主要な所が出そろいました。
しかし、今回の推定点の出し方はとても難しいと思います。
10月受験とは事情が違うからです。

●令和2年12/27受験主要先推定点一覧
(令和2年12月28日16時分現在)
LEC 37±1
TAC 38±1
日建  38点±1

昨年と10月受験の難易度とそれ以外の要素についても考慮しなくてはいけないことです。
それは・・・

1)受験率がどうなのか?
2)受験生の出来は、10月受験の方と比べてどうなの?
3)10月受験合格者数(29,728人)に対して、どの程度の合格者を出すのか?

1)受験率がどうなのか?
10月受験は82.8%と前年よりは高くなりました。
しかし、不動産適正取引推進機構の発表によると・・・
12月受験と10月受験の合計で、78.8%です。
予想通り、下がりましたね。

単純に12月受験の受験率をみると・・・なんと約64%です。

10月の38点の合格基準点をみて、如何に諦めた方がおおかったことか・・・
予想されたとはいえ、とても残念ですね。

2)受験生の出来は、10月受験の方と比べてどうなの?
こちらについても、モチベーションや受験生の意欲などを考えて、10月受験の方より下がる可能性があるのではないかと考えています。
受験率からみても・・・想像できてしまいます。

3)10月受験合格者数(29,728人)に対して、どの程度の合格者を出すのか?
令和元年の合格者数は、37,481人です。
令和元年の合格者数から令和2年10月の合格者数を引くと・・
37,481−29,728=7,753人

12月受験の申込数(55,121)に対して、12月の受験者数は以下でした。
35,250人

合格率が仮に10月同様の合格率(17.6%)とすると・・・
35,250人×17.6%=6,204人

令和元年の合格者数より約1,500人ほど低くなります。
7,753人→6,204人

予測されるのは、受験生の出来により合格率が変わると想定されます。
合格率は15%〜17%代で推移しています。

合格率を10月と同じ程度にするのか?
それとも、合格者数重視になるのか?
それによっても、結果は変わると思います。

日建さんが10月より低めの推定点にしているのは、そのあたりを勘案しているのではないかと思います。
もし、問題の難易度だけで判断すると、10月の予想を上回る点数である39点を上回る点数をだしてもおかしくないことになります。
でも、出さないのは勘案が働いているものと思います。
日建でもおそらくデータが不足しています。
しかも、受験直後の生のデータが不足しているはずです。
そのため、合格推定点の発表を翌日に回した・・・
日建の人の問題もあるとは思いますが・・・

何分、1年に2回の試験は初めてのことになります。
どこに国の施策などが重きになっているのか、予測は大変しずらいです。

合格基準点なのか?
合格率なのか?
10月と12月の合格者総数なのか?
それとも、東京オリンピック後を見越して宅建士試験の合格者数を増やそうとするのか?

ただ、受験自粛の要請をしたことを考えると増やそうとしていることはないかもしれません。
推測が大変しずらいですね。

言えることは、合格発表が越年することです。
合格発表日は、来年2月17日(水)です。

10月受験であれば、待つことも選択肢の一つとして考えていましたが、2月17日の発表後になると・・・
令和3年受験に向けては出遅れますね。

ボーダーライン上の方にとっては、早めのリベンジ対応が必要です。

私も来年より、セミナーや個別アドバイスなど(有料にはなりますが)行っていく予定です。

自己採点が37点〜36点の方は、令和3年リベンジ受験の準備を進めてつつ、合格の可能性を待つで良いと思います。
自己採点35点以下の方は、今年の試験問題での総括をやってから令和3年に向けての気持ちを切り替えていきましょう。

ボーダーライン上の方にとっては、辛い越年になります。
しかし、この苦難を乗り越えて得た合格は格別なものになりますよ。
12月受験は、12月受験したものでないと経験できなかったことですから・・・
貴重ですよ。

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