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アウトプット学習

日曜より、9月に入ります。
台風が心配ですが、・・・

宅建直前期に突入です。
学習のギアを一段あげましょうね。

さて、宅建アウトプット学習のポイント、今回は法令上の制限対策のコツです。
今は、宅建学習アウトプット真っ只中の方が多いと思います。

法令上の制限は、用語や数値が沢山登場し、意外と勘違いしやすい分野になります。
法令上の制限の項目によっては苦手な方もいると思います。
自分なりに、うまく工夫しイメージを膨らませて覚えていくことが大事です。

宅建業法は、誰もが得意とする分野です。
そのため、試験問題の内容によっては差がつきにくいともいえます。
(それだけに、ケアレスミスは許されません)

そう考えるとある意味、法令上の制限の出来が、宅建試験の合格基準点突破に影響するともいえます。
平成21年からの問題数が1問減により、宅建業法ばかりにクローズアップがいっているなかで、しっかりと押さえれば、他の人と差をつける可能性を秘めています。

ただし法令上の制限は、得点しやすいようで間違えやすい分野でもあります。
うっかりミス、勘違いミス、数値や対象範囲があやふやとなって、間違いに吸い込まれていく・・・
正しく理解していたつもりだけど、宅建試験本番で、どっちだっかわからなくなる。
意外とあることです。
残念ながら一旦迷走を始めると、不思議と間違った方向に吸い込まれていきます。

また、一通り解き終わった後、解答を見直したときに、妙に気になり、解答の判断を迷い、結局、答えを修正して間違えたなんてことにもなります。
私自身も経験者です。
明暗を分ける法令上の制限。
しっかりと自分の味方につけましょう。

法令上の制限のアウトプット学習でのコツは、

1.実際の建物、風景をみて、できるだけ右脳を使ってイメージしながら脳に記憶を植えつける。
あなたの目(レンズ)で、右脳のカメラを使って、パッシャ、パッシャと撮ってください。
 
2.過去問で間違えた問題は、間違え問題の解説を読むだけでなく、関連する用語、数値をまとめて復習する。

3.数値は、カードを活用する。
特に、カードは、関連する数値一覧表作成だけでなく、見方をいくつか変えてのカードを作成する。
特に、間違えやすい数値には効果あり。
(今なら、スマホのいろんなアプリを使うのも一手です。)

4.宅建業法同様、回転させるスピードを上げること。
右脳で覚えたことは直感的に解答ができます。
*下手に左脳を使って、考えすぎないことです。
考えすぎると間違いを誘発しやすくなります。

私自身、数値では建築基準法の防火・準防火をよくまちがえました。
学習しているときは自信があるのに、何故か間違えてしまう。
これは、もう理屈では語れません。

ブラックホールや磁力で引き寄せられるように、ついつい間違いに引き込まれてしまうのです。

車を運転していてよく間違う道があります。
不思議と何ヶ月ぶりかに行くと同じように間違うのです。

この負の潜在の記憶の流れを止める必要があります。

そのため、私は、いろんな角度から、数値を引っ張りだせるようにしたのです。それにより、パーフェクトに近づけました。

一応、建築学科出身なので・・・・・
都市計画専攻でしたから・・・・
でも、細かい数値は関係ありませんから・・・

要は、宅建問題を解くのに建築出身、法科出身は関係ありません。
下手な余計な知識がない方が、宅建学習はしやすい。
そんな気がします。
ですからあまり深く考えないで、右脳をしっかり使ってくださいね。

現場に沢山のヒントがあります。
現場で確認したことは、イメージと組み合わせたものは、なかなか忘れません。
通勤の電車から見る光景の中にも、沢山のイメージングのヒントが隠されています。
数値と用語に嫌気がさしたら、外にでてみましょう。

実地学習でリフレッシュできますし、ものによっては権利関係の学習とも結びつきます。
過去の受験生の中で、用地めぐりドライブをされていた方もいました。
これも一つの方法です。

