『宅建学習の極意☆頑張るあなたに勝利は微笑む!』
過去連載していた記事です。
その中から、テキストを読む速度について紹介します。
・・・過去記事(ここから)・・・・
速読については、沢山の本が市販されていますが、ここでは一般に書かれている速度習得ではなく、意識的に早く読んで学習能力を向上させるレベルの速読になります。読む速度 → 早く読む ⇒ 速読ペース。早く読もうとすると、最初は、慣れなくて大変な面もありますが、何回も読んでいるといつのまにやら早く読めるようになっています。テキストを2度目、3度目の方が、過去の記憶・イメージがあるので必然的に早くなるのは当然です。誰でも、2度目、3度目の方が早く読めるようになります。また、意識的に実行することにより、更に早く読めるようになります。日頃慣れていない方は、早くを意識すると知識として定着しにく、理解もできないような気になると思います。でも、実際はそうではありません。繰り返しにより記憶の定着が増しますし、早いサイクルの方が脳が活性化されて、また前回の記憶がより残っているため知識の上積みがしやすいと思います。テキストを少なくとも3回読めばそれなりに記憶が定着しますし、1回目にわからないことでも2回目にわかる。1・2回目にわからないことでも3回目にわかる。これは、よくあることです。人間の脳は、本当に良くできています。同じテキストを繰り返せば、繰り返すほど、確実に自分のものになっていくのですから・・・・繰り返していくうちに、ある症状がでるかたがいます。私もその一人です。新しいテキストや問題集をつい買いたくなることです。身に覚えのある方もいませんか?出版社側からすれば、大変ありがたいことですが、決して勧められません。同じテキストなら、読むスピードが更にアップし、知識もより一層定着していくのに・・・そこに新しいテキストを入れたら、読むスピードも大幅に減速しまし折角の過去の知識とのつながりが複雑になります。また、人間は、新しい事を覚えると、古いものを忘れていくようになっています。折角、覚えたことを忘れるのは、本当にもったないことです。特に、過去問を繰り返していると、この症状がでます。3回転させたけど、まだやるの?5回転で十分じゃない?10回転やった、いい加減に新しい問題やりたい!この気持ちは、本当によくわかりますが、絞りこんだ方が合格は近くなります。時間に余裕のある方なら、沢山のものに手をだすのは本人の自由です。高得点を狙いたい方には、とめはしません。でも、限られた時間の中で学習されている方は同じテキストを何度も何度も繰り返すことが、最短距離になると思います。速読は、一般的には沢山の本を読める効能がありますが、宅建学習においては繰り返すための速読であった方が効果は高いです。もちろん、速度は人と比較しては駄目です。自分の中で、昨日より今日、今日より明日と速度アップしていけば十分です。他人と比較しないこと。これも大事な要素です。
・・・過去記事(ここまで)・・・
いかがでしょうか?
参考になりましたでしょうか?