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合格推定点

この宅建ブログでは、過去平成18年から令和5年までの18年間の宅建試験をみてきました。
(その前のブログから含めると19年間になります。)
その時々にいろんなドラマがありました。
うれしい結果の時もあれば、そうでない時もあります。

平成18年は、一番の波乱の年でした。
(すでに月曜日の記事で前述しました)

まずは疑義問題の浮上。
当時は問49が議論の対象となり、詳しく説明した特設サイトもできました。

主要な予備校は、正解肢が同じでした。
(もちろん、合格発表日まで)
唯一、ある所が一石を投じる発表をされました。

ただある所は、主要予備校ではなかったためか?
一時的にはクローズアップされましたが、合格発表日が近づくにつれ問49の疑義は収束し、各予備校が正解と掲げていた解答肢4に収まっていったのです。
そして合格発表前日に・・・事件がおきたのです。

合格基準点がわかってしまったのです。
(平成18年合格基準点34点)
自己採点33点の方にとっては、希望の光が完全に消えることになりました。

平成19年は、一番穏やかな年でした。
ただ試験終了後から、前年より問題の難易度が低いということもあり、合格基準点が確実に前年よりアップされると、噂されていました。
更に5点免除問題は、予想外の問題もあり一般受験者は苦戦が予想されました。

噂はどんどん広がっていくので、合格基準点が37点以上になるなんてことがまことしやかに飛び交い、自己採点36点の方も今年に限っては危ないのではないかと、心配された方も多くいたと思います。
(LECの36点前後の予想も影響していたのかもしれません)

平成20年は平成19年と状況はかわり、難易度が上がり、受験生の多くが自己採点前の感想としては、ぜんぜん駄目だったという感触の声を頂きました。
(感触的には30点以下位の気持ちではなかったかと思われます)
でも実際に自己採点してみると、それなりに得点されてことを書かれたコメント・メールを見受けました。

平成21年は、平成18年〜20年と推定点が高めだったLECさんが、一転他よりも低めの予想となりました。
それだけに、何故?と思われましたが、難易度の意見は多少割れたところもあり大勢は35点中心で推移しました。
また、試験後から疑義問題で揺れていました。
しかし割れていた2問の解答もいつしか統一され、平成18年の再来か?は、自然終息していきました。

33点はLECや大栄のメインに置かれていたものの、35点最有力うまくいったら34点の雰囲気につつまれていました。
そして、合格発表日当日になった瞬間、
週刊住宅ニュースからネットに合格速報が流れました。
 
これにより合格基準点は機構側の発表を待たずに、突然に33点の結果を知らされることになりました。
私は偶然その時間帯はネットをみていたため、読者からのコメントですぐに結果を知ることとなりました。

平成22年は平成21年推定点が低めだったLECさんが、例年の高めの予想となりました。
TACと日建と大原が横並びでダイエックスがやや下側でしたが、試験から2日目の午後に上方修正しました。

宅建情報ネットが低めの比重を上げていることで、34点にも期待感がありました。
当初は36点も十分ありうる感もありましたが、次第に悪くても35点のムードでした。

平成2度目の36点はこない。
昨年、いや昨年以上に合格率があがってほしい。
そんな一心でした。
しかし結果は、平成2度目の36点。
しかも合格率は15.2%。
厳しすぎる・・・そんなとても残念な結果でした。

平成23年は、LECがまたしても他校より低めのため得点が低い方にとっては、うれしい予想でした。
何か期待できる・・・?
しかし事態は思わぬ方向へ。
10/28にLECが上方修正したのでした。
33±1点→34点または35点。
このときばかりはがっかりしましたね。

しかし本当の衝撃は、もっと後にくることになりました。
11/22になります。

不動産適正取引推進機構からのいきなりの発表。
問48に誤記があり全員正解とする。
折角、統計の1点をとった方にとっては気の毒でした。

そして、11月30日合格発表日。
合格基準点は36点。
2年連続の36点。
(もし全員正解でなかったら35点だったのかも・・・)

平成24年は、こちらも当初から疑義問題に揺れました。
問5です。
・3を正解とした所
(LEC、日建、ダイエックス、大栄、教育プランニング、クレアール、日ビ法、レンチャー、宅建ゼミナール、ユーキャン、梶原塾、宅建学院、Ken、宅建WEB、択明館)

・4を正解としたところ
(TAC、大原、駿台法経校)