法令上の制限、自分の味方につけましょう。

宅建アウトプット学習のポイント、今回は宅建業法完全攻略です。

平成21年度宅建試験より、宅建業法は問題数が16問から20問になりました。
宅建合格を考えると、この宅建業法を制しないと、合格はおぼつかなくなります。

逆に考えれば、この宅建業法を確実に抑えることができれば、あなたの合格はグッと近づきます。

今回は、そんな宅建業法の完全攻略について掘り下げていきます。
平成18年〜27年宅建試験を見た場合・・・

Aランク:基本問題      
Bランク:やや難しい問題     
Cランク:難しい問題  


  【平成18年】【平成19年】【平成20年】【平成21年】
A:  12問        10問     9問    13問    
B:   3問     6問     4問     6問     
C:   1問     0問     3問     1問     
(合計)16問    16問    16問    20問   

  【平成22年】【平成23年】【平成24年】【平成25年】
A:  17問        15問    12問    14問
B:   3問     5問     6問     6問
C:   1問     0問     2問     0問  
(合計)20問    20問    20問    20問

  【平成26年】【平成27年】
A:  13問         12問 
B:   5問      6問    
C:   2問      2問 
(合計)20問     20問

圧倒的に、基本問題が多く、難しい問題であるCランクの比率は低くなります。
(平成19年、平成23年、平成25年はCランクは0です)
平成28年は、再び難易度がさがりましたので、Aランクの比率があがったことになります。

平成20年は今までにない面食らう出題パターンがありました。
平成24年は、個数問題がこれでもかと沢山でました。
平成25・26年も同様の傾向が続き、受験生は対策をして臨みました。
しかし、平成27年は更に個数問題が組み合わせ問題を絡めて増えたのです。
そう考えると、一見、頭を抱えてしまいますが、
冷静に考えれば、それなりにきちんと対策をして、
基礎をしっかりと押さえて慎重に問題を対処していけば、
個数問題のハードルはあるものの、正解に導けるのです。

個数問題としてのハードルがまずあるので、出題者としては問題としての難易度は抑えられるのです。

いろんな出題パターンになれる作戦もいいのですが、何分学習時間に限りがあります。
いろんな出題パターンは、冷静に落ち着いて解いていけば、道が開ける可能性が秘められています。

特に、基本がしっかりしていれば、それを基盤として、正解肢を手繰り寄せられるのです。

今まであなたがしてきた経験、読解力、判断力、分析力を総動員すれば、知識はある程度でも、答えを導き出せる可能性はあるのです。

そのため、基本問題をパーフェクトに押さえるようにしてください。
基本の1問も、難しい1問も同じ1問にかわりありません。
基本をとりこぼすことが、よっぽどもったいないことです。

ですが、事実、取りこぼす人が多いのが現実です。
本番の試験では、普段やらないミスを侵しやすくなります。

私もそうでしたから・・・

特に、今現在、自信のあるあなた。
模試でそれなりの結果がでているあなた。

一番危険です。

試験本番で思わぬ魔の手が伸びてきます・・・

平成20年で難化した宅建業法も平成21年では、元通りの難易度に戻っています。
平成22年ではもっと難易度がさがりました。
平成24年では、一転個数問題により明暗が分かれました。
平成25・26年は、平成24年での個数・組合せ問題の経験がありましたので、事前の対処準備はできました。
平成26年は更にCランク問題が復活しましたが、皆立場は一緒です。
平成27年は個数問題も増えました、消去法は通じませんが、その分、難易度は抑えられています。
平成28年は前述のように難易度がさがりました。基本的な学習をこなされた方にとっては救われた年になりました。
平成29年は前年同様の難易度になり、基準点が1点下がることも期待されましたが平成28年と同じに基準点になりました。
平成30年は更にやや難易度が下がり、更に受験生の出来も良かったこともあり、ついに37点になりました。
令和元年は、やや難易度があがり36点の大方の予想でしたが見事に良い方に外れて35点でした。
35点の可能性を示唆していたのは当ブログだけでした。
令和2年は、初の38点台は必然的な流れでした。
中には39点もさも当然のブログもありましたが、38点で着地しました。
令和3年は、一転して試験問題が難しくなりました。
宅建試験らしい乱高下ですね。
結局は、34点で決着。
予想のまとめサイトなんか、あてにならないことがよくわかります。
そして、昨年令和4年は没問題の発生です。
問48が全員正解となり、その影響もあったのか?
36点となりました。

