宅建試験後に必ず発生する状況があります。
それがボーダーラインです。
合格基準点が毎年一定ではないため、どうしても仕方のないことなのですが必ずボーダーラインが生まれます。
本当に悲しいことに・・
残念なことに・・
誰かが・・・
しかもかなり多くの方が・・・・
毎年該当することになります。
今年のボーダーラインは34点〜38点になると思います。
ボーダーラインは、各予備校(サイト)推定点をもとに発生します。
推定点・予想点である以上は確定点ではないので、実際は自分自身が真のボーダーにいたかどうかは、合格基準点が確定する合格発表日である11月26日までは誰にもわからないことになります。
令和5年のボーダーラインは34点〜37点でした。
結果は2年連続の36点。
令和4年のボーダーラインは38点〜34点でした。
結果は36点。
(没問で全員正解問題があっての36点です)
令和3年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は34点。
令和2年のボーダーラインは39点〜35点でした。
結果は38点。
令和元年のボーダーラインは37点〜35点でした。
結果は35点。
平成30年のボーダーラインは38点〜35点でした。
結果は37点。
平成29年のボーダーラインは35点〜33点でした。
結果は35点。
平成28年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は35点。
平成27年のボーダーラインは33点〜29点でした。
結果は31点。
平成26年のボーダーラインは34点〜31点でした。
結果は32点。
平成25年のボーダーラインは35点〜32点でした。
結果は33点。
平成24年のボーダーラインは36点〜33点でした。
結果は33点(複数正解肢あり)
平成23年のはボーダーラインは37点〜32点でした。
結果は36点(誤記問で全員正解問題あり)
平成22年のボーダーラインは36点〜34点でした。
こちらも結果は36点。
この時期になると、毎年のことですが買い物したりしたレシートが、ボーダラインの下側の数字の組合せだったらうれしくなったりします。
データは確かに精度が高くなっているとは思いますが、でも全受験生のデータがみれる訳ではないので、あくまでも単なる予想にすぎないことに変わりありません。
また国の政策なども影響を受ける可能性もあります。
最終的には、関係者によって決定されることなので、結局のところは11月21日にならないと私達がわからない状況には変わりはありません。
今年は、推定点が均一化しボーダーラインが少なくなっています。
受験生の真の出来はどうだったのか?
得点分布はどうなのか?
今年の合格者数は?
合格率が高めになるのか、それとも低めになるのかでも大きく違ってきます。
気持ちの切り替えができた方は、次にむかって進みましょう。
(参考になる記事も今後アップする予定です)
でもどうしても諦めきれない人は、とことんこだわってみるのも決して悪いことではありません。
時間の無駄かどうかはその人にとっての価値観にもよります。
諦めてと言われても、どうしても諦めきれないで自分の仕事や周りの仕事に影響を与えるのであれば、とことん合格にこだわった上で目の前の仕事も人一倍頑張る。
そういう気概が必要です。
とかく今の世の中あっさりしすぎている方が多いので、昔堅気のこだわりも大事です。
(そのためか私の周りの60代・70代は元気な人が多いです)
特にこれからの次代を担う方には、いい意味でのこだわりは必要です。
何かに賭けてみる。
こういう冒険心も必要です。
やんちゃさも大事です。
何でもかんでもみんなと一緒ではなく、個性は絶対に必要です。
その上で、必要に応じてグループ化・プロジェクト化してワンチームになる。
無難からは無難な結果しか絶対に生まれません。
コツコツと研究を積み重ねる。
こういう地道さも必要です。
その上で、大きな発見につながる・・・
自由な発想、独創的な発想が今後ますます必要になります。
もちろん待っている間、いろんな今後のことを考えていきましょう。
時間はお金に換えられないほど大切です。
最近は、考える時間が不足している方が多いので、是非この機会に意識して実行してみましょう。
考えることにお金はかかりません。
自分の脳をとことん考えることに使ってみましょう。
いろんなアイディアが浮かんだりします。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、ある瞬間に一気に感覚が芽生えます。
待つ経験は長い人生の中で、これからまだまだあると思います。
宅建合格発表までの約1ヶ月ちょっとは確かに長いです。
でも人生の中で考えれば、短い期間だと言えます。
待った結果、残念な結論がでる可能性はあります。
その可能性がある以上は、駄目なときの覚悟を作っておく必要があります。
この待つ経験により、来年のあなたは精神的により強くなっていることは間違いありません。
待つことは、前述のようにくよくよ毎日悩むことではありません。
もちろん、悶々として過ごすことでもありません。
合格の可能性を信じて、そしてアクティブに考え活動しながら発表を待つことです。
ここに意義があります。
是非、前向きな気持ちになって待ってみる。
いろんな前向きなことを考えて待ってみる。
私の受験経験は、既に先日お話ししましたが、私自身は試験後ボーダーライン上にすらいませんでした。
それでも合格しています。
運がよかったといえばそれまでですが、相当に苦しんだことには間違いありません。
それから考えれば、ボーダーライン上と言えども、今あなたは合格できる可能性の位置にいるのです。
合格確率は分かれますが可能性は残されているのです。
合格できるチャンスは残されているのです。
そのことを絶対に忘れないで下さい。
昨年もありました。
合格を諦めていて、来年の相談を受けていたら合格しちゃった・・・
学習相談を考えていたら、合格しっちゃった・・・
珍しいことではありません。
まだまだ、合格発表日までには日数があります。
是非自分を信じて、この1ヶ月ちょっとをアクティブに過ごしてみてください。
これを乗り切ったあなたは、自分自身に自信がついているはずです。
不安になった時は、まずはゆったりと深呼吸して心を落ち着かせてください。
それから過去の合格者の喜びの声を読んでみてください。
きっと、勇気・元気が出ることと思います。
卒業生の多くが越えてきた道です。
あなたにもできます。
宅建合格の吉報が、あなたのもとにも今年届くことを心から祈ります。
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