それでは、最後の4つめの合格体験記になります。
【Sさんの平成29年宅建試験合格体験記】
宅建試験から、大分時間がたち、本日の合格発表で、無事合格していました。
私は、2歳と5ヶ月のこどもを抱えています。
私自身が、宅建の受験を決めたのは、出産を控えた、4月のことでした。
1人目を出産後に正社員だった会社を、遠方に引越ししたため退職し、
すぐに、ある県警の臨時職員をしていた時でした。
ちょう ど、民法に触れる機会があり、興味が湧いた時でした。
民法をもう少し知りたい。
そう思ったとき、2人目の妊娠がわかり、退職させられました。
また、賃貸に住んでおり、契約時に重要事項説明がなかったのもあり、
不動産の事も知りたい、再就職で履歴書に箔をつけたいのが、きっかけでした。
二人目の出産の約二ヶ月前から、市販のテキストを細々と読みめ、
出産をはさみ、 産後二週間位からテキストを読むことを再開しました。
お互いの両親を頼らず、また里帰り出産をあえてせず、
主人と協力しながら、二人の育児をしてました。
幸い、二人目は昼も夜ぐっすり眠ってくれたので、
育児の合間に、眠さと戦いながら、勉強をすることができました。
そして、7月に受験申込をし、本格的に受験勉強に力を入れました。
しかし、過去問題や模試を解いても、思うように得点できず、孤独になっていました。
法律系の国家試験の勉強がこんなにも大変で、この孤独だとは、思っていませんでした。
どうしても合格したい。自分に自信をつけたい。
そんな思いを抱え、あっという間に9月になりまし た。
9月になっても点数は、伸びず。
もう、宅建受験の申込みなんかしなければ、よかった。
そう思ったとき、エールメールのことを知り、申込みました。
くじけそうなとき、少し息抜きしたいとき、 エールメールを読むと、
不思議と勉強を頑張ろうと思えたのです。
また、普段温厚な夫に「もう、だめだ。絶対に、受からない」と話すと、
「そんな生半可な気持ちで受験決めたの?」と、鞭を打たれました(笑)
夫のその言葉もあったため、「絶対に合格してやる!!」と、妙に燃え出したりしました。
毎日、テキストを開き、過去問を解き、間違えた個所の解説を読み、テキストに戻るの繰り返し。
解説は、「なぜ、この解答なのか」と意識しながら読みました。
また、問題を解く際には、なるべく本番でも見直しの時間が取れるように、
時間を計り、1時間半で全問解き終えるようにしました。
それでも、一度も、合格点には届きませんでした。
すでに 時間がなかったため、民法は軽く読み流し、深入りはしませんでした。
よくでる借地借家法等の特別法は、さすがに繰り返しました。
それでも半分くらいは、とれていたので、
宅建業法と法令上の制限/税・その他は、何度も繰り返しましたが、宅建業法が、伸びず、苦戦しました。
本当は、過去問も10年分を何回も繰り返したほうが良いのかもしれません。
しかし、過去問を始めたときには、すでに試験まで、3週間を切っていました。
もう時間がありませんでしたので、直近5年分を3回転しました。
今となっては、それが良かったのかもしれません。
宅建試験前は、すでに決まっていた上の子の運動会があり、試験当日は、 試験直前まで、追い込み。
受験中は、統計、その他、宅建業法、法令、税、民法の順に解きました。
時間も1時間半で、全問解き終わり、見直しの時間も十分にとることができました。
宅建試験後は、いつも通りに家事や育児をし、寝る前に、自己採点しました。
自己採点では、34点。
ボーダー上でした。
あんなにやったのに。宅建試験、甘くない。
これでダメならば、しかたないと思いながら、 今日を迎えました。
速報で、合格点35点と知ったときは、「終わった」と、正直、思いました。
合格発表の照会をするにあたり、なかなかボタンが、 押せませんでした。
勇気を出して、ボタンをおしてみたところ、
「合格」の2文字がありました。
その瞬間、「うそー。信じられない」
涙があふれ、震えてきました。
きっといい意味でのマークミスがあったのだと思います。
(逆を返せば、かなりハイリスクにもなりますが)
合格したことが、信じられず、受験した県庁の合格発表の掲示板まで、見に行きました。
そこでも、確かに自分の受験番号がありました。
そして、外出から帰ってくると、合格通知が届いており、改めて合格したことを実感しました。
私は、居住地が過疎の進んでいるところに住んでいるため、出産して翌年度には、働きに出たいことで、
たまたま上の子を保育園に育児休業扱いとして、預けられたこと、夫がときに鞭を打ってくれたこと、
また、勉強時間が取れたこと等があったので、なんとか合格することができました。
中には、働きながら子育てや家事をし、その合間で宅建受験や、難関国家資格を受験し、見事合格している方もいます。
私は、そのような方をとても尊敬します。
独学で宅建受験をして感じたことは、本当に孤独です。
法律初学者は、特に。
わからないことがあっても、自力で調べるしかなく、何度もくじけました。
でも、くじけても、エールメールのように、励ましてくれる方もいたから、何とか立ち直り、勉強を続けられました。
もし、あ のときエールメールを申し込んでいなかったら、 独学で勉強していた私は、試験を棄権していました。
ありがとうございました!
<イッチャンより>
Sさんありがとうございました。
女性の方は、どうしても家事・お子さんのこと、そして出産が絡むケースがあります。
その中での向学心の思いを最後まで結果にするのは、とても大変なことだと思います。
本当におめでとうございました。
女性の受験生にとって、とても参考になると思います。
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