6月5日に今年の宅建試験が公告されました。
しかし、驚きましたね。
早期の宅地建物取引士の資格取得を迫られていない方については、なるべく今年度の受験申込みを自粛の要請・・・
本当に驚きです。
三密を避けるために、間隔をあけるとどうしても現状での会場だけでは足りなくなります。
苦肉の決断だったのでしょう。
宅建士は不動産実務でこそ、発揮されます。
しかし、誰でも受験できる試験である以上は来る者拒まずの姿勢であるべきです。
私は、前向きに資格試験に取り組む方は受験する権利はあります。
ですので、予定通りに受験申込をすることをオススメします。
但し、会場の問題があるので早くインターネット申込で希望する会場を抑えることをオススメします。
特に、東京都・神奈川県・埼玉県など首都圏や大都市圏は早めの手続きをしてくださいね。
さて、本題に戻ります。
平成21年宅建試験より宅建業法の問題が、16問 → 20問に増えました。
50問中20問ですから、実に4割になっています。
平成21年・24年・25年の合格基準点は33点でしたから、もし宅建業法を満点とれたなら、後13点を他の分野から正解をすれば合格でした。
平成22年・23年の合格基準点は36点でしたから、宅建業法を満点とれたらなら後16点で合格となりました。
平成26年の合格基準点は32点でしたから、宅建業法を満点とれたらなら後12点で合格となりました。
昨年平成27年の合格基準は、31点。
31−20=11点です。
平成28年〜昨年の令和元年でも同様です。
もちろん、宅建業法で満点がとれたら・・・の話です。
ここ数年、宅建業法の中に難問が入るようになりましたし、平成24年のようにいやというほど個数問題が集中すると、20点満点をとるのは厳しい現実もあります。
平成27年は、個数問題・組合せ問題が更に増えましたので、満点など無理だと思う方が多いかもしれません。
しかし、その分1肢ごとの難易度はそうでもないので、準備しだいでは可能です。
令和元年は、36点予想が高いなか35点になりました。
合格基準点が予想より1点下がったので、34点の方は悔いが残りました。
後1点とれたら・・・
その1点をとりやすいのが宅建業法なのです。
20点が無理でも19点・18点なら可能性があります。
それだけウェートが高く可能性ある宅建業法。
そのためにとる宅建業法の戦略。
その戦略とは何か?
⇒宅建業法を細部にわたって、隅から隅まで徹底的に勉強する。
答えはNOです。
高得点をとるために、とにかくあらゆる出そうな可能性の問題をしらみつぶしにつぶしていく。
予想問題を徹底的に手を出していく。
時間がありあまっている方なら否定はしません。
でも大半の方が学習時間の捻出に苦労している現実があります。
それでは、どうするのか??
◎Aランクである基本的な問題を絶対確実なものにする。
⇒完全、完璧にです。
例年宅建業法は、満点を目指して皆さん学習されます。
結果的には難問ができたとしても、1問・2問と基本問題を取りこぼします。
人によっては3問・4問・5問も有り得ます。
私もそうでした。
宅建業法満点目標のはずだったのに、悪くても1問のはずだったのに・・・
結果は・・・・・・悲惨・・・・みじめ。
宅建試験後の自己採点の後、もう一度宅建試験問題を解きなおしてみると、「何でこんなの間違うの?」と言うような問題を間違っていたのです。
これが現実です。
宅建試験合格に特別な戦略は必要ありません。
秘策も必要ありません。
あえて戦略を一言でいうならば、キーワードは『基本に忠実であれ!!』
基本重視の戦略です。
このブログを長く読んでいる方にとっては、耳にたこの言葉かもしれません。
初めてこのブログに訪れた方、最近訪れ始めた方はしっかりと脳裏にやきつけてください。
心の中にしっかりと植えつけてください。
『基本に忠実であれ!!』
基本重視を目指す以上は基本が完璧であること。
Aランクはもちろん100%ゲットする。
1問のミスも許されません。
営業の世界ではプロセスももちろん成果を出すためには重要なのですが、結果が全てです。
99%=未達成
目標にした物件がとれなければ、もちろんゼロです。
宅建試験の宅建業法においても、この不退転の意志を貫いてほしいのです。
100%を成し得るためには、難しい戦術は必要ありません。
いたってシンプルです。
基本問題を繰り返し、繰り返し解く事。
しかも、スピードを上げていく・・
問題によっては、条件反射的に正解肢があなたの右脳でイメージできるレベルまで高めてください。
Aランクがパーフェクトになれば、Bランクも徹底してください。
実際のところ、基本がパーフェクトであれば、Bランクの正答率も上がりますし、Cランクも正解肢を本番でたぐり寄せる実力が身についていきます。
(Cランク問題を全く解くなということでありませんので、間違えないようにしてください。
出る順などで3回転させるときには、Cランクも3回転させてください。
その上で、Aランクをもう3回転、Bランクをもう2回転といった具合です。)
通常のアウトプット学習の中では、Aランク・Bランク・Cランクが、混ざった問題を繰り返して解くことになります。
学習度合い、試験までの時期によっては、Aランク問題に集中する戦術も大変有効です。
毎年、繰り返し学習をしていると、本当に繰り返しばかりで大丈夫なの?
予想問題やらなくていいの?と心配される方がいます。
試験当日、解けたという感触がなく、自己採点の前に厳しい結果になると悲観に言う方もいます。
でも結果は・・・合格。
→自己採点も、40点以上だった。
また人によっては・・・
ボーダーラインにさえひっかからないと思っていたけど、ボーダーとなり見事合格。
→合格基準点スレスレで合格。
合格は40点以上であろうと・・・
合格基準点スレスレであろうと・・・
合格は合格です。
同じ合格という2文字にかわりはありません。
最終的にあなたにとって大事なことは、一発で合格することです。
『基本に忠実であれ!!』
宅建業法にこそ、一番いえることです。
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