今日は、10月9日です。
宅建試験まで、後9日となりました。
ついに一桁台ですね。
宅建試験解法編4回目です。
前回は、未確定問題の選択肢の絞込みを紹介しました。
今回は、未確定数チェック、マークシート、未確定の対処になります。
前回は、選択肢につけた記号(○、×、△、?)のいろんなパターンを
考えてみました。
ズバリ、正解を引き寄せられる問題もあれば、
惑わされる、難航する問題もあります。
学習においては、Cランクはできなくてもいいのですが、
こと試験においては、Cランクだからといって捨てるわけには
いきません。
この違いを履き違えないでくださいね。
ただし、最初からCランクにどっぷりつかり、
時間だけを浪費するのは絶対にいけません。
A.Bランク ⇒ あなたがわかる問題を一通りやりおえた後、
1点、1点を上積していく努力、粘りをみせるのです。
あなたのあらゆるものを全て総動員させて、対処していくのです。
まずは、問題の未確定分のチェックです。
未確定数が、何個かを確認しましょう。
そして、残り時間を確認しましょう。
残り時間が10分以下で、
まだ、マークシートの転記が終わってない人は、
先に、確定問題(◎)のマークシートの転記をすませましょう!
・未確定数 ⇒ 15個以上
正直、多すぎます。
スピーディに未確定問題を、確定させていきましょう。
ゆっくり、考えている時間はありません。
スピーディに直感を信じて、
とにかく、わからなくても全部解答しましょう。
(マークシート転記を忘れずに)
・未確定数 ⇒ 10〜14個
これも多すぎます。
こちらも、できるだけ、直感的に、未確定問題を確定させていきましょう。
・未確定数 ⇒5〜9個
一般的な未確定量だと思います。
やや熟考と直感の組み合わせで確定させてください。
民法以外のものを優先的に、スピーディに確定させましょう。
・未確定数 ⇒4問以下。
ある程度、じっくりと絞り込んでください。
悩むタイプの方は直感を優先的に、
悩まないタイプの方は良く論理的に消去法で対処ください。
但し、時間は、必ず意識して進めてください。
試験終了の前には、
受験番号、名前の確認、
マークシートの転記の確認を行います。
マークシートもれは致命的です。
そのため、5分位は必要です。
時間に余力がある方は、
全体的な見直しも実施してください。
(ここでいう見直しは、確認作業のことです。
選択肢を迷った問題を考え直すという意味ではありません。
くれぐれも、下手に修正しないように・・・絶対ですよ)
私自身は、最初の記号付けが終わったのは、
試験開始後90分でした。
1問あたり、平均1.8分で解きました。
残り時間、30分ですから、
解答の確定、見直し確認、マークシート転記、
全体的な見直し、受験番号・名前・マークシート転記の確認で、
タイムアップとなりました。
模試の時と比べると、ペースはあきらかに落ちています。
やはり、本番は、本番特有のムードがあります。
私の場合は、それ以外の要素が多分にありましたが、
通常が大丈夫だったから、本番でも絶対大丈夫といえないところが、
試験たる所以ですね。
次にマークシートです。
まとめて転記される場合は、
つける位置をまちがえないでくださいね。
番号を確認しながら、塗りつぶしましょう。
当たり前のことを毎度書くのですが、
「そんなの大丈夫にきまっているだろ」という人ほど危険です。
むしろ、心配性の方が転記ミスは少ないと思います。
最後は、未確定問題の対処です。
私自身は、未確定問題数は、5問前後だったと思います。
全て、権利関係だったと記憶しています。
権利関係のためか、こんなパターンが残りました。
A【問題文】○
○1.・・・・
○2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
B【問題文】○
○1.・・・・
△2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
最初の見直しで、確定しきれず、一旦保留して、最初のマークシート後、
再度、見直しました。
A【問題文】○
○1.・・・・
○2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
3は全く歯が立たない内容でしたので、1と2で最終判断することにしました。
1と2は、どちらも○のように思えました。
こうなると、確率は、2分の1です。
よく読んでみると、1の方がより○のように思えてきました。
よって、迷わず、1を○にし、確定◎です。
B【問題文】○
○1.・・・・
△2.・・・・
△3.・・・・
×4.・・・・
1を読み直すと、やはり、絶対○と思えました。
2と3を読み直すと、2が×と判断しました。
3は、あやふやのままです。
こうなると、1を再度読み直し、
自分を信じて、1の唯一の○を信じて、確定◎です。
さて、結果はどうだったのでしょうか?
このままのままだったら、両問とも正解でした。
実は、時間があったので、
最終の見直しで、つい余計な考えが脳裏に浮かび、
解答をかえてしまったのです。
絶対しけはいけないことを、やっちゃったのです。
本当に、解答を土壇場で変えるのは、いい結果に結びつきにくいです。
明らかな転記ミスとか勘違いはいいのですが、
悩む問題はよくありません。
下手に変えない事。
これ、鉄則です。
もし、これにより、ボーダーラインにきてしまったら、
これにより、不合格になってしまったら、
後で、必ず後悔することになります。
初志貫徹しましょう。
さて、どうしても、解答を確定出来ないときはどうすべきか?
最初は確率4分の1ですが、
おそらく、この時点では、3分の1か2分の1だと思います。
特に、この2分の1をどうするかが成否を分けます。
最終的には、エイヤーで決める場面も出るとは思います。
そんな時の最終手段です。
平成18年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 10問
2.⇒ 14問
3.⇒ 13問
4.⇒ 14問
(問49が3.と4.の両方正解)
平成18年の例でいけば、
2か3か4がいいのかも知れません。
平成19年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 14問
2.⇒ 10問
3.⇒ 9問
4.⇒ 17問
平成19年の例でいけば、
1か4でしょうか?
しかし、
平成20年宅建試験では、
正解肢1.⇒ 11問
2.⇒ 12問
3.⇒ 13問
4.⇒ 14問
見事な分散です。
こうなると、しいていえば3か4になります。
(正直、運まかせになります)
エイヤーは、本当に最終手段なので、
最後まで、正解の可能性をあなたの力で探ってくださいね。
最後の1分1秒まで諦めなければ、道は開けるはずです。
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