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合格基準点

令和5年宅建士試験が終了して2週間がたちました。
既に、合格予想点をまとめサイトのように掲載しないことはお伝えしました。

前週は、激動の平成18年について紹介しました。
また、先週の記事の中で一部その他の年で予想外のことが起こったことも紹介しました。
本日は、そんな中から平成23年の宅建試験後について紹介します。

(2020.10.28の記事より・・・ここから)

●平成23年は、LECがまたしても他校より低めのため得点が低い方にとっては、うれしい予想でした。

何か期待できる・・・?
しかし事態は思わぬ方向へ。
10/28にLECが上方修正したのでした。
33±1点→34点または35点。
このときばかりはがっかりしましたね。

しかし本当の衝撃は、もっと後にくることになりました。
11/22になります。

不動産適正取引推進機構からのいきなりの発表。
問48に誤記があり全員正解とする。
折角、統計の1点をとった方にとっては気の毒でした。

そして、11月30日合格発表日。
合格基準点は36点。
2年連続の36点。
(もし問48が全員正解でなかったら、合格基準点は35点だったのかも・・・)

(2020.10.28の記事より・・・ここまで)


統計でまさかの事態でした。
年度と年の違いが影響を及ぼすことになろうとは・・・
(統計だけに、予備校関係など誰も気づかなかった・・・)

そして、翌年の平成24年も没問問題があり、平成18年に続く複数正解になったのでした。
それ以降、疑義問題は出るものの複数正解がでることはありませんので落ち着いたとも言えます。

昨年の没問もそうですね。
今年は、没問が起きないことを祈ります。

そして違う問題も起きました。
速報を流していた週刊住宅が自主廃業されたので、週刊住宅から速報が流れなくなりました。
どうなったかと言うと・・・
今度は不動産ココと住宅新報から速報が流れ始めたのでした。

ちなみに昨年の例です。
(9分の時間差で、それぞれが速報を流しています)

※ここにTwitterの画像を入れる

IMG-1576

IMG-1577

今年も同様な形で速報が11月21日に日付が変わってから流れることと思いますが、昨年のように多少流れ方が変わる可能性もあります。
このブログで速報は追いかけますので、気になる方はこのブログを真っ先にみてくださいね。
(お気に入りに入れてもらえればと思います)

一部地方新聞では、合格者名の発表もあります。
但し新聞では合格基準点は発表されませんし、その地域に該当する方しか合格者名の記載はないと思います。

いずれにしてもボーダーラインの方にとって、よりよき結果になってほしいですね。
一人でも多くの方に合格の吉報を!

『心の友』

この言葉について、当宅建ブログを宅建試験前よりご覧になっている方にとってはおなじみの言葉です。
宅建試験直前又は宅建試験後に出会った方にとっては、初めて聞く言葉だと思います。

そんな方のために、改めて紹介いたします。
当ブログの記事内では幾度となく登場する言葉です。
この言葉は以前ある方のお礼のコメントより、私の心に留まった言葉として、それ以降この宅建ブログの指針めいた形で使用しております。

そのコメントがあるまでは、私自身読者のことを心の友として意識することはありませんでした。
普段着のような気持ちで、多少気を遣いながら書いていたブログの雰囲気が、友達のような関係になっていたようなのです。
その方のコメントのおかげで、私自身初めて「心の友」の存在に気がついた形になりました。
独学の方にとっては、学習時において常に一人であることを意識させられます。

また通信学習をされている方でも、教材が届いてから学習をするのは一人になりますから意識させられます。
もちろん各資格学校に通っている方も、同じように感じられる方もいるのではないかと思います。
予備校での生講義に出ている間は、講師からの直接授業により一人を意識しないかもしれませんが、自宅に戻っての学習はやはり孤独感を感じる人もいることでしょう。
そんな孤独感の中で学習をされ、皆最後は一人で宅建受験をされることになります。

そして更に宅建受験後は、合格発表までの約1ヶ月半の間を、一人で過ごさなくてはいけません。

宅建受験を家族以外の方には言ってない方も結構いるので、そうなると本当に孤独ですね。
(宅建受験時の私もそうでしたから、よくわかります)

合格発表までの間、一人で悶々(もんもん)と過ごすことは、ある意味我慢大会でもあり大変辛抱強さが必要とされます。得にボーダーライン上の方はそうですね。
いろんな不安が、一旦心配を始めると次から次と自分自身に襲いかかってきます。
ふと普段なら意識しないことに、過敏になったりもします。
人につらくあたったりすることもあるかもしれません。

