宅建公開模試の必須確認6事項の続編です。
【宅建公開模試での確認事項】
1.試験問題形式、解答用紙の記入方法の確認
2.試験問題の解き方練習
3.試験場での雰囲気の場慣れ
4.時間配分の確認
5.解答後の見直し確認
6.マークシートの慣れ
後半の4.〜6.について紹介します。
4.時間配分の確認
・宅建試験は、試験時間120分を単純に50問で割ると、
1問あたり2.4分の時間配分になります。
実際は、見直し時間やマークシートへの転記時間などありますので、
1問2分とすると、2分×50問=100分になります。
数十秒以下で解ける問題もありますし、
3分以上かかる問題もあります。
・マークシートへの転記は、1問1問解くたびにするよりも、
一通り、解き終わった後に転記することを私はお勧めしています。
試験後のアンケートでは、1問毎の転記が圧倒的でした。
参考までに昨年の例を書きます。
〇『平成24年宅建試験において、マーク転記のタイミングについて 』
投票数:101票
・1問ずつ転記した 71件 (70.3%)
・分野ごとに転記した 5件 (5.0%)
・ある程度解答してから転記した 11件 (10.9%)
・一番最後にまとめて転記した 14件 (13.9%)
確実に1問ずつという方が圧倒的に多いですね。
私の考えは、宅建試験は時間との戦いなので、
時間効率を考えた場合、作業をある程度まとめてか、
一括でまとめてやった方が早いと思います。
また、人間のミスもその方が発生率は低くなります。
ただし、自分が慣れしたんだ方法を試験直前に変えるのは
よくありませんので、基本的には公開模試でとられた方法
を踏襲してください。
修正する場合は微調整にしてください。
いきなり、一括転記への変更は勇気がいりますので。
昨年の方のコメントがあります。
昨日既に読まれた方もいるかもしれませんが、
読まれていない方は是非、参考にしてください。
5.解答後の見直し確認
・問題を50問解き終わった後、
すぐ、マークシートに転記したい気分になるはずです。
残り時間が、後数分しかない場合は、すぐに転記してください。
普通は、残り時間が10分〜20分あるはずですから、
1問目から順にざっと見直してください。
・見直しのポイントは、考え直して、解答を変えることではありません。
あきらかな間違いを、マークシート転記の前に、見つけるためです。
・注意点は、考え直して悩んで解答を変えないこと。
よほどの確信があれば別ですが、
まず変えないほうが絶対いい結果がでます。
私自身の経験では、見直しの段階で変えてしまったため、
4点をロスしました。
4点ですよ。
普通なら、不合格になっていたとしてもおかしくない所です。
ファーストインスピレーション⇒直感での解答が、
案外、正しいものであることを忘れないでください。
変えて後悔するより、初志貫徹の方が自分自身が
納得できやすいですよ。
6.マークシートの慣れ
・マークシートについては、いろんな試験で慣れているはずです。
でも、宅建試験の後、このマークシート転記ミスの不安を
コメントに書かれる方が実際には多いです。
普段そんなに心配をしない人も心配されます。
それだけに要注意です。
今、笑っていられるあなたも、もし宅建試験本番で苦戦した場合、
気にされる可能性が高くなります。
・消しゴムの消し方が悪かったのではないか?
鉛筆の書き方が薄かったのではないか?
ちゃんとぬりつぶしただろうか?
順番がずれていないだろうか?
二つマークをしたのではないか?・・・
マークミスの心配をあげたらきりがありません。
普段では絶対に気にならないことが、
苦戦したことが要因で大変気にされる方が、
毎年沢山でてきます。
これが現実です。
実際は、マークシートを気にされる方の方が、
しっかりとされている場合が多いです。
気にならない方の方が、案外マークミスをしたりします。
これも毎年必ずと言っていいほどあります。
(自己採点で合格のはずなのに、実際は合格していなかった)
とにかく、落ち着いてやれば、絶対に大丈夫です。
これにつきます。
そのための練習ですから・・・
2回に渡って紹介しました公開模試での確認事項。
今一度、昨日の記事とあわせてもう一度読み直して、
今後の模試に備えてください。
2回にわたって紹介した記事の目的は、
あなたが宅建試験本番で成功するためです。
模試で成功するためではありません。
模試はあくまでも確認の場です。
そのことを忘れずに模試でやるべきことをしっかりと
把握して取り組みましょう。
前編を読んでいない方は、以下の記事を忘れずに
読んで下さいね。
最後にお知らせです。
3社模試の他に、今年も昨年に続きあの模試が実施されることが
決定しました。
SEEPです。
9月16日(祝)に西新宿になります。
もちろん、模試の後は宮嵜先生からの解説についての生講義があります。
また、あわせて下記の教材も配布されます。(予定)
・宮嵜の精選テーマ ポイント集
・法改正、統計資料
定員は85名ですので、お早めの申込をしてくださいね。
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