今年がどうなるかはわかりませんが・・・
難易度があがるか?
それとも現状維持か?
可能性としてはあがる可能性が高いです。
また、変な問題が多少でてバランスをとる可能性もあります
変な問題がでれば誰しも苦戦するので、その対策に神経をとらわれすぎないことです。

さて、宅建業法を解く上で何に意識をするかというと、それはスピードとリズムです。
宅建業法の問題は、ハイスピードで解ける問題があります。
宅建試験は限られた2時間(実際はそれ以下)の中で50問を解かなくてはいけません。

短い時間で解ける問題は、短い時間で解く。
それなりの時間がかかる問題に余った時間を割り当てていきます。、

【宅建業法のアウトプット学習でのポイント】
1.過去問をテンポよく、速く解く。
  電車学習なら、1駅1問、1駅2問といったように・・・
  駅間を活用して、リズミカルに問題を解く。
2.罰則など、数値を覚える事項は、自分なりの語呂合わせの活用と、カードやノートを作って覚える。
3.宅建業法の過去問の回転数は、他の分野よりも増やす。
   他分野が3回転なら、宅建業法は5回転。
   他分野が5回転なら、宅建業法は10回転。

4.回転のさせ方は、1回目より2回目、2回目より3回目の回転させるスピードを意識的に上げること。
5.機械的に解いていくこと。
6.直感力、判断力が大事です。
7.問題を短時間で読みかつ、内容を判断する。

回転させれば、させるほど着実に実力がつきます。
多回転させる場合、3回転に1回くらいは、テキストの読み直しか間違った問題の関連項目を読み直すことをおすすめします。
よく間違う問題は集中して何回も解いてください。
あなたの実力が着実にアップしていくことを心から祈ります。
宅建業法の目指す得点は、ズバリ20点満点です。
個数問題が増えたとはいえ、絶対に20点目標です。

年によっては難しいかもしれませんが、可能性はあります。
満点の人もいるわけですから・・・
Cランクは意識せず、Aランク・Bランクを確実に得点できるレベルに仕上げましょう。

宅建業法で高得点を取れば取るほど、あなたの自信につながりますし他の分野の問題を余裕をもって解けます。

この心の余裕が宅建試験本番では大事なんです。
あせったままで本番中を終始すると、思わぬケアレスミスを誘発します。
マークシートミスも起こりやすくなります。
そうなるとボーダーライン上にくる可能性も高くなり、宅建試験後、合格発表日まで大変苦しい思いをすることになります。

どうか、あなたが心に余裕をもって、ペンを置く宅建試験本番であってほしいと願います。

10日後から新年度・新学期ですね。

フレッシュマンの方にとっては、希望に満ち溢れています。
その中でも、海外情勢は予断が許さないところではあります。
日本の対岸の火事というわけにはいきません。
それでも、先を見据えつつも、今のあなたの直面の課題に立ち向かっていきましょう。

新社会人、ファイト!

今回は、宅建独学者にとっての宅建アウトプット学習中のコツを紹介します。

ポイントを5つにまとまめました。

《アウトプット一色でのコツ》
1.細切れ時間の徹底活用
2.短時間集中
3.問題ランクA・Bを集中ターゲット
4.スピード、そして、繰り返し
5.継続こそ学習の信条

それぞれについて説明します。

1.【細切れ時間の徹底活用】
時間は限りあるものです。
一人に与えられた時間は、1日24時間。
これは、全員に対して平等に与えられたものです。
その内、どれくらいの時間を学習にあてられるかは、人それぞれであり、限られた時間をどう使うかは、あなた次第になります。
  
インプット学習中は、最低限、連続した時間がないと、なかなか頭に入っていきにくいですが、
アウトプット学習 → 問題を解くことは、問題によっては、短時間で1問を解くことが可能です。

1日24時間の細切れ時間をみた場合、10分、5分は誰にでもあります。
1分、30秒なら、もっとあるはずです。

問題によっては10秒で解けるもののあります。
10秒の細切れ時間がない人はいません。
細切れ時間は、本当にちょっとしたことでできます。
通勤電車で、乗換えが多い人にとっては、連続した時間はとりにくいですが、細切れなら可能です。
通勤電車が短時間の方でも、細切れなら可能です。

