3ヶ月学習の方は、今はアウトプット学習をばく進中だと思います。
調子はどうですか?
はかどっていますか?
あせっていませんか?
ここで、宅建アウトプット中のあなたに一つアドバイスがあります。
そのアドバイスとは、「アウトプットにインプットのスパイスを!」です。
アウトプット学習を、今後より早く、より効率的に回転をさせるためには、途中でインプット学習を適時加えることが適切です。
何を今更インプットをと思われる方もいると思います。
それはアウトプット学習では、繰り返し、繰り返し過去問を解いていくので、3回転位させるとそれなりに解けるようになった。
→ 自分の本来の実力以上に、実力があがったと過信する。
過信はとても危険なことです。
実力がアップしているのは間違いないのですが、自信が過剰になると、途中でやめたり、基本をおろそかにしてしまうおそれがあるためです。
「宅建なんて、簡単じゃん!!」
短期間の学習で得た実力で、相手をなめてかかるようになると、段々と実力が下降していき、宅建試験本番では残念な結果に終わる可能性がでてきます。
10回転以上した上での自信であれば、それはそれでいいのですが、それ未満であれば自分の実力は低めにとらえておくべきです。
問題構成によって、成績は乱高下します。
運良くあなたにとってのいい問題に出会えれば、宅建に一発合格するでしょう。
でもそうでなかったら・・・不合格の可能性の方がでてくると思います。
一昨年のような個数問題の連続はその典型です。
回転させればさせるほど、解くスピードは飛躍的にアップしますので、そこに思わぬ過信が生まれてくるのです。
苦手な問題もそれなりに解けてしまうので、できるようになったと思ってしまうのです。
学習が雑になるのです。
ですから、ちょっと問題をひねられると、途端に間違ってしまうものなのです。
これを宅建試験本番で、あなたには絶対にやってほしくはないのです。
一つの問題の間違いが、一つの問題の間違いだけで終わらなくなる現実があります。
それは他の問題を解くときにも悪影響を及ぼし、思わぬ間違い日頃では絶対間違わない問題を落としてしまうのです。
アウトプット学習での回転学習は、効果が発揮される学習ではありますが万能ではありません。
そこで、ここで登場してくるのが、「インプットスパイス法」です。
解くのに時間がかかる問題、何となく苦手に感じる問題、よく間違う問題、何回かに1度間違う問題。
これはすなわち、その問題に関連している分野や項目がまだ不安定の状態なのです。
それをそのままの状態で回転させるよりも、ここはその分野や項目のテキストをひも解き、繰り返し復習するのです。
一見、遠回りのようですが確実な方法です。
例えば、法令上の制限の中の建築物の用途制限を、勘違いして間違う場合、用途地域別規制の一覧表で確認するだけでなく、自分なりのわかりやすいパターンに書きなおして、理解する工夫をしてください。
実際の自分の身近にある建物・自分が見れる地区や街並みの光景に置き換えて、イメージを膨らませていくことです。
また、ある程度の期間をおいて知識を再インプットすることは、脳に刺激を与えることになりますし、記憶の連鎖が働きやすくなり、今までわかりにくかったことが、すんなりとわかったりします。
もちろんそれは、今まであなたがアウトプット学習を頑張ってきたからだこそです。
インプット学習があってこそのアウトプット学習。
アウトプット学習中に、今一度インプットのスパイスをかけてみてください。
見事にあなたなりの宅建料理の味に仕上がっていくはずです。
3ヶ月学習の詳細については、以下の電子書籍をお読みくださいね。
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