・3or4を正解としたところ
(ネットスクール)
に割れました。
結果的には、問5が複数正解となり、合格基準点は33点でした。
平成18年以来の複数正解でした。

平成25年です。
問6が3と4で割れました。
しかし、最終的には4でまとまりました。
(梶原塾除く)

(問6の各校の解答)
・1を正解
 LEC、日建、kenビジネス
 →3校とも4に変更
 
・4を正解
 TAC、ダイエックス、大栄教育、教育プランニング、クレアール、ユーキャン、日ビ法、レンチャー、宅建ゼミナール、駿台法経)

・1と4を正解
 大原 → 4に変更

・4又は正解なし → 3
 梶原塾

最終的な合格基準点は2年連続の33点になりました。

平成26年です。
没問はなく、波風ない年でした。
宅建主任者として最後の試験ということもあったのか?
合格率も前年よりあがり、合格基準点は前年より1点下がった32点となりました。

平成27年です。
宅建士最初の年は、いきなりの試験問題の難化に頭を悩ます結果となりました。
ただ試験問題に関しては波風はなく、宅建士最初の年の合格基準点は31点になりました。
宅建士は、今後、難易度の高い試験になるのではないか?の噂が流されました。

平成28年です。
宅建士試験としての2年目の年、難易度の高い問題がでるのでは?
が一変して、問題が軟化しました。
これにより宅建主任者試験と同様に難易度が上がり下がりすることがわかりました。
結果は、大本命の35点になりました。

平成29年です。
大原意外は横並びの予想でした。
(後で大原は修正してきました)
最終的には前年同様に合格基準点35点になりました。

平成30年です。
記憶も新しいところですが、ついに合格基準点が37点になった年でした。
試験後には、38点とも39点になるとも言われていました。
絶対38点・・・という予想サイトがありました。
どことは言いませんが、見事外れ・・・あおった結果のお粗末さでした。
予想サイトは所詮は予想サイトです。

令和元年です。
多少難易度があがり、36点か37点が態勢の雰囲気でした。
しかし、このブログだけは35点に可能性を示しました。
結果は・・・35点でした。

令和2年は試験問題の難易度が下がったこともあり、中には、39点もありうると書かれたサイトもありました。
結果は、38点・・・
ついに38点に突入となりました。
この年より一部の都府県では2回の試験実施となり、12月受験は36点でした。
(1年に2度の試験は受験できませんし、受験月を受験生が選択することもできません)

令和3年は解答速報での波風はなく、その時の雰囲気は36点→35点といった情勢でした。
結果は、34点・・・合格率が上がったことも東京オリンピック開催らしいめでたい年になりました。

令和4年です。
試験後の解答速報では、TACだけが問37に対して違う解答を出していましたが、翌日には他校と同じになりました。
推定点は、TACと大原が同じで、日建、LECと割れていました。
翌日、日建が下方修正し、TAC・大原35±1、LEC・日建が36±1になりました。
ドラマは合格発表日に待っていました。
問48が没問となり、全員正解となったのです。
その上での合格基準点36点でした。
問48の解答によっては、35→36点となり、合格した方もいるでしょう。
一方で、もし没問にならなかったら・・・35点になっていたかも?
35点の方は無念でした。

そして昨年令和5年は、大きな波風はないまま合格発表を迎えました。
最終的には36点になりました。
2年連続の36点になります。
主要予備校の予想としては、下限側で決着したことになります。

いかがでしょうか?
必ず3点予想ならど真ん中がくるわけではありませんし、1点予想ならはずれることもあります。

また、予想があたる学校があなたの学習にとっていい学校かどうかはわかりません。
合格推定点はあくまでも、その学校が出している推定点にすぎないのです。

ただ言えることは・・
合格推定点のメリットとしては、各予備校からの発表により合格のための目安がわかることです。

デメリットとしては、どうしてもボーダーラインが発生しボーダーライン上の方にとっては辛い1ヵ月ちょっとなってしまいます。
また、戦略的に来年の受講生を先取りで囲いこもうとします。
一種の争奪戦ですね。
受験生の心理をついているわけです。
そのため、ボーダーライン上で悩む受験生の心を救うべくこのブログの存在があると思っています。
安易に流されないように・・・