休憩時間に1問、2問、アウトプットなら可能です。
昼食後の眠気ざましの1問、十分可能ですね。

たばこで一服している時に1問、十分可能です。

細切れ時間を探してみると、結構あるものですよ。
細切れ時間を使って、トータルでの学習時間を確保してください。

細切れ時間の学習も立派な学習です。

2.【短時間集中】
人間は、集中できる時間に限りがあります。
私なんかは、30分が限界です。
もし、仮に1時間、集中できたとしたら・・・・
もう、脳はぐったりきてしばらく、頭を使う仕事は駄目かもしれません。
それだけ、本当に集中した場合は思考回路への負担は大きいといえます。
  
前項で、細切れ時間の活用を書きましたが、細切れ時間は、短時間であるからこそ、集中は簡単です。

ただ慣れない方にとっては、ちょっとした時間では難しい。
人ごみの中では、集中できないと思う方も多いと思います。

私も最初はそうでした。
図書館ですら、人の目が気になって・・・・
  そのため最初は、強制的に自分の意思を強引に奮いたたせることにより、繰り返しているうちに、いつのまにか無意識のうちに、短時間でも、集中できるようになったのです。
あなたも、最初は、苦労するかもしれませんが、必ず慣れると思います。
絶対、大丈夫ですよ。

短時間集中は、実は、いろんなメリットを相乗効果で後々生み出してくれます。

3.【問題ランクA・Bをターゲット】
Aランク問題→普通の問題(基本的な問題)
Bランク問題→やや難しい問題
Cランク問題→難しい問題

 平成18年  平成19年  平成20年  
A 23問    26問    21問     
B 17問    21問    22問    
C 10問     3問     7問     

  平成21年 平成22年    平成23年  
A  25問    28問         31問        
B  20問    17問     15問    
C    5問      5問     4問     

 平成24年 平成25年  平成26年
A 30問     25問     20問
B 14問    18問      24問
C  6問     7問        6問

上記からわかるように、合格するための最低条件の得点目安36点をとるためには、Aランクが完璧で、Bランクがある程度できれば大丈夫なのです。

逆に言えば、Cランクを正解できなくても合格できるのです。

平成26年でいえば、合格基準点は32点でした。
Aランクが満点なら20点、Bランクが半分の正解率で12点、合計32点で合格です。

平成27年も難易度がややあがったとはいえ考え方は同様です。
難易度が逆に下がった場合は、令和2年10月受験のように合格基準点が38点になるケースもでてきます。
しかし、考え方は同じですね。


アウトプットで、過去問を解いている時、Cランク問題を正解することに喜びを感じたりします。

難しい問題に勝利した喜びは、確かに癖になります。

しかし、所詮は、Cランク。
宅建本番では、そう容易く正解を導き出すことができません。

Cランクについては深入りせず、Aランクを完璧に、Bランクをより完璧にすることを目指してください。

4.【スピード、そして、繰り返し】
アウトプット学習において、1回転目より2回転目の方が問題を解くスピードは確実に上がります。
スピードが上がらないようなら、意識的に早く解くようにようにしてください。
スピードを上げて行くと、瞬時に解ける問題がでてきます。
宅建試験は、時間との勝負です。
  
基本的な問題は、短時間で解きそれ以外の問題に時間を割り当てていきます。

また、スピード学習は、直観力を育てます。
直感は、本当に大事ですよ。
直感は、結構当たります。
(直感を信じずに、失敗した例はよくあります・・・つまりは、解答を変えて不正解になる)

そして、瞬時の選択力・判断力がつくようになります。

上記の直感力とあわせて、宅建試験本番では大事な要素になります。
スピード化の効果を、是非、実践してみてください。

5.【継続こそ学習の信条】
あまりにも当たり前すぎることですよね。
当たり前なだけに、誰でもそう思えるだけに・・・
くじけてしまう現実があります。

アウトプット学習は、
項目・分野は違うけど、学習のスタイルは単純作業の繰り返しです。

それだけに、なれてくると、過去問を何回転もしていることに飽き、そしてこんなことをしていていいのだろうかと疑念を抱いてくるのです。

新しい予想問題に手をだしていく。
新しい問題をやれば、宅建試験での新しい問題になれる気がしますが、新しい問題は、常にあなたにとって新しい問題には変わりはありません。

