8日後から新年度・新学期ですね。
今年の入学式は久し振りに普通に近い形で行われますね。
マスクの対応が気になるところではありますが、企業によって判断が違ってくるのでしょう。
フレッシュマンにとっては、久し振りに明るいかたちでスタートになったことは間違いありません。
その中でも、海外情勢は予断が許さないところではあります。
日本の対岸の火事というわけにはいきません。
それでも、先を見据えつつも、今のあなたの直面の課題に立ち向かっていきましょう。
新社会人、ファイト!
今回は、宅建独学者にとっての宅建アウトプット学習中のコツを紹介します。
ポイントを5つにまとまめました。
《アウトプット一色でのコツ》
1.細切れ時間の徹底活用
2.短時間集中
3.問題ランクA・Bを集中ターゲット
4.スピード、そして、繰り返し
5.継続こそ学習の信条
それぞれについて説明します。
1.【細切れ時間の徹底活用】
時間は限りあるものです。
一人に与えられた時間は、1日24時間。
これは、全員に対して平等に与えられたものです。
その内、どれくらいの時間を学習にあてられるかは、人それぞれであり、限られた時間をどう使うかは、あなた次第になります。
インプット学習中は、最低限、連続した時間がないと、なかなか頭に入っていきにくいですが、
アウトプット学習 → 問題を解くことは、問題によっては、短時間で1問を解くことが可能です。
1日24時間の細切れ時間をみた場合、10分、5分は誰にでもあります。
1分、30秒なら、もっとあるはずです。
問題によっては10秒で解けるもののあります。
10秒の細切れ時間がない人はいません。
細切れ時間は、本当にちょっとしたことでできます。
通勤電車で、乗換えが多い人にとっては、連続した時間はとりにくいですが、細切れなら可能です。
通勤電車が短時間の方でも、細切れなら可能です。
休憩時間に1問、2問、アウトプットなら可能です。
昼食後の眠気ざましの1問、十分可能ですね。
たばこで一服している時に1問、十分可能です。
細切れ時間を探してみると、結構あるものですよ。
細切れ時間を使って、トータルでの学習時間を確保してください。
細切れ時間の学習も立派な学習です。
2.【短時間集中】
人間は、集中できる時間に限りがあります。
私なんかは、30分が限界です。
もし、仮に1時間、集中できたとしたら・・・・
もう、脳はぐったりきてしばらく、頭を使う仕事は駄目かもしれません。
それだけ、本当に集中した場合は思考回路への負担は大きいといえます。
前項で、細切れ時間の活用を書きましたが、細切れ時間は、短時間であるからこそ、集中は簡単です。
ただ慣れない方にとっては、ちょっとした時間では難しい。
人ごみの中では、集中できないと思う方も多いと思います。
私も最初はそうでした。
図書館ですら、人の目が気になって・・・・
そのため最初は、強制的に自分の意思を強引に奮いたたせることにより、繰り返しているうちに、いつのまにか無意識のうちに、短時間でも、集中できるようになったのです。
あなたも、最初は、苦労するかもしれませんが、必ず慣れると思います。
絶対、大丈夫ですよ。
短時間集中は、実は、いろんなメリットを相乗効果で後々生み出してくれます。
3.【問題ランクA・Bをターゲット】
Aランク問題→普通の問題(基本的な問題)
Bランク問題→やや難しい問題
Cランク問題→難しい問題
平成18年 平成19年 平成20年
A 23問 26問 21問
B 17問 21問 22問
C 10問 3問 7問
平成21年 平成22年 平成23年
A 25問 28問 31問
B 20問 17問 15問
C 5問 5問 4問
平成24年 平成25年 平成26年
A 30問 25問 20問
B 14問 18問 24問
C 6問 7問 6問
上記からわかるように、合格するための最低条件の得点目安36点をとるためには、Aランクが完璧で、Bランクがある程度できれば大丈夫なのです。
逆に言えば、Cランクを正解できなくても合格できるのです。
平成26年でいえば、合格基準点は32点でした。
Aランクが満点なら20点、Bランクが半分の正解率で12点、合計32点で合格です。
平成27年も難易度がややあがったとはいえ考え方は同様です。
難易度が逆に下がった場合は、令和2年10月受験のように合格基準点が38点になるケースもでてきます。
しかし、考え方は同じですね。
アウトプットで、過去問を解いている時、Cランク問題を正解することに喜びを感じたりします。
難しい問題に勝利した喜びは、確かに癖になります。
しかし、所詮は、Cランク。
宅建本番では、そう容易く正解を導き出すことができません。
Cランクについては深入りせず、Aランクを完璧に、Bランクをより完璧にすることを目指してください。
4.【スピード、そして、繰り返し】
アウトプット学習において、1回転目より2回転目の方が問題を解くスピードは確実に上がります。
スピードが上がらないようなら、意識的に早く解くようにようにしてください。
スピードを上げて行くと、瞬時に解ける問題がでてきます。
宅建試験は、時間との勝負です。
基本的な問題は、短時間で解きそれ以外の問題に時間を割り当てていきます。
また、スピード学習は、直観力を育てます。
直感は、本当に大事ですよ。
直感は、結構当たります。
(直感を信じずに、失敗した例はよくあります・・・つまりは、解答を変えて不正解になる)
そして、瞬時の選択力・判断力がつくようになります。
上記の直感力とあわせて、宅建試験本番では大事な要素になります。
スピード化の効果を、是非、実践してみてください。
5.【継続こそ学習の信条】
あまりにも当たり前すぎることですよね。
当たり前なだけに、誰でもそう思えるだけに・・・
くじけてしまう現実があります。
アウトプット学習は、
項目・分野は違うけど、学習のスタイルは単純作業の繰り返しです。
それだけに、なれてくると、過去問を何回転もしていることに飽き、そしてこんなことをしていていいのだろうかと疑念を抱いてくるのです。
新しい予想問題に手をだしていく。
新しい問題をやれば、宅建試験での新しい問題になれる気がしますが、新しい問題は、常にあなたにとって新しい問題には変わりはありません。
似たような問題と遭遇することもありますが、その確率は低いです。
それよりも、基礎力を磨き、その基礎力に基づいて、直感力、選択力、判断力を駆使して、どんな問題がこようとも、宅建試験本番では正解を手繰り寄せていくのです。
3回転位して、満足してやめたら駄目ですよ。
歩みを止めては絶対にいけません。
過去問を何度か解いているうちに、実力がついたと思える時があります。
わかる問題は、直感的にわかってくるので、素晴らしく自分ができるようになった錯覚するのです。
今の自分に満足してしまうのです。
そうなると、ペースが段々と落ちたり、ひどい場合は途中で止めてしまうのです。
これではだめなことは、わかると思います。
あくまでも宅建試験当日にあなた自身をベストにもっていくが一番大事です。
そのためにも、『継続こそ学習の信条』
絶対に忘れないで下さい。
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