前回はインプットについて書きました。
今回は、アウトプットになります。
インプットをしてアウトプットをする。
これは自然の流れです。
テキストでインプットだけをして、宅建試験に臨む。
流石に、こういうことをされる人はまずいないです。
合格確率は0ではありませんが、かなり低くなります。
宅建試験の出題形式を考えれば、当然のことになります。
ではでは、出題形式といえば・・・4択の達人になる?
これも無謀です。
正解の番号数は、ある程度ばらけていますので、仮に1だけ全てマークしても合格はしません。
きっちりとインプットで学習したことを、宅建の問題形式で回答できるように学習する必要が絶対にあります。
学習期間後半での比重は圧倒的にアウトプット学習になります。
ただ、ここに落とし穴があるのです。
私が想定しているアウトプット学習があります。
ブログを読まれている方は、まず想定した通りに学習していると思っていました。
しかし、カウンセリングやセミナーでお話しを聞くと・・・
不足しているのです。
文章だけだと言葉足らずの部分もあります。
(今後は、ユーチューブでも公開できればとは考えています)
同じ過去問1問を解くでも、1問解いたという意味を履き違えている方もいました。
過去問10年分、3回転やりました。
その割には・・・基本問題をそれなりに間違っている。
こういう結果に陥り易いです。
セミナーやカウンセリングでは、そういうことを聞かれなくてもアドバイスしているようにしています。
宅建講師の方と話しても、同じ考え方の人はいます。
折角、アウトプットで過去問を解いていくわけですから、1問1問、自分の実になるような解き方をしてほしいですね。
私が推奨している解き方は・・・
1)問題文を全文読む→正解を求めているのか?、間違いを求めているのか?
2)選択肢を1問ずつ読む→正解か?間違いかを決める。
何故正解か?何故間違いを言えるようにする。
3)解説・解答を1肢づつ確認する
→自分が誤った肢にはチェックを入れておく。
よく問題文を読んで、仮に選択肢1番目で正解肢とわかったら、それで終わりにして次の問題にいく方がいます。
これは、1問解いたことにはなりません。
1肢づつ理由づけする。
解答・解説もしっかりと読み込む。
是非、実践してくださいね。
これにより、実力は飛躍的に伸びますし、基本問題でのケアレスミスが減ります。
そんなミスしないよと言っているあなたがいたとしたら・・・
それは危険です。
実際にあなたが本番で問題を解くのは、宅建試験会場です。
試験会場は独特の雰囲気と緊張感に包まれています。
だから、思わぬケアレスミスをするのです。
普段だったら、絶対間違わない問題をミスするのです。
それを最小限に抑えるために、日々のトレーニングがあります。
それが1肢1肢大切に解き、解説・解答でしっかりと確認していくことなのです。
どんな一流なアスリートでも基礎トレーニングはかかせません。
学習も同じです。
基礎がついた・・・その時点で基礎トレーニングをやめたら・・・
もちろん、落ちていきます。
宅建模擬試験で高得点をとっていたが、実際の試験で失敗する。
こういうところに要因があると思います。
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