似たような問題と遭遇することもありますが、その確率は低いです。

それよりも、基礎力を磨き、その基礎力に基づいて、直感力、選択力、判断力を駆使して、どんな問題がこようとも、宅建試験本番では正解を手繰り寄せていくのです。
3回転位して、満足してやめたら駄目ですよ。

歩みを止めては絶対にいけません。

過去問を何度か解いているうちに、実力がついたと思える時があります。
わかる問題は、直感的にわかってくるので、素晴らしく自分ができるようになった錯覚するのです。
今の自分に満足してしまうのです。

そうなると、ペースが段々と落ちたり、ひどい場合は途中で止めてしまうのです。
これではだめなことは、わかると思います。

あくまでも宅建試験当日にあなた自身をベストにもっていくが一番大事です。
そのためにも、『継続こそ学習の信条』

絶対に忘れないで下さい。

宅建アウトプット学習のポイント、今回は宅建業法完全攻略です。

平成21年度宅建試験より、宅建業法は問題数が16問から20問になりました。
宅建合格を考えると、この宅建業法を制しないと、合格はおぼつかなくなります。

逆に考えれば、この宅建業法を確実に抑えることができれば、あなたの合格はグッと近づきます。

今回は、そんな宅建業法の完全攻略について掘り下げていきます。
平成18年〜27年宅建試験を見た場合・・・

Aランク:基本問題      
Bランク:やや難しい問題     
Cランク:難しい問題  


  【平成18年】【平成19年】【平成20年】【平成21年】
A:  12問        10問     9問    13問    
B:   3問     6問     4問     6問     
C:   1問     0問     3問     1問     
(合計)16問    16問    16問    20問   

  【平成22年】【平成23年】【平成24年】【平成25年】
A:  17問        15問    12問    14問
B:   3問     5問     6問     6問
C:   1問     0問     2問     0問  
(合計)20問    20問    20問    20問

  【平成26年】【平成27年】
A:  13問         12問 
B:   5問      6問    
C:   2問      2問 
(合計)20問     20問

圧倒的に、基本問題が多く、難しい問題であるCランクの比率は低くなります。
(平成19年、平成23年、平成25年はCランクは0です)
平成28年は、再び難易度がさがりましたので、Aランクの比率があがったことになります。

平成20年は今までにない面食らう出題パターンがありました。
平成24年は、個数問題がこれでもかと沢山でました。
平成25・26年も同様の傾向が続き、受験生は対策をして臨みました。
しかし、平成27年は更に個数問題が組み合わせ問題を絡めて増えたのです。
そう考えると、一見、頭を抱えてしまいますが、
冷静に考えれば、それなりにきちんと対策をして、
基礎をしっかりと押さえて慎重に問題を対処していけば、
個数問題のハードルはあるものの、正解に導けるのです。

個数問題としてのハードルがまずあるので、出題者としては問題としての難易度は抑えられるのです。

いろんな出題パターンになれる作戦もいいのですが、何分学習時間に限りがあります。
いろんな出題パターンは、冷静に落ち着いて解いていけば、道が開ける可能性が秘められています。

特に、基本がしっかりしていれば、それを基盤として、正解肢を手繰り寄せられるのです。

今まであなたがしてきた経験、読解力、判断力、分析力を総動員すれば、知識はある程度でも、答えを導き出せる可能性はあるのです。

そのため、基本問題をパーフェクトに押さえるようにしてください。
基本の1問も、難しい1問も同じ1問にかわりありません。
基本をとりこぼすことが、よっぽどもったいないことです。