仕事をしている間は意識しなくても・・・
仕事が終わってふと時間が空いたとき・・・
宅建のことを考えている自分がいる・・・

そんな中で当宅建ブログが、すこしでも・・
ほんの一瞬でも・・・

そんなあなたの孤独感を和らげてあげることができたら・・
癒すことができたら・・・
そんな思いで、毎日この時期の記事をアップしています。

宅建学習時にはペースメーカーとしてモチベーションを保つブログ。
宅建受験直前・前日そして当日には心の支えとなってくれるブログ。
そして、宅建受験後も孤独感を忘れさせる温かみのあるブログ。

心の友として・・・・

最後に冒頭で紹介しました心の友のきっかけになったコメントを紹介します。
(このブログを開設した平成18年宅建試験合格発表時のコメントになります)

残り約1ヶ月間、心の友として乗り切っていきましょう!

『イッチャンさんありがとうございます。
 回りに宅建受験仲間もいなく、孤独の受験だったため、イッチャンさんは心の友(?!)でした。
 イッチャンの言葉に独学、孤独な受験生はどれほど勇気づけられるかと今改めて感じています』
(ハンドルネーム:サクラ)

不動産適正取引推進機構によりますと、今年(令和5年)の受験者数は、233,300人(速報値)です。
申込者数が、289,096人、受験率が80.7%。
受験率も80%台に戻りました。

令和3年は、オリンピック後の影響もあってか、前述の項目で前年を下回りました。
今年は、やや上向いたことになります。

ちなみに、過去の状況をまとめています。
(令和元年以前は、10月受験のみです)

令和4年
*10月1度の試験に戻る
受験者数 226,048人
申込者数 283,856人
受験率  79.6%

令和3年(10・12月受験合計)
受験者数 234,714人
申込者数 296,518人
受験率  79.2%

令和2年(10・12月受験合計)
受験者数⇒204,250人
申込者数⇒259,284人
受験率 ⇒78.8%

令和元年は、
受験者数⇒220,797人
申込者数⇒276,019人
受験率 ⇒80.0%

平成30年は、
受験者数⇒213,993人
申込者数⇒265,444人
受験率 ⇒80.6%

平成29年は、
受験者数⇒209,353人
申込者数⇒258,511人
受験率 ⇒81.0%

平成28年は、
受験者数⇒198,463人
申込者数⇒245,742人
受験率 ⇒80.8%

平成27年は、
受験者数⇒194,926人
申込者数⇒243,199人
受験率 ⇒80.2%

平成26年は、
受験者数⇒192,092人
申込者数⇒238,343人
受験率 ⇒80.6%

平成25年は、
受験者数⇒186,304人
申込者数⇒234,586人
受験率 ⇒79.4%

平成24年は、
受験者数⇒191,169人
申込者数⇒236,350人
受験率 ⇒80.9%

平成23年は、
受験者数⇒188,572人
申込者数⇒231,596人
受験率 ⇒81.4%

平成22年は、
受験者数⇒186,542人
申込者数⇒228,214人
受験率 ⇒81.7%

平成21年は、
受験者数⇒195,515人
申込者数⇒241,944人
受験率 ⇒80.8%


過去20年間の受験者数・合格率・合格点データを見てみました。

      平成13年     14年      15年
受験者数 165,104人 169,657人 169,625人 
合格率    15.3%    17.3%    15.3%
合格点     34点      36点      35点

        16年     17年      18年
受験者数 173.457人 181,880人 193,573人 
合格率    15.9%    17.3%    17.1%
合格点     32点      33点      34点

        19年     20年      21年
受験者数 209,684人 209,415人 195,515人
合格率    17.3%   16.2%     17.9%
合格点     35点      33点       33点

        22年     23年      24年
受験者数 186,542人 188,572人 191,169人
合格率    15.2%   16.1%    16.7%
合格点     36点     36点      33点

        25年     26年      27年
受験者数 186,304人 192,029人 198,375人
合格率    15.3%    17.5%    15.4%
合格点     33点      32点      31点

        28年     29年      30年
受験者数 198,463人 209,353人 213,993人
合格率    15.4%    15.6%   15.6%
合格点     35点      35点     37点

       令和元年     令和2年(10月) 令和2年(12月)
受験者数 220,797人 168,989人  35,261人
合格率    17.0%    17.6%    13.1%
合格点     35点      38点      36点

