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宅建合格体験記

学習の途中で、ヤル気をなくした私でしたが、
光り輝く宅建主任者のあの人の姿を思い出した時、
何故か、心の底から熱い気持ちがこみあげてきました。

あの人とは・・・・・

もちろん、私が宅建試験を受ける気にさせた、
某不動産会社の女性の宅建主任者さんです。


輝いて仕事をこなす彼女の姿を脳裏に浮かべると、
心のもやもやも、だんだんとなくなっていきました。


「よし、やるぞ!!」


鏡の前で声を出し、学習再開を決意しました。

と同時に、合格した時の自分の光景を、
頭の中でイメージし、
更に、更に、「絶対合格するんだ!」の気持ちを、
強くしていきました。


それからの私は、とにかく時間を見つけては、
テキストを開き、学習を続けていきました。

「権利関係」の3周目が終わった後、
いよいよアウトプットにとりかかりました。

「出る順ウォーク問(権利関係)」の1ページ目を開き、
過去問を解いていきました。

テキストの知識のインプットでは、
3周目になると、
かなりスピードアップされましたが、
流石に、アウトプットとなると勝手が違います。

かなりの高い確率で・・・・・・・
まちがうのです。

4肢の中から、正解肢を選ぶのですが、
どれもこれも正しい内容に見えてしまいます。
それでも、2肢まで絞り込めるものもありますが、
意味がわからないので、なかなか正解肢にたどり着けない。

権利関係テキスト3周完了で、学習速度がアップしただけに、
試験問題が解けるようになったと錯覚したようです。


アウトプットが正しくできてこそ、初めて正解肢を導けます。

いずれにしても、悪戦苦闘しながら、
「出る順ウォーク問(権利関係)」を、
最後のページまで解いていきました。

解いた結果は、惨憺(さんたん)たる内容であったことは、
言うまでもありません。

宅建試験まで、2ヶ月を切った時点ではありましたが、
未だ、合格の可能性すら見えない状況であることには、
かわりありませんでした。

しかし、後戻りはできない。
とにかく、
「やるきゃない!!」と、
心の中で誓う私でした。


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最初のアウトプット(権利関係)で、予想外の苦戦をしいられた私でした。

権利関係の苦手意識は、高まるばかり・・・・

いかん、いかん、いかんとですばい、このままでは・・・。
気をとりなおした私は、アウトプット2周目に入りました。

1周目に、間違った問題には、レ点の印をつけることにしました。

「その時のレ点を記した数は何個ですか?」

お願いです。
そんなことは、聞かないでください。
正直な所、ほとんど大半かも・・・・・・・・


2周目、まだまだ、苦戦だらけです。

ただ、少しづつですが、何となく、解ける問題が出てきました。

何となく、こんなことで光明の灯りがともるものです。
(単純かも?)

2周目を終わって、レ点の数を、1周目と比較してみると、
やや減少しています。


この調子だと、回せば回すほど、
結構、解けるようになるかもと思い始めました。


3周目になり、気がついたことがあります。

問題は、正しい答えを見つけろと言っているのか?
それとも、間違った答えを見つけろと言っているのか?という事です。

であれば、問題を読んで、正しい答えを見つけろと言っている問題には、
○をつける。
間違った答えを見つけろと言っている問題には、×をつける。

解答肢を読む場合にも、正しい内容なら○をつける。
間違った内容なら×をつける。

これなら、解いた後、一目瞭然(いちもくりょうぜん)になります。

もちろん問題が○なら、解答肢の○があったものが、正解となります。

当たり前のことですが、意外と大事なことなのです。


これは後に、公開模試や実際の試験でも役立ちました。

問題文が正しい答えを求めているのか?
間違った答えを求めているのか?
試験本番では、意外とわからなくなるものです。


この習慣を身に付けると、問題文を読んで、
すぐに、問題の求めている事が、
感覚的にわかるようになります。

そのおかげで、間違って、逆の解答をしてしまったなんてことは、
絶対になくなります。

マークシートへの転記間違いも防げます。


宅建試験は、1点が大変重要です。
当たり前のことを確実にすることが重要なのです。

その結果、3周目のレ点は、大幅に減りました。


ひょっとして、民法の達人になったのではないの??
浮かれる私・・・・・

そんなに、世の中、甘い訳がない!


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権利関係のアウトプット学習ですっかり自信をつけた私でした。

意気揚々(いきようよう)で、
次の分野である宅建業法に取り組みました。

宅建業法は、権利関係と打って変わり、
ポンポンとリズミカルに進んでいきました。

権利関係同様に、問題文と解答肢に○×をつけ、
間違えた問題には、レ点をつけました。

権利関係と違ったのは、レ点の数が格段に少なかったこと。

しかも、2回転目、3回転目となると、
もっと、もっと解くスピードが上がりました。


電車の中で解いていると、次の駅につく間に2問、3問解けるのです。
リズミカルに解けるので、結構、楽しくできました。
JR線なので、駅間が私鉄より距離があるという事もあります。

