さて、主要予備校の解答速報と合格推定点が出そろいました。

LEC、TAC、日建学院、大原・・・見事に割れました。
珍しいですね。

宅建業法での個数問題4問については、昨年より2問減りそれにより難易度が更に下がったといえます。

日建さんの総評をみると難易度は昨年と同程度との判断です。
しかし、推定点を2点あげているということは集まったデータの出来がかなり良かったのですね。
一番手で38点±1を出したということは、かなり勇気のいることです。
それだけ、データをみての客観的判断なのでしょう。

大原さんについては、正直アテになりません。
後日、よく変更してきます。
39±1は無謀でしょう。
それとも、大原での集まったデータが、それだけ優秀だったともとれなくはないですが・・・
きっと変更されることでしょう・・・
いつものことですから・・・

LECは、合格基準点が37点になった平成30年の予想は36±1でした。
今年も平成30年と同様の結果はあるか、それより1点上の38点も十分あり得るの見解でしょう。

日建が問42で疑義問題として、複数正解肢としています。
それゆえ38点±1としているのかもしれません。
それが、なければLECと同様の37±1とした可能性もありそうです。

疑義問題の行方も気になりますね。
一定期間で収束されるのか?
それとも、合格発表までいくのか?
合格発表まで疑義問題が行ったケースは、私が知る限りでも少ないです。

また、TACの解答が昨年に続き今年も遅れていますね。
人手不足なのかもしれませんね。

結果的には・・・LEC/大原と同じ解答になりました。
これにより、日建だけが問42に対して疑義問題を提起した形になります。

主要予備校の合格推定点は、3点予想です。
それだけにあたる可能性は高いです。

でも、はずれる年も全くないわけではありません。
予想外のイレギュラーなことが起こり、合格推定点が左右される年もありました。
予備校のどこも気づかないないようなどんでん返しがあった年もあります。

現時点での推定点をまとめてみました。

●令和2年主要先推定点一覧
(令和2年10月18日20時50分現在)

◎TAC  36±1
◎日建学院 38点±1 
◎大原   39±1
◎LEC  37±1

参考までに、昨年の令和元年の主要先予備校の推定点をあげます。

・・・・・・・・・・・

●令和元年主要先推定点一覧
(令和元年10月20日20時30分現在)

◎TAC  36±1
◎日建学院 36点 ±1 
◎大原   36±1
◎LEC  36±1

令和元年の合格基準点は35点でした。
3点予想の一番下側で着地したことになります。

ちなみに合格基準点が37点だった平成30年の試験直後の推定点は以下でした。

(平成30年10月21日現在)
◎TAC  36±1
◎日建学院 37点±1 
◎大原   35・36
◎LEC  36±1

こちらも割れていました。
TACとLECが仲良しでした。

これをみると・・・日建が凄そうに見えますが・・・誤解です。

・・・・・・・・・・・

今年の主要4校の推定点を整理します。
35点(1校)
36点(2校)
37点(3校)
38点(3校)
39点(2校)
40点(1校)

いずれにしても、まずは受験者の正答率がどうなったかが鍵になりますので、もう少し正答率の発表をみる必要があります。

皆さんの自己採点の結果も気にかかるところです。
毎年のことですが、推定点発表は始まったばかりです。

宅建受験生の中には、自己採点結果によって辛い夜になる方もいると思いますが、今後の動向に注意していきましょう。

また例年、試験直後はネットに書かれるコメントは高めのイメージになります。
そういうコメントをみていると、ボーダーラインの方には不安な気持ちも更に高まりが、ぐっとこらえて可能性を今は信じてみましょう。

令和2年・・・ついに38点に突入するのか?
自己採点37点の方にとってはとても心配ですよね。

それに、今年は2回目の試験が控えています。
合格率は15〜17%で推移します。
15%の下側になるのか?、それとも17%の上側になるかでも合格基準点の着地が違っています。
また、得点の分布状況がどこに集中しているのかも気になる所です。


宅建士試験4年目の平成30年は、波風がない年でした。
36点を期待しましたが合格基準点は、ついに37点になった年でした。

宅建士試験3年目の平成29年も、全く波風がない年でした。
34点を期待しましたが、前述のように合格基準点35点で着地しました。

宅建士試験2年目の年である平成28年は、日建で疑義問題がでましたが、
すぐに終息し、大方の予想通りに合格基準点は35点で着地しました。

宅建士最初の試験である平成27年は解答に関しては安定していました。
宅建業法での個数問題が更に増え、苦戦した受験生も多かったようです。
TACとLECが31±1、日建学院が30点±1、大原が32±1と予想は割れました。
結果的には、31点になりました。

宅建主任者最後の平成26年も割れませんでした。
大原さんの発表が翌日になりました。
TACとLECが33±1、日建学院が32点±1になりました。
結果的には、32点になりました。

平成25年は、問6が割れました。
主要予備校の予想は、TAC・大原・LECの33±1、
日建・ダイエックスの34±1、の2つにわかれました。
結果的には、平成24点同様の33点になりました。

平成24年は、問5が割れました。
予備校の予想は大原とLECが主軸が35点、TACと日建とダイエックスが主軸が34点。結果的には問5が複数正解となって33点でした。

平成23年は、全員正解の問題もあり、結果的には2年連続の36点になりました。

平成22年は久々の合格基準点が36点となり、かつ合格率も前年より下がったため残念な結末となりました。

平成19年は大きな波風はたちませんでしたが、それでも試験直後は36点でも不合格みたいな噂がでていました。
(結局は、35点が合格基準点です)

平成20年は予想より下方にはいきませんでしたが、それでも、試験直後は高めの噂が流れました。
(合格基準点は33点)

平成18年は、問49が2肢正解となり33点→34点で思わぬ逆転合格がでました。

平成21年は大方の予想がいい方にはずれ、合格率が上がったことにより、より多くの方が喜ぶ結果となりました。
(合格基準点は33点)

だから、まだボーダーの方は簡単にあきらめないでくださいね。
平成19年のような年もあります。
噂もいろんな形で立ちますので、必要以上に不必要な情報に左右されすぎないことです。

特に、沢山の予想一覧をまとめているサイトがありますが、正直見ることを勧めません。

実は、私も以前やっていましたが、結局は予備校の宣伝に協力しているようなものなのでやめました。
今は、信頼できるところだけの予想だけにしています。

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