
A 23問 26問 21問
B 17問 21問 22問
C 10問 3問 7問
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
A 25問 28問 31問 30問
B 20問 17問 15問 14問
C 5問 5問 4問 6問
上記からわかるように、
合格するための最低条件の得点目安36点をとるためには、
Aランクが完璧で、Bランクがある程度できれば大丈夫なのです。
逆に言えば、Cランクを正解できなくても、
合格できるのです。
アウトプットで、過去問を解いている時、
Cランク問題を正解することに喜びを感じたりします。
難しい問題に勝利した喜びは、確かに癖になります。
しかし、所詮は、Cランク。
宅建本番では、そう容易く正解を導き出すことができません。
Cランクについては深入りせず、
Aランクを完璧に、Bランクをより完璧にすることを目指してください。
4.【スピード、そして、繰り返し】
アウトプット学習において、1回転目より、
2回転目の方が問題を解くスピードは確実に上がります。
スピードが上がらないようなら、
意識的に早く解くようにようにしてください。
スピードを上げて行くと、瞬時に解ける問題がでてきます。
宅建試験は、時間との勝負です。
基本的な問題は、短時間で解き、
それ以外の問題に時間を割り当てていきます。
また、スピード学習は、直観力を育てます。
直感は、本当に大事ですよ。
直感は、結構当たります。
(直感を信じずに、失敗した例はよくあります・・・
つまりは、解答を変えて不正解になる)
そして、瞬時の選択力、判断力がつくようになります。
上記の直感力とあわせて、
宅建試験本番では、大事な要素になります。
スピード化の効果を、是非、実践してみてください。
5.【継続こそ学習の信条】
あまりにも当たり前すぎることですよね。
当たり前なだけに、誰でもそう思えるだけに・・・
くじけてしまう現実があります。
アウトプット学習は、
項目・分野は違うけど、学習のスタイルは単純作業の繰り返しです。
それだけに、なれてくると、過去問を何回転もしていることに飽き、
そして、こんなことをしていていいのだろうかと疑念を抱いてくるのです。
新しい予想問題に手をだしていく。
新しい問題をやれば、宅建試験での新しい問題になれる気がしますが、
新しい問題は、常にあなたにとって新しい問題には変わりはありません。
似たような問題と遭遇することもありますが、
その確率は低いです。
それよりも、基礎力を磨き、
その基礎力に基づいて、直感力、選択力、判断力を駆使して、
どんな問題がこようとも、宅建試験本番では正解を手繰り寄せて
いくのです。
3回転位して、満足してやめたら駄目ですよ。
歩みを止めては絶対にいけません。
過去問を何度か解いているうちに、実力がついたと思える時があります。
わかる問題は、直感的にわかってくるので、
素晴らしく自分ができるようになった錯覚するのです。
今の自分に満足してしまうのです。
そうなると、ペースが段々と落ちたり、
ひどい場合は、途中で止めてしまうのです。
これではだめなことは、わかると思います。
あくまでも、宅建試験当日にあなた自身をベストにもっていくが
一番大事です。
そのためにも、『継続こそ学習の信条』
絶対に忘れないで下さい。
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