この宅建ブログでは、単に宅建だけにとらわれずに、資格全般と資格合格後を意識した内容として書いていた記事があります。
それが、『資格合格マインド☆徒然なるままに』になります。
資格取得がブームになりつつある中で、単に資格取得することだけが最終ゴールではない。
次につなげていくことが大事なんだ。
そういう思いで書き始めた記事です。
記事は、2010年1月3日より毎週日曜日に20話連載しました。
概ね好評をいただいた記事です。
いくつかをピックアップしてみますと・・・
・資格はとってからがスタート
・気力、体力、知力
・夢と現実
・学習に向く人向かない人
・考え方の二面性
・過去の栄光にしばられない
・常識の裏側にヒント
・自らの限界を決めない
・同時進行学習力
参考までに、最終話「同時進行学習力」の記事を転載してみます。
・・・ここから・・・
仕事において、沢山の仕事を併行してこなせるタイプの人がいます。それとは逆に一つのことしかできず、複数仕事を頼むとどれも中途半端な状態に終わらせる人もいます。ある専門職であれば、スペシャリストは歓迎されますが、今の時代は、総合的、複合的、トータル的な仕事が要求されます。日々、時代は変遷していきますし、技術も進化していきます。その中にあって、対応していくためには複合的な能力が必要です。営業であれば、営業だけができればいい。今は、決してそうではありません。例え、営業であっても他の職種の能力が要求されます。学習に話を置き換えると、今の時期宅建だけ学習している人・・・いえ、宅建だけ学習できる環境の人は少ないと思います。私自身も宅建を学習していたときは、技術系の学習、営業系の学習、マネジメントの学習、財務の学習などを同時進行でやっていました。技術系でも、機械分野もあれば、電気分野、ネットワーク分野もありました。学習だけではなく、いろんな本を読みますのでそういう観点でみるとかなり多岐にわたっていたと思います。宅建試験を受けるために宅建だけを学習する。決して間違いではありませんが、人間の度量、社会人としての実力アップを図っていく上では、トータルの社会人生活の時間を考えると物足りないと思います。また、同時進行の学習をすることは、それぞれの知識が広がるだけでなく連鎖しあいます。これが大事なのです。単体の知識の塊がいくつもあっても・・・1+1=2です。1+1+1=3です。でも連鎖しあえば・・・1+1=2×2=41+1+1=3×3=9連鎖が広がれば広がるほど、その差は更に広がっていきます。連鎖は、更に進化させ単に1本のつながりだけでなく、2本・3本とつながっていきます。そうなると、連鎖の拡がりは壮大になります。是非宅建試験に向けての学習1本にするよりも、他のものと組み合わせて複合的にしていきましょう。二兎追う者は一兎も得ずではなく・・・二兎追う者は二兎を得る。更に、三兎追う者は十兎を得るです。考え方を大きく広げていきましょう。
・・・ここまで・・・
宅建学習にゆとりがある今の時期だからこそ、あなたにとっての大切なヒントが隠されている可能性があります。
4月になれば誰でもまた学習意欲が芽生えてきます。
しかしその時期がすぎれば一過性となり、学習をやめる方も増えます。
だからこそ、4月より一歩前のこの3月に学習をスタートできた方は本物になりやすいのです。
そのためのきっかけになればと思いますよ。
是非、読んでみてくださいね。
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