昨日、リベンジの方に向けてのメッセージを送りましたが、
本日は、平成22年宅建試験受験に向けての構想を
考えてみたいと思います。
リベンジされる方は、
当然の如く平成22年が二度目の受験になります。
初受験者と大きく違う点は、
平成21年宅建受験経験及びそのための学習経験があることです。
学習した知識は、既に忘れているものがあるものの、
初受験者より優位に立っていることには、間違いありません。
その優位を、更に倍増、三倍増させて、
平成22年宅建試験本番で圧倒的優位にたたなくてはいけません。
つまりは、ぶっちぎりの合格です。
それでこそ、今からリベンジ決意した意味があります。
大いなる圧倒的優位をいかして、
試験本番で横綱相撲をとってほしいのです。
さて、構想ですが、
まず、使うテキストですが、判断は二つに分かれます。
1.今までのテキスト・過去問を使う
2.新規に揃えなおす。
これについては、今年の結果を振り返っていただき、
30点以下であったなら、テキストがあなたにあっていない
可能性があるので、スパッとかえてみてください。
また、新しいもの好きな方、
気分を一新させたい方は、過去問とあわせてかえてみるのも
いいと思います。
テキストの一番の私のお勧めは、
LECさんの出る順 です。
今年、出る順にスパッとかえて、見事リベンジされた方も
結構いると思います。
逆に、1点差、2点差で涙を呑まれた方は、
無理にテキストを変える必要はありません。
基本的には、今年使ったものをそのまま使ってください。
補填、補充するものを新しく購入してみてください。
(今後出る2010年版を購入してください。)
今年、あなたが使ったテキストは、あなたの歴史が刻まれています。
その歴史の上に上乗せしていったほうが効果的だと思います。
過去問など、
例えば、5年巻分(250問)使用していた方は、
10年分(500問)に増やすことは有効的です。
平成21年は、今までない問題もでましたが、
これは来年も変わりません。
新しい問題を意識しすぎ、大事なことを見失ってはいけません。
基本をおさえれば、合格圏内に確実に入れることです。
その基本は、やはり、過去問にはじまり過去問に終わると思います。
絶対に、新問、難問、奇問マニアにはならないでくださいね。
次に、必要なことは、
問題を読んでの読解力、選択肢を読んでの判断力があります。
これを磨くのは、残念ながら一朝一夕ではできません。
宅建学習だけでなく、
日頃からの新聞を読む、読書するなどの積み重ね、
日頃の生活などの物事の考え方にも左右されてきます。
また、漫画やゲームなどのイメージや映像に普段の多く接している方、
テレビ中心の方など、活字と縁が少ない方は、
活字と触れる機会を増やすことも大局的な宅建学習対策、
引いては資格試験対策になると言えます。
日頃活字になれている年配の方が、
短い学習期間でそれなりの成果を出している例があります。
これなどが典型的な日頃の活字と慣れ親しんだ、
それによる読解力、判断力、選択力を知らず知らずに
身につけているからこそだと思います。
普段の社会経験も大事な要素となります。
どんな問題に直面しても、あわてない、どうじない。
瞬時の判断力が成否を分けていくと感じます。
いずれしても、時間をかけてコツコツ頑張る人は強いと思います。
今の効率優先の世の中だけに、特に感じます。
学習期間は、
人それぞれの考え方、学習環境にもよりますので、
来年の自分自身の予定を考えて、
長期間(6ヶ月以上)、中期間(5〜4ヶ月)、小期間(3ヶ月未満)の
どれを選択するかは、よく考えて決めてください。
私のブログでは、
当面は、長期間学習をされる方を前提に、
今後、アドバイスを行なっていきます。
但し、長期間学習をされる方は、宅建1本ではなく、
他の資格も織り交ぜた戦略をたてていくことになります。
二頭を追うものは一頭も得ずではなくて、
二頭を追うものは二頭を得る、
三頭を追うものは三頭を得る形にしていくことになります。
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