宅建試験は、1点1点の積み重ねです。
たかが1点ですが、されど1点です。
1点によって喜ぶ側にいたり、はたまた悲しむ側に廻ることになります。
たかが1点ですが、その人の運命が分かれます。
厳しいことですがこれが毎年宅建合格発表後に起こる現実の姿です。

そのため宅建試験について、1点の重みを十分に認識する事が重要です。

仮に受験した年の合格基準点が38点の場合、45点でも40点でも38点でも合格です。
しかし、37点では間違いなく不合格になります。

後1点なのに・・・

例年合格基準点の前後の点数には、沢山の方が該当します。
合格基準点は合格日まではわかりませんので、当然各予備校が出す合格推定点により、ある範囲でのボーダラインが必然的にしかれます。
自己採点がそのボーダーライン上の方が、1ヶ月半の間大変な不安と戦うことになります。

残念ながら現状の試験スタイルでは、どうしても毎年繰り返される出来事になります。

またマークシートの間違いがなかったか?と、毎年不安に思う方がかなりいます。
合格推定(予想)点より上の方でも心配の種はつきません。

この不安を少しでも和らげるために、ブログでは合格発表日までの間、いろんなエール・激励・サポートを行なっています。
そのため、毎年沢山の方が訪れることになります。
できることなら今この時点でこのブログを読まれているあなたには、この輪には入ってほしくないのが私の今の率直な気持ちです。
余裕の心持ちで合格発表日を迎えるあなたであってほしい。

それを実現するためには、1点の重みをしっかりと知るべきです。
1点だからといって、難問・奇問に執着しろということでは決してありません。

ゴルフでは30cmのパッドも、ドライバーでのロングショットも同じ一打です。
いくらドライバーがナイスショットでも、パッドを何打も叩けばスコアはくずれます。
グリーンまわりのアプローチを失敗すればスコアはまとまりません。

宅建試験も同じように、学習中や模擬試験において難問・奇問を正解すれば、確かに気持ちは爽快かもしれません。
がしかし得点は3点・4点とあるわけではありません。

基本問題と同じ1点です。

同じ1点であれば、基本問題の1点を固くとることの方がより確実です。

宅建に合格するためには、難しいテクニックもコツもいりません。

基本を押さえること。
基本である1点をおさえること。
基本である1点を積み重ねていくことです。

基本があれば、その延長上の多少の応用は突破できます。
宅建試験で初めて出くわす目新しい問題にもそれなりに対処できます。

基本をきっちりと理解していれば、どんな方式の問題が登場しようともあわてなければ対処できます。

よく試験後に宅建を難しく捉える感想をする方をよく目にします。
そのため、宅建試験を難しく捉えて次年度の学習を失敗する方をみかけます。

宅建試験のハードルを上げるも下げるも自分次第です。
自らにハードルを上げ過ぎることは決していいことではありません。

もちろん見下すことはもっとよくありませんが、敵を知った上で、宅建試験のハードルを下げてください。
自らの宅建試験のハードルを下げるためにも、1点の重みを自覚してください。

そうすれば必ず、あなたにとっての宅建試験の合格ラインは見えてくるはずです。

合格基準点が昨年初めて38点になりました。
38点というと・・・より宅建試験は難しくなったと思う方がいるかもしれません。
しかし、それは間違いです。
単に試験難易度が下がった要因が高いのです。
確かに、受験生の出来がよくなったこともあります。
しかし、それは昔とは違う学習をしやすいツールがそろっているからです。
それを上手に活用すれば、あなたも同条件です。

試験問題の難易度は一定ではありません。
ある年に急に難しくなったりします。
個数問題や組合せ問題がこれでもかというほど、でる年があるかもしれません。
そんな時に基本がしっかりできているかが、問われます。
決して応用力が問われるわけではないです。
私が15年間見てきて言えることです。

宅建士試験は決して難しく、複雑にしないこと。
シンプルにとらえていくこと、解釈していくことです。

宅建は決して難しい試験ではありません。
1点の重みを理解さえすれば、活路は開けます。

あなたの過去の状況がどうあれ・・・
学歴がどうであれ・・・
勉強ができなかったとしても、それはこれからのあなたの学習には関係ありません。

今をどうするか?
今後をどうしていくかだけです。

ハードルを自ら決してあげないように・・

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