       令和3年(10月)  令和3年(12月)  令和4年    
受験者数    209,749人         24,965人   226,048人
合格率      17.9%     15.6%     17.0%
合格点      34点       34点      36点

  
合格率17%台が平成17年から19年まで3年連続しましたが、平成20年においては、大きく下がりました。
しかし、平成21年は17.9%と大幅アップとなり予想以上に大方の予想をはずしたうれしい年でした。
その後、15%の合格率が主流になりましたが、平成24年は16%台、平成26年はなんと17%台になりました。
そして、令和元年・2年(10月受験)は17%台を維持しています。

平成24年は複数正解肢があった年です。
平成26年は宅建主任者試験として最後の年でした。
今年も、昨年同様またはそれ以上の合格率を期待します。

1%以上前年より合格率を下げているのは、平成20年・平成22年・平成25年・平成27年を含めて平成では過去7回あります。
平成2年・平成15年は、前年より2%下げているのに驚きでしたが、平成22年はそれを更に上回って2.7%の下げ、平成27年も2.1%の下げになりました。
(令和2年12月受験は事情が異なるため省いています)

逆に前年より合格率が上がった年をみると一覧表に掲載しただけでも、11回あります。
その内、1%以上上がっているのは5回あります。
2%以上でも2回あります。
平成26年は宅建主任者試験最後の試験のためか?
2.2%持ち直しました。
令和2年も1.4%アップですから・・・

平成27年宅建士試験に変わってから、15.4%が2年連続しました。
その後の平成29年・30年の2年間はややアップの15.6%が続いています。

令和元年、こちらの欄で35点の可能性を書きました。
35点になるには・・・合格率が17%台になること・・・
結果は、見事合格率が17%になり、合格基準点が35点になりました。
そういう年が実際にあるのです。
(前年の15.6%から大幅アップです)

令和2年(10月受験)では、39点になるのではの声も一部のまとめサイトなどで上がっていました。
結果は38点・・・それでも、過去に合格基準点の高さになりました。
問題の難易度や受験生の状況によっては、合格基準点はかわりますが、それにしても38点はどうなのか?と感じました。

令和3年(10月受験)では、36点の声がある中、35点までの可能性を示唆するサイトが多かったですが、結果的には34点。
いかに、予想というのがあてにならないかがわかりますね。
合格率が17.9%・・・
34点の可能性を示唆したのは、当サイトだけではなかったかと思います。

そして令和4年は、予備校の推定点が割れました。
日建の下方修正もありました。
合格発表日には、なんと没問もでました。
結果は、36点・・・
いろんな意味で残念な気分になりました。

合格基準点は、合格証書の印刷の関係などを考えれば10月下旬には、答えがでているのではないかと思います。

ただ私達が知りえるのは、11月21日合格発表日の機構側の発表を待つしかありません。
(速報は、11月21日の日付けが変わった時点で今年もJ社からでると思います)
昨年までは、11月末か12月頭の水曜日の発表が当たり前だったので、例年より1週間ちょっと早くなっています。
これもDX化の良い流れの結果だと感じます。
例年より、短い待機期間で合格発表を迎えられることは大変良いことですね。

何とか一人でも多くの方に喜びが届いてほしい。
あなたの合格を祈ります。

この宅建ブログでは、過去平成18年から令和4年までの17年間の宅建試験をみてきました。
(その前のブログから含めると18年間になります。)
その時々にいろんなドラマがありました。
うれしい結果の時もあれば、そうでない時もあります。

平成18年は、一番の波乱の年でした。
(すでに月曜日の記事で前述しました)

まずは疑義問題の浮上。
当時は問49が議論の対象となり、詳しく説明した特設サイトもできました。

主要な予備校は、正解肢が同じでした。
(もちろん、合格発表日まで)
唯一、ある所が一石を投じる発表をされました。

ただある所は、主要予備校ではなかったためか?
一時的にはクローズアップされましたが、合格発表日が近づくにつれ問49の疑義は収束し、各予備校が正解と掲げていた解答肢4に収まっていったのです。
そして合格発表前日に・・・事件がおきたのです。

合格基準点がわかってしまったのです。
(平成18年合格基準点34点)
自己採点33点の方にとっては、希望の光が完全に消えることになりました。

平成19年は、一番穏やかな年でした。
ただ試験終了後から、前年より問題の難易度が低いということもあり、合格基準点が確実に前年よりアップされると、噂されていました。
更に5点免除問題は、予想外の問題もあり一般受験者は苦戦が予想されました。

