今回のテーマは、反復と速度を意識するになります。
宅建学習において、反復することを私は推奨しています。
表現としては回転させると書いているため、初めての方にとってはわかりにくい方もいるかもしれません。
あるテキストを一通り学習したあと、もう1回一通り学習する。
さらにもう1回一通り学習する。
一度学習した所を読み直すと、当然のことながら2回目になりますので、仮に当初違和感を抱いていた項目でも多少なりとも緩和されています。
また覚えているところもあるため、1回目よりは間違いなく読みやすくなります。
ここで注意していただきたいのは、漫然と反復を繰り返すのではなく速度を意識してほしいのです。
前述のように慣れと2回目での読みやすさもあり、何もしなくとも速度は、自然とあがるはずです。
でも、なかには途中で立ち止まってしまい、その項目でそれなりの時間を費やしてしまうこともあると思います。
学習期間や時間がたっぷりとあるのであれば構わないのですが、誰しも限られた時間の中で学習しています。
それだけに効率を上げるべく速度を意識してほしいのです。
特に、速度に対する意識はアウトプットの過去問を解く際に、重要になってくると思います。
早く解く意識は頭の回転をよくしますし、直感やひらめきにもつながっていきます。
また宅建試験本番では、限られた時間の中で瞬時に判断していく場面があります。
そんなとき、日ごろから速度を意識していれば、できるだけあせらず対処できることにつながっていきます。
もちろん、速度には個人差があります。
自分の中で、1回目より速度を意識的に早くしてみるなどの工夫をしてみてください。
自分なりに早くなっていれば、それでいいと思います。
ストップウォッチを使ってタイムなどを計る必要は、もちろんありません。
意識的に取り組んでいくことが大事だと思います。
反復と速度に対する意識。
是非、この両方を意識して、今後の学習に取り組んでください。
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