ですが、事実、取りこぼす人が多いのが現実です。
本番の試験では、普段やらないミスを侵しやすくなります。

私もそうでしたから・・・

特に、今現在、自信のあるあなた。
模試でそれなりの結果がでているあなた。

一番危険です。

試験本番で思わぬ魔の手が伸びてきます・・・

平成20年で難化した宅建業法も平成21年では、元通りの難易度に戻っています。
平成22年ではもっと難易度がさがりました。
平成24年では、一転個数問題により明暗が分かれました。
平成25・26年は、平成24年での個数・組合せ問題の経験がありましたので、事前の対処準備はできました。
平成26年は更にCランク問題が復活しましたが、皆立場は一緒です。
平成27年は個数問題も増えました、消去法は通じませんが、その分、難易度は抑えられています。
平成28年は前述のように難易度がさがりました。基本的な学習をこなされた方にとっては救われた年になりました。
平成29年は前年同様の難易度になり、基準点が1点下がることも期待されましたが平成28年と同じに基準点になりました。
平成30年は更にやや難易度が下がり、更に受験生の出来も良かったこともあり、ついに37点になりました。
令和元年は、やや難易度があがり36点の大方の予想でしたが見事に良い方に外れて35点でした。
35点の可能性を示唆していたのは当ブログだけでした。
令和2年は、初の38点台は必然的な流れでした。
中には39点もさも当然のブログもありましたが、38点で着地しました。
令和3年は、一転して試験問題が難しくなりました。
宅建試験らしい乱高下ですね。
結局は、34点で決着。
予想のまとめサイトなんか、あてにならないことがよくわかります。
そして、昨年令和4年は没問題の発生です。
問48が全員正解となり、その影響もあったのか?
36点となりました。

今年がどうなるかはわかりませんが・・・
難易度があがるか?
それとも現状維持か?
可能性としてはあがる可能性が高いです。
また、変な問題が多少でてバランスをとる可能性もあります
変な問題がでれば誰しも苦戦するので、その対策に神経をとらわれすぎないことです。

さて、宅建業法を解く上で何に意識をするかというと、それはスピードとリズムです。
宅建業法の問題は、ハイスピードで解ける問題があります。
宅建試験は限られた2時間(実際はそれ以下)の中で50問を解かなくてはいけません。

短い時間で解ける問題は、短い時間で解く。
それなりの時間がかかる問題に余った時間を割り当てていきます。、

【宅建業法のアウトプット学習でのポイント】
1.過去問をテンポよく、速く解く。
  電車学習なら、1駅1問、1駅2問といったように・・・
  駅間を活用して、リズミカルに問題を解く。
2.罰則など、数値を覚える事項は、自分なりの語呂合わせの活用と、カードやノートを作って覚える。
3.宅建業法の過去問の回転数は、他の分野よりも増やす。
   他分野が3回転なら、宅建業法は5回転。
   他分野が5回転なら、宅建業法は10回転。

4.回転のさせ方は、1回目より2回目、2回目より3回目の回転させるスピードを意識的に上げること。
5.機械的に解いていくこと。
6.直感力、判断力が大事です。
7.問題を短時間で読みかつ、内容を判断する。

回転させれば、させるほど着実に実力がつきます。
多回転させる場合、3回転に1回くらいは、テキストの読み直しか間違った問題の関連項目を読み直すことをおすすめします。
よく間違う問題は集中して何回も解いてください。
あなたの実力が着実にアップしていくことを心から祈ります。
宅建業法の目指す得点は、ズバリ20点満点です。
個数問題が増えたとはいえ、絶対に20点目標です。

年によっては難しいかもしれませんが、可能性はあります。
満点の人もいるわけですから・・・
Cランクは意識せず、Aランク・Bランクを確実に得点できるレベルに仕上げましょう。

宅建業法で高得点を取れば取るほど、あなたの自信につながりますし他の分野の問題を余裕をもって解けます。

この心の余裕が宅建試験本番では大事なんです。
あせったままで本番中を終始すると、思わぬケアレスミスを誘発します。
マークシートミスも起こりやすくなります。
そうなるとボーダーライン上にくる可能性も高くなり、宅建試験後、合格発表日まで大変苦しい思いをすることになります。

どうか、あなたが心に余裕をもって、ペンを置く宅建試験本番であってほしいと願います。

宅建アウトプット学習ポイント、今回は民法の攻略です。
アウトプット学習においては、いかに、すき間時間や細切れ時間を活用するかがポイントです。
これについては何度も書いてきました。

