令和6年宅建士試験が終了して1週間がたちました。
例年であれば、主要予備校+αの合格推定点を継続して掲載するのですが、数年前よりやめました。
住宅新報社と特定講師の予想掲載もやめました。
ただ、どうしても合格基準点がどうなるのかボーダーラインの方にとっては気になると思いますので、参考まで過去の例を紹介します。
過去、いろんなドラマがありました。
温故知新・・・
突然、イレギュラーなことが起こっても慌てないためにも知っておいて下さい。
私がこのブログを開設した年に、いきなりイレギュラーなことが起きました。平成18年・・最後まで複数回答肢になる可能性を示差していたのは、1社だけでした。もちろん大手予備校ではありません。(あの4校ではありません)最終的に2つの解答の可能性を示していたのは予備校としては、日ビ法だけでした。試験後に特設サイトもできましたが、発表の段階では完全に終息していたのです。(実際には、複数正解の可能性を最後まで示唆していたのは、日ビ法とこのブログだけです。)結果は、複数正解肢ちなみに、その時の状況をブログ過去記事より転載します。・・・・平成18年の記事転載ここから・・・・『平成18年宅建試験☆某県の合格基準点のフライング!!』平成18年宅建試験前日に、あっけない結末を迎えてしまいました。某県県報号外による合格基準点が34点と判明してしまいました。この号外が間違いとは考えにくいので、ほぼ確定と言って間違いないと思います。前日に、こんな形で判明するとは、今年の受験生は本当にお気の毒に思います。自己採点34点以上の方も、素直には万歳とは言えないと思います。そのネックになっているのが、論議をよんだ49問目にあります。現状日ビ以外の各予備校は4肢を正解としていますが、3肢正解または3肢と4肢正解の可能性も残っていると思います。合格基準点はわかったしまいましたが、機構側の正解解答の発表によっては、思いも寄らない展開がある可能性があります。
・・・・平成18年の記事転載ここまで・・・・
何と、フライングがあり合格基準点が前日に判明してしまったのです。
この時点で自己採点33点の方は駄目になるのですが、私は可能性を信じたのです。
結果は、3肢と4肢の複数正解。
よって、自己採点33点で3肢が正解だった方も合格したのでした。
一旦、突き落とされてジェットコースターのように再急浮上・・・
大変な平成18年でした。
令和6年宅建試験の最終的な結論は11月26日にしかわからない現実に変わりはありません。
今年の状況をみれば平成18年のような複数正解は起こる可能性は少ないかもしれません。
ボーダーの方にとっては、はっきりしない状況が続くことはお気の毒ですが現実の姿です。
でも、資格学校が予想し得ない判断を主催者側がした年もあるのです。
次週以降に紹介できればと思います。
心情的には36点になってほしいですね。
(令和4年は没問がなかったら・・・35点で着地した可能性もあるのでは思いも残っているため)
いやそうあってほしい。
毎年思うことですが、1点下がるだけで多くの方に笑顔が届きます。
試験が終わった後は、どうしても1点でも下がって多くの方に笑顔が届いてほしいとなるわけです。
ラガーマン精神です。
ラグビーワールドカップ日本代表や各国選手から学びましたよね。
ノーサイド・・・
試験前のブログやメルマガ・電子書籍では、絶対にボーダーに来ちゃダメですよと口を酸っぱくして書いていますが、宅建試験後にはやはりボーダーの方の心情を考えてしまうわけです。
今年こそは・・・
今年こそは・・・
奇跡的な結末もたまにはいいのでは?
と考えてしまうのです。
令和元年も、そういえば大方の予想に反して予備校最下限の35点で着地しました。
自信をもって37点と主張していたサイトもありましたね。
揺れる大阪万博の何かしらの好影響はないのかしら?
合格率が一昨年と同程度は必要ですが・・・
今年は宅建士として10回目の試験。
願うことなら、昨年と同程度かそれ以上の合格率になってほしいですね。
もちろん、35点ならいうことなしですが・・・
一人でも多くの方に、合格の吉報を!
宅建士試験合格!!
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