3周目のレ点の数になると、
本当に少ない。
わずか、2〜3問です。

短期学習の私としては、
予想外の展開でした。

ますます調子に乗った私は、
最後の分野である法令上の制限・税その他に、
取り掛かりました。

法令上の制限は、建築科出身と言うこともあり、
一番なじみがある分野です。
建築基準法、都市計画法、結構うれしくなる言葉です。

あくまでも、言葉だけです。

建築学科卒業したてならいざ知らず、
しかも、建築関係の仕事をしているならいざ知らず、
卒業からかなりたっており、かつ、違う業界に進んだ私には・・・
初物に近い感覚がありました。


ちなみに、大学のゼミは都市計画です。
もちろん、卒論も都市計画系です。
一応、某新聞にも掲載されました。


しかし、法律の中味はあまり勉強していないので、
やはり・・・・・初物に近いことは変わりありません・・・・・。

そうはいいつつも、やはり、
建築科出身の見栄はありました。
それ故、法令上の制限は、必要以上に勉強しました。

勉強の時間は、かなり費やしたという意味です。

実際の出来は、どうだったのでしょうか???


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法令上の制限についてのアウトプットも、
予定通り、3回転、廻しました。
(初めての方のために→3回転、過去問集3回繰り返したということです)

使用したテキストは、「出る順」ウォーク問です。

宅建業法ほどの正解率はありませんでしたが、
予想よりは、レ点をつけた(間違った)問題は、
少なかったと思います。

「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」の出る順ウォーク問を、
それぞれ、3回転、廻したわけですが、
その時の気持ちとしては、すっかり、宅建知識が身についたと思いました。
不思議と、余裕の自信すら出てきました。
(怖い、怖い・・・)

宅建試験、恐れるに足らず!!
(自信過剰??)

その時は、すっかり、そう思っていました。

そこで、思い立ったのが、前年の問題を一度、解いてみよう!
1問〜50問まで、
本試験と同じ全分野を含んだ問題を解いてみようと・・・・

たまたま、手元に前年の問題があったので、早速、解いて見ました。

いざ、解いてみると、わかる問題とわからない問題の両極端。
予想以上にわかりにくい問題がありました。

う〜ん、うーん。
苦しみながらも、正解をひねり出していきました。

初めて、50問を解いた感想は、意外と大変。
結構、疲れました。


さあ、気を取り直して、いざ、採点です。


さあ、待望の結果は??


うそー!40点!!
てなわけはないですね。

何と、合格レベルの35点!
そんなわけもない。

今の時点なら、30点か?
それむやむなし、とんでもはっぷんぷん。


何と、何と、たったの、ただの20点です。


『ガビーン!!』


絶望です。
宅建の合格の炎は、一気に鎮火しました。

今までの自信はどこへやら・・・・・
まさに、カウンターパンチを受けた後のようです。


やはり、世の中そんなに甘くはなかった。


「ああーーーー時間がないーーーーー。」


試験まで、1ヶ月半を切りました。


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20点と言うあまりにも情けない得点に、
しばし傷心の私でしたが、
そこは、持ち前の楽観主義で、
一晩、熟睡すれば、元の前向きな自分に戻っていました。
(このあたりは、持ち前の性格に感謝・・・)


とにかく、テキストをもう1度、2度と繰り返し読もう!
過去問をもっともっと繰り返し学習をしよう!

「さあー、やってやるぞ!!」
の気持ちに、メラメラとなりました。

それに、実戦に近い場で50問を解く練習をする必要があると、
感じました。


そうした時、ふと思い出したのが、
以前、某予備校さんのパンフレットをもらった時に、
公開模試のことが書かれていたことです。


早速、部屋のどこかに埋もれているだろうパンフレットを、
探索することにしました。
その結果、やっとの思いで発見。
公開模試のページを読んでみました。


公開模試は、5回にわたって実施されています。

これは、5回全部受けるべきだと、
直感で、確信しました。


翌日、某予備校の受付で、早速申し込みました。

某予備校で、ちゅうちょなく決めたのは、
第一に、公開模試の実施回数が5回あったことです。

確か、他の予備校は、1回だけだったと思います。
正直、1回だけだと、雰囲気と感じはつかめても、
トレーニングにはならないと感じたからです。

第二に、家から一番近かったことです。
私鉄で一駅、駅から歩いて5分の場所です。
距離の近さは、とっても重要です。

根気のない私でも、毎週、
何とか通えたことは言うまでもありません。

この点では、恵まれていたと思います。

実際、私鉄で一駅の所に予備校がある環境の人は、
意外と少ないのではないかと思います。


特に、地方の方にとっては、厳しいことだと思います。
そのため、1回だけ、公開模試を受けて、
自己管理の下で、通信で宅建試験と同じ時間帯に、
自宅受験での模試を行うようにしてください。

できるだけ、同じ環境にあわせることです。
間違っても、テキストや過去問をみて解かないでください。
いくら、合格点をとっても、何の意味もなくなります。

必ず、試験本番と同じように何も見ないでやってください。


次回からは、
公開模試の模様と毎回の結果をお送りします。
(今週より、掲載の頻度が週2〜3回となります)

結果は、泣き笑いの連続です・・・・・


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