しかし、宅建でのこの分野については、正直なところなかなか前に進まずにやりにくい方もいるはずです。
それが、民法です。

特に、登場人物が沢山出てくる問題では、登場人物の相関関係を図で書かないと、わかりにくい場面があります。
頭ではイメージできるのですが、解答肢を読んでいくうちに、登場人物の相関関係がこんがらがってきて、錯綜していくのです。
電車などで立った状態で学習するケースが多い場合、仕方のないことかもしれません。

また、独学の人にとっては、図を書くこと自体を知らない人もいるはずです。
事実、私が図を書く必要性を知ったのは、公開模試に出席したときです。
図を書くことは、それだけで、正解を導き出しやすくなります。

そこで、学習のポイントです。
1.立った状態でもシャーペンをもち、登場人物の相関図を簡略に書く。
2.3日に1回は、机・テーブルのある場所で、民法の問題を、図を書いて解く練習をする。
3.過去問集の余白に図をしっかりと書き込む。
4.一度、書いたものは、そのまま消さずに使う。
  次回以降、問題文を読んでから相関図を見て解答に移る。
  (図を頭のなかでイメージとして植えつける)
5.問題が正しい解答肢を要求している場合は、問題文に大きく○をつける。
  問題が間違った解答肢を要求している場合は、問題文に大きく×をつける
  これにより、問題分が何を要求しているのかをわかるようにする。

また、○×をつけることにより、瞬時に問題文の意図がわかるようになります。
○×をつけることは、本当に重要です。

試験本番では、うっかりミスが起こりやすいのです。
その芽を摘むことができます。

また、ある問題で悩んでいるとき、知らず知らず、正しい肢を求める問題だったのか?、
間違いの肢を求める問題だったのか?わからなくなる時があります。
ここに、ミスの可能性が秘められているのです。

この間違いをおかすと、試験後、何でこんな勘違いをしたのだろうかと後悔することになります。

これが、宅建試験本試験での怖さであり、悲しき現実です。
普段では、考えられないことが起こるのです。
○×をつけて問題の意図を明確にすること。

まずは、心がけてください。
民法だけでなく、全分野について共通のことです。

次に、民法でのBランク問題対処法です。

図を書いても、相関関係を書いても、やはり間違う問題はあります。

それは、Bランク以上にあると思います。
Cランクは学習の対象からはずしても、Bランクは捨てることはできません。
そんな時、どうするか?

それは、カードやノートの活用です。

◎よく間違う問題、苦手な問題の対処のためだけ作成してください。
カードの表に、問題文、相関関係の図、○×を書く。
カードの裏に、正解肢と説明、ポイントを書く。

カードは、持ち運べて、電車の中等、細切れ時間にさっと取り出せる大きさにする。
カード1枚に、1つの問題とする。
(複数の問題は書かない。)

これを繰り返すことにより、苦手な問題、よく間違う問題を攻略できます。
(ただし、カード作成で満足しないこと。活用して始めて成果ありです。)

*ノートの表裏や左右で活用することも可能です。

また、今はスマホやiPhoneやiPadなどもあります。
アプリとの組合せでもっと上手に活用できる方法もあるはずです。
スマホをばりばり活用している方は、是非一工夫してください。

苦手な問題はある日を境に得意になっていることもあります。
得意問題の項目を増やしましょう。
民法については、苦手にしている人が多いです。
私もそうでした。
でもみんなが苦手だからこそ、逆に差を広げるチャンスにもなります。

法令上の制限で大失敗したのに、民法に救われる、なんてことが起こったりするのもあります。
またプラス効果として、普段はまったく駄目なのに、試験本番でCランクの問題を、なんとなくとけたりするのです。

あなたも、不得意=苦手を得意に変えてみませんか?
こんなことができるのも宅建試験の民法ならではの特徴です。
もちろん、民法には深入りしないことです。
宅建試験では、それ程、深い知識は要求されません。

今は、宅建試験に合格する知識で十分です。
時間に空きがあるのなら、正解する精度をあげることを心がけてください。

本日午後にアウトプット学習の2回目の記事をアップします。
こちらも参考にしてください。

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