不動産適正取引推進機構によりますと、今年(令和6年)の受験者数は、241,054人(速報値)です。
申込者数が、301,336人、受験率が80.0%。
受験率は、昨年より少しだけ落ちましたが、受験者自体は24万台になりました。
ちなみに、過去の状況をまとめています。
(令和元年以前は、10月受験のみです)
令和5年
受験者数 233,276人
申込者数 289,8096人
受験率 80.7%
令和4年
*10月1度の試験に戻る
受験者数 226,048人
申込者数 283,856人
受験率 79.6%
令和3年(10・12月受験合計)
受験者数 234,714人
申込者数 296,518人
受験率 79.2%
令和2年(10・12月受験合計)
受験者数⇒204,250人
申込者数⇒259,284人
受験率 ⇒78.8%
令和元年は、
受験者数⇒220,797人
申込者数⇒276,019人
受験率 ⇒80.0%
平成30年は、
受験者数⇒213,993人
申込者数⇒265,444人
受験率 ⇒80.6%
平成29年は、
受験者数⇒209,353人
申込者数⇒258,511人
受験率 ⇒81.0%
平成28年は、
受験者数⇒198,463人
申込者数⇒245,742人
受験率 ⇒80.8%
平成27年は、
受験者数⇒194,926人
申込者数⇒243,199人
受験率 ⇒80.2%
平成26年は、
受験者数⇒192,092人
申込者数⇒238,343人
受験率 ⇒80.6%
平成25年は、
受験者数⇒186,304人
申込者数⇒234,586人
受験率 ⇒79.4%
平成24年は、
受験者数⇒191,169人
申込者数⇒236,350人
受験率 ⇒80.9%
平成23年は、
受験者数⇒188,572人
申込者数⇒231,596人
受験率 ⇒81.4%
平成22年は、
受験者数⇒186,542人
申込者数⇒228,214人
受験率 ⇒81.7%
平成21年は、
受験者数⇒195,515人
申込者数⇒241,944人
受験率 ⇒80.8%
過去20年間の受験者数・合格率・合格点データを見てみました。
平成13年 14年 15年
受験者数 165,104人 169,657人 169,625人
合格率 15.3% 17.3% 15.3%
合格点 34点 36点 35点
16年 17年 18年
受験者数 173.457人 181,880人 193,573人
合格率 15.9% 17.3% 17.1%
合格点 32点 33点 34点
19年 20年 21年
受験者数 209,684人 209,415人 195,515人
合格率 17.3% 16.2% 17.9%
合格点 35点 33点 33点
22年 23年 24年
受験者数 186,542人 188,572人 191,169人
合格率 15.2% 16.1% 16.7%
合格点 36点 36点 33点
25年 26年 27年
受験者数 186,304人 192,029人 198,375人
合格率 15.3% 17.5% 15.4%
合格点 33点 32点 31点
28年 29年 30年
受験者数 198,463人 209,353人 213,993人
合格率 15.4% 15.6% 15.6%
合格点 35点 35点 37点
令和元年 令和2年(10月) 令和2年(12月)
受験者数 220,797人 168,989人 35,261人
合格率 17.0% 17.6% 13.1%
合格点 35点 38点 36点
令和3年(10月) 令和3年(12月) 令和4年
受験者数 209,749人 24,965人 226,048人
合格率 17.9% 15.6% 17.0%
合格点 34点 34点 36点
令和5年
受験者数 233,276人
合格率 17.2%
合格点 36点
合格率17%台が平成17年から19年まで3年連続しましたが、平成20年においては、大きく下がりました。
しかし、平成21年は17.9%と大幅アップとなり予想以上に大方の予想をはずしたうれしい年でした。
その後、15%の合格率が主流になりましたが、平成24年は16%台、平成26年はなんと17%台になりました。
そして、令和元年〜5年(12月受験は除く)は17%台を維持しています。
平成24年は複数正解肢があった年です。
平成26年は宅建主任者試験として最後の年でした。
今年も、昨年同様またはそれ以上の合格率を期待します。
1%以上前年より合格率を下げているのは、平成20年・平成22年・平成25年・平成27年を含めて平成では過去7回あります。
平成2年・平成15年は、前年より2%下げているのに驚きでしたが、平成22年はそれを更に上回って2.7%の下げ、平成27年も2.1%の下げになりました。
(令和2年12月受験は事情が異なるため省いています)
逆に前年より合格率が上がった年をみると一覧表に掲載しただけでも、11回あります。
その内、1%以上上がっているのは5回あります。
2%以上でも2回あります。
平成26年は宅建主任者試験最後の試験のためか?
2.2%持ち直しました。
令和2年も1.4%アップですから・・・
平成27年宅建士試験に変わってから、15.4%が2年連続しました。
その後の平成29年・30年の2年間はややアップの15.6%が続いています。
令和元年、こちらの欄で35点の可能性を書きました。
35点になるには・・・合格率が17%台になること・・・
結果は、見事合格率が17%になり、合格基準点が35点になりました。
そういう年が実際にあるのです。
(前年の15.6%から大幅アップです)
令和2年(10月受験)では、39点になるのではの声も一部のまとめサイトなどで上がっていました。
結果は38点・・・それでも、過去に合格基準点の高さになりました。
問題の難易度や受験生の状況によっては、合格基準点はかわりますが、それにしても38点はどうなのか?と感じました。
令和3年(10月受験)では、36点の声がある中、35点までの可能性を示唆するサイトが多かったですが、結果的には34点。
いかに、予想というのがあてにならないかがわかりますね。
合格率が17.9%・・・
34点の可能性を示唆したのは、当サイトだけではなかったかと思います。
令和4年は、予備校の推定点が割れました。
日建の下方修正もありました。
合格発表日には、なんと没問もでました。
結果は、36点・・・
いろんな意味で残念な気分になりました。
そして令和5年は、平穏な状況で受験生にとっては近年では一番落ち着いた年と言えます。
合格基準点は、主要予備校3点予想(日建は2点予想)の下限で決着しました。
下限で決着する方が、予備校側からみると上限で決着するより、受験生に良いイメージでとられやすくなります。
合格基準点は、合格証書の印刷の関係などを考えれば10月下旬には、答えがでているのではないかと思います。
ただ私達が知りえるのは、11月26日合格発表日の機構側の発表を待つしかありません。
(速報は、11月26日の日付けが変わった時点で今年もJ社からでると思います)
一昨年までは、11月末か12月頭の水曜日の合格発表が当たり前だったので、例年より1週間ちょっと早くなっています。
これもDX化の良い流れの結果だと感じます。
以前より、短い待機期間で合格発表を迎えられることは大変良いことですね。
何とか一人でも多くの方に喜びが届いてほしい。
あなたの合格を祈ります。
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