噂はどんどん広がっていくので、合格基準点が37点以上になるなんてことがまことしやかに飛び交い、自己採点36点の方も今年に限っては危ないのではないかと、心配された方も多くいたと思います。
(LECの36点前後の予想も影響していたのかもしれません)

平成20年は平成19年と状況はかわり、難易度が上がり、受験生の多くが自己採点前の感想としては、ぜんぜん駄目だったという感触の声を頂きました。
(感触的には30点以下位の気持ちではなかったかと思われます)
でも実際に自己採点してみると、それなりに得点されてことを書かれたコメント・メールを見受けました。

平成21年は、平成18年〜20年と推定点が高めだったLECさんが、一転他よりも低めの予想となりました。
それだけに、何故?と思われましたが、難易度の意見は多少割れたところもあり大勢は35点中心で推移しました。
また、試験後から疑義問題で揺れていました。
しかし割れていた2問の解答もいつしか統一され、平成18年の再来か?は、自然終息していきました。

33点はLECや大栄のメインに置かれていたものの、35点最有力うまくいったら34点の雰囲気につつまれていました。
そして、合格発表日当日になった瞬間、
週刊住宅ニュースからネットに合格速報が流れました。
 
これにより合格基準点は機構側の発表を待たずに、突然に33点の結果を知らされることになりました。
私は偶然その時間帯はネットをみていたため、読者からのコメントですぐに結果を知ることとなりました。

平成22年は平成21年推定点が低めだったLECさんが、例年の高めの予想となりました。
TACと日建と大原が横並びでダイエックスがやや下側でしたが、試験から2日目の午後に上方修正しました。

宅建情報ネットが低めの比重を上げていることで、34点にも期待感がありました。
当初は36点も十分ありうる感もありましたが、次第に悪くても35点のムードでした。

平成2度目の36点はこない。
昨年、いや昨年以上に合格率があがってほしい。
そんな一心でした。
しかし結果は、平成2度目の36点。
しかも合格率は15.2%。
厳しすぎる・・・そんなとても残念な結果でした。

平成23年は、LECがまたしても他校より低めのため得点が低い方にとっては、うれしい予想でした。
何か期待できる・・・?
しかし事態は思わぬ方向へ。
10/28にLECが上方修正したのでした。
33±1点→34点または35点。
このときばかりはがっかりしましたね。

しかし本当の衝撃は、もっと後にくることになりました。
11/22になります。

不動産適正取引推進機構からのいきなりの発表。
問48に誤記があり全員正解とする。
折角、統計の1点をとった方にとっては気の毒でした。

そして、11月30日合格発表日。
合格基準点は36点。
2年連続の36点。
(もし全員正解でなかったら35点だったのかも・・・)

平成24年は、こちらも当初から疑義問題に揺れました。
問5です。
・3を正解とした所
(LEC、日建、ダイエックス、大栄、教育プランニング、クレアール、日ビ法、レンチャー、宅建ゼミナール、ユーキャン、梶原塾、宅建学院、Ken、宅建WEB、択明館)

・4を正解としたところ
(TAC、大原、駿台法経校)

・3or4を正解としたところ
(ネットスクール)
に割れました。
結果的には、問5が複数正解となり、合格基準点は33点でした。
平成18年以来の複数正解でした。

平成25年です。
問6が3と4で割れました。
しかし、最終的には4でまとまりました。
(梶原塾除く)

(問6の各校の解答)
・1を正解
 LEC、日建、kenビジネス
 →3校とも4に変更
 
・4を正解
 TAC、ダイエックス、大栄教育、教育プランニング、クレアール、ユーキャン、日ビ法、レンチャー、宅建ゼミナール、駿台法経)

・1と4を正解
 大原 → 4に変更

・4又は正解なし → 3
 梶原塾

最終的な合格基準点は2年連続の33点になりました。

平成26年です。
没問はなく、波風ない年でした。
宅建主任者として最後の試験ということもあったのか?
合格率も前年よりあがり、合格基準点は前年より1点下がった32点となりました。

平成27年です。
宅建士最初の年は、いきなりの試験問題の難化に頭を悩ます結果となりました。
ただ試験問題に関しては波風はなく、宅建士最初の年の合格基準点は31点になりました。
宅建士は、今後、難易度の高い試験になるのではないか?の噂が流されました。

