私は毎週3〜4回書店に立ち寄ります。
ウインドウショッピングのようにブックショッピングを楽しむのです。
と言っても興味を引く本の探索に推移し、その日は買わないということもよくあります。
今回紹介する本は、そんな中の一つです。
とは言っても、気になって手にとったもののあまりにもタイトルがマイナー過ぎるので購入対象からは外したのです。
『僕たちは地味な起業で食っていく』
派手な起業では・・・よくあるケースですが・・・
地味を前面に打ち出してくるとは・・・
手にとりぱらぱらっとめくったものの、面白そうまではいかずに元の場所に戻したのです。
その後、何回かいくつかの書店で見かけていました。
でも素通りするだけでした。
そんな時、自分が起業する立場になり、より私のアンテナが広域になっていたことと、もっと面白ろそうな取組みがないかとの欲求が強くなっていた時に再びこの本と出会ったです。
そして、改めて手に取り、目次の内容を見て購入しました。
購入後読んでみると、新鮮な考え方ですね。
私もメルマガなどで経験の棚卸しと、経験の活用についてアドバイスする方です。
しかも、その経験はその人が持っている何か固有な物の発見や抽出でした。
しかし、本書では、サラリーマンがサラリーマン勤めをする中で身につける能力に着目しているのです。
能力というよりは、作業や処理ですね。
事務職や営業職だったら必要に差し迫られるルーチンワークや突発仕事の対応です。
それを活用する考え方は、逆に新鮮でした。
そう考えて、私自身の身の回りや私の知人など想像しながら考えると確かにニーズがあるのです。
最近の書店では、『好きなこと』や『得意なこと』を活かして飯を食べいく考えが蔓延しています。
でも、実際は、そういう人は一部の人に限られています。
(それじゃ駄目だから、頑張れ的なものもあります)
強者に目を向けるのではなく、弱者に目をむける・・・
具体的などんな作業(業務)かというと・・・
・資料作り
・スケージュリング
・打ち合わせ及び議事録
・プレゼン
プレゼン以外は地味な作業ですが、結構手間がかかる雑務でもあります。
この雑務を手際よくこなせるのは、サラリーマンたる所以かもしれません。
その業務能力を活かすために、自分が表舞台に立つのではなく、表舞台の人を応援する。
いわゆる裏方さんですね。
裏方さんは実質は縁の下の力持ちであり、必要不可欠です。
そしてこういう裏方作業=バックアップやサポート作業に特化している方には、仕事が集まります。
実は、私もそうなのです。
器用貧乏ゆえにスペシャリストにはなりえませんが、参謀的な役割では能力が発揮できるのです。
(本当は、私は裏方派ですね。笑)
サラリーマン時代、いろんなことを頼まれました。
でもそれなりにこなして来ました。
要はニーズはあるのですね。
ですので、本書でかかれている「地味を活かす」には納得させられました。
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