平成28年です。
宅建士試験としての2年目の年、難易度の高い問題がでるのでは?
が一変して、問題が軟化しました。
これにより宅建主任者試験と同様に難易度が上がり下がりすることがわかりました。
結果は、大本命の35点になりました。

平成29年です。
大原意外は横並びの予想でした。
(後で大原は修正してきました)
最終的には前年同様に合格基準点35点になりました。

平成30年です。
記憶も新しいところですが、ついに合格基準点が37点になった年でした。
試験後には、38点とも39点になるとも言われていました。
絶対38点・・・という予想サイトがありました。
どことは言いませんが、見事外れ・・・あおった結果のお粗末さでした。
予想サイトは所詮は予想サイトです。

令和元年です。
多少難易度があがり、36点か37点が態勢の雰囲気でした。
しかし、このブログだけは35点に可能性を示しました。
結果は・・・35点でした。

令和2年は試験問題の難易度が下がったこともあり、中には、39点もありうると書かれたサイトもありました。
結果は、38点・・・
ついに38点に突入となりました。
この年より一部の都府県では2回の試験実施となり、12月受験は36点でした。
(1年に2度の試験は受験できませんし、受験月を受験生が選択することもできません)

令和3年は解答速報での波風はなく、その時の雰囲気は36点→35点といった情勢でした。
結果は、34点・・・合格率が上がったことも東京オリンピック開催らしいめでたい年になりました。

そして、昨年令和4年です。
試験後の解答速報では、TACだけが問37に対して違う解答を出していましたが、翌日には他校と同じになりました。
推定点は、TACと大原が同じで、日建、LECと割れていました。
翌日、日建が下方修正し、TAC・大原35±1、LEC・日建が36±1になりました。
ドラマは合格発表日に待っていました。
問48が没問となり、全員正解となったのです。
その上での合格基準点36点でした。
問48の解答によっては、35→36点となり、合格した方もいるでしょう。
一方で、もし没問にならなかったら・・・35点になっていたかも?
35点の方は無念でした。

いかがでしょうか?
必ず3点予想ならど真ん中がくるわけではありませんし、1点予想ならはずれることもあります。

また、予想があたる学校があなたの学習にとっていい学校かどうかはわかりません。
合格推定点はあくまでも、その学校が出している推定点にすぎないのです。

ただ言えることは・・
合格推定点のメリットとしては、各予備校からの発表により合格のための目安がわかることです。

デメリットとしては、どうしてもボーダーラインが発生しボーダーライン上の方にとっては辛い1ヵ月ちょっとなってしまいます。
また、戦略的に来年の受講生を先取りで囲いこもうとします。
一種の争奪戦ですね。
受験生の心理をついているわけです。
そのため、ボーダーライン上で悩む受験生の心を救うべくこのブログの存在があると思っています。
安易に流されないように・・・

最終的には、多くの方が笑顔で迎えられる合格発表日であってほしい!
その気持ちに変わりはありません。

1点でも下に着地してほしい・・・
そのための合格率が昨年並みになってほしいものです。

あなたの合格を祈ります。

宅建試験後に必ず発生する状況があります。
それがボーダーラインです。

合格基準点が毎年一定ではないため、どうしても仕方のないことなのですが必ずボーダーラインが生まれます。

本当に悲しいことに・・
残念なことに・・
誰かが・・・
しかもかなり多くの方が・・・・
毎年該当することになります。

今年のボーダーラインは36点、37点、36点、38点になると思います。
ボーダーラインは、各予備校(サイト)推定点をもとに発生します。
推定点・予想点である以上は確定点ではないので、実際は自分自身が真のボーダーにいたかどうかは、合格基準点が確定する合格発表日である11月21日までは誰にもわからないことになります。

令和4年のボーダーラインは38点〜34点でした。
結果は36点。
(没問で全員正解問題があっての36点です)

令和3年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は34点。

令和2年のボーダーラインは39点〜35点でした。
結果は38点。

令和元年のボーダーラインは37点〜35点でした。
結果は35点。

平成30年のボーダーラインは38点〜35点でした。
結果は37点。

平成29年のボーダーラインは35点〜33点でした。
結果は35点。

平成28年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は35点。

平成27年のボーダーラインは33点〜29点でした。
結果は31点。

平成26年のボーダーラインは34点〜31点でした。
結果は32点。

平成25年のボーダーラインは35点〜32点でした。
結果は33点。

平成24年のボーダーラインは36点〜33点でした。
結果は33点(複数正解肢あり)

平成23年のはボーダーラインは37点〜32点でした。
結果は36点(誤記問で全員正解問題あり)

平成22年のボーダーラインは36点〜34点でした。
こちらも結果は36点。

この時期になると、毎年のことですが買い物したりしたレシートが、ボーダラインの下側の数字の組合せだったらうれしくなったりします。
データは確かに精度が高くなっているとは思いますが、でも全受験生のデータがみれる訳ではないので、あくまでも単なる予想にすぎないことに変わりありません。

また国の政策なども影響を受ける可能性もあります。
最終的には、関係者によって決定されることなので、結局のところは11月21日にならないと私達がわからない状況には変わりはありません。

今年は、推定点が均一化しボーダーラインが少なくなっています。

受験生の真の出来はどうだったのか?
得点分布はどうなのか?
今年の合格者数は?
合格率が高めになるのか、それとも低めになるのかでも大きく違ってきます。

気持ちの切り替えができた方は、次にむかって進みましょう。
(参考になる記事も今後アップする予定です)

でもどうしても諦めきれない人は、とことんこだわってみるのも決して悪いことではありません。
時間の無駄かどうかはその人にとっての価値観にもよります。
諦めてと言われても、どうしても諦めきれないで自分の仕事や周りの仕事に影響を与えるのであれば、とことん合格にこだわった上で目の前の仕事も人一倍頑張る。
そういう気概が必要です。

とかく今の世の中あっさりしすぎている方が多いので、昔堅気のこだわりも大事です。
(そのためか私の周りの60代・70代は元気な人が多いです)

特にこれからの次代を担う方には、いい意味でのこだわりは必要です。

何かに賭けてみる。
こういう冒険心も必要です。

やんちゃさも大事です。

何でもかんでもみんなと一緒ではなく、個性は絶対に必要です。
その上で、必要に応じてグループ化・プロジェクト化してワンチームになる。
無難からは無難な結果しか絶対に生まれません。
コツコツと研究を積み重ねる。
こういう地道さも必要です。
その上で、大きな発見につながる・・・

自由な発想、独創的な発想が今後ますます必要になります。

もちろん待っている間、いろんな今後のことを考えていきましょう。

時間はお金に換えられないほど大切です。
最近は、考える時間が不足している方が多いので、是非この機会に意識して実行してみましょう。

考えることにお金はかかりません。
自分の脳をとことん考えることに使ってみましょう。
いろんなアイディアが浮かんだりします。

最初はなかなか難しいかもしれませんが、ある瞬間に一気に感覚が芽生えます。

待つ経験は長い人生の中で、これからまだまだあると思います。
宅建合格発表までの約1ヶ月ちょっとは確かに長いです。
でも人生の中で考えれば、短い期間だと言えます。

待った結果、残念な結論がでる可能性はあります。
その可能性がある以上は、駄目なときの覚悟を作っておく必要があります。
この待つ経験により、来年のあなたは精神的により強くなっていることは間違いありません。

待つことは、前述のようにくよくよ毎日悩むことではありません。
もちろん、悶々として過ごすことでもありません。

合格の可能性を信じて、そしてアクティブに考え活動しながら発表を待つことです。
ここに意義があります。

是非、前向きな気持ちになって待ってみる。
いろんな前向きなことを考えて待ってみる。

私の受験経験は、既に先日お話ししましたが、私自身は試験後ボーダーライン上にすらいませんでした。
それでも合格しています。

運がよかったといえばそれまでですが、相当に苦しんだことには間違いありません。

それから考えれば、ボーダーライン上と言えども、今あなたは合格できる可能性の位置にいるのです。
合格確率は分かれますが可能性は残されているのです。
合格できるチャンスは残されているのです。
そのことを絶対に忘れないで下さい。

昨年もありました。
合格を諦めていて、来年の相談を受けていたら合格しちゃった・・・
学習相談を考えていたら、合格しっちゃった・・・

珍しいことではありません。

まだまだ、合格発表日までには日数があります。

是非自分を信じて、この1ヶ月ちょっとをアクティブに過ごしてみてください。
これを乗り切ったあなたは、自分自身に自信がついているはずです。

不安になった時は、まずはゆったりと深呼吸して心を落ち着かせてください。
それから過去の合格者の喜びの声を読んでみてください。
きっと、勇気・元気が出ることと思います。

卒業生の多くが越えてきた道です。
あなたにもできます。

宅建合格の吉報が、あなたのもとにも今年届くことを心から祈ります。

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