最終的には、多くの方が笑顔で迎えられる合格発表日であってほしい!
その気持ちに変わりはありません。

1点でも下に着地してほしい・・・
そのための合格率が昨年並みになってほしいものです。

あなたの合格を祈ります。

令和6年宅建士試験が終了して1週間がたちました。

例年であれば、主要予備校+αの合格推定点を継続して掲載するのですが、数年前よりやめました。
住宅新報社と特定講師の予想掲載もやめました。

ただ、どうしても合格基準点がどうなるのかボーダーラインの方にとっては気になると思いますので、参考まで過去の例を紹介します。
過去、いろんなドラマがありました。

温故知新・・・

突然、イレギュラーなことが起こっても慌てないためにも知っておいて下さい。

私がこのブログを開設した年に、いきなりイレギュラーなことが起きました。
平成18年・・
最後まで複数回答肢になる可能性を示差していたのは、1社だけでした。
もちろん大手予備校ではありません。
(あの4校ではありません)

最終的に2つの解答の可能性を示していたのは予備校としては、日ビ法だけでした。
試験後に特設サイトもできましたが、発表の段階では完全に終息していたのです。
(実際には、複数正解の可能性を最後まで示唆していたのは、日ビ法とこのブログだけです。)
結果は、複数正解肢

ちなみに、その時の状況をブログ過去記事より転載します。

・・・・平成18年の記事転載ここから・・・・

『平成18年宅建試験☆某県の合格基準点のフライング!!』

平成18年宅建試験前日に、あっけない結末を迎えてしまいました。

某県県報号外による合格基準点が34点と判明してしまいました。
この号外が間違いとは考えにくいので、ほぼ確定と言って間違いないと思います。

前日に、こんな形で判明するとは、今年の受験生は本当にお気の毒に思います。

自己採点34点以上の方も、素直には万歳とは言えないと思います。

そのネックになっているのが、論議をよんだ49問目にあります。
現状日ビ以外の各予備校は4肢を正解としていますが、3肢正解または3肢と4肢正解の可能性も残っていると思います。

合格基準点はわかったしまいましたが、機構側の正解解答の発表によっては、思いも寄らない展開がある可能性があります。

・・・・平成18年の記事転載ここまで・・・・

何と、フライングがあり合格基準点が前日に判明してしまったのです。
この時点で自己採点33点の方は駄目になるのですが、私は可能性を信じたのです。

結果は、3肢と4肢の複数正解。
よって、自己採点33点で3肢が正解だった方も合格したのでした。
一旦、突き落とされてジェットコースターのように再急浮上・・・
大変な平成18年でした。


令和6年宅建試験の最終的な結論は11月26日にしかわからない現実に変わりはありません。
今年の状況をみれば平成18年のような複数正解は起こる可能性は少ないかもしれません。
ボーダーの方にとっては、はっきりしない状況が続くことはお気の毒ですが現実の姿です。
でも、資格学校が予想し得ない判断を主催者側がした年もあるのです。
次週以降に紹介できればと思います。

心情的には36点になってほしいですね。
(令和4年は没問がなかったら・・・35点で着地した可能性もあるのでは思いも残っているため)
いやそうあってほしい。

毎年思うことですが、1点下がるだけで多くの方に笑顔が届きます。
試験が終わった後は、どうしても1点でも下がって多くの方に笑顔が届いてほしいとなるわけです。

ラガーマン精神です。
ラグビーワールドカップ日本代表や各国選手から学びましたよね。

ノーサイド・・・

試験前のブログやメルマガ・電子書籍では、絶対にボーダーに来ちゃダメですよと口を酸っぱくして書いていますが、宅建試験後にはやはりボーダーの方の心情を考えてしまうわけです。

今年こそは・・・
今年こそは・・・
奇跡的な結末もたまにはいいのでは?
と考えてしまうのです。

令和元年も、そういえば大方の予想に反して予備校最下限の35点で着地しました。
自信をもって37点と主張していたサイトもありましたね。

揺れる大阪万博の何かしらの好影響はないのかしら?
合格率が一昨年と同程度は必要ですが・・・
今年は宅建士として10回目の試験。
願うことなら、昨年と同程度かそれ以上の合格率になってほしいですね。
もちろん、35点ならいうことなしですが・・・

一人でも多くの方に、合格の吉報を!
宅建士試験合格!!

宅建試験後に必ず発生する状況があります。
それがボーダーラインです。

合格基準点が毎年一定ではないため、どうしても仕方のないことなのですが必ずボーダーラインが生まれます。

本当に悲しいことに・・
残念なことに・・
誰かが・・・
しかもかなり多くの方が・・・・
毎年該当することになります。

今年のボーダーラインは34点〜38点になると思います。
ボーダーラインは、各予備校(サイト)推定点をもとに発生します。
推定点・予想点である以上は確定点ではないので、実際は自分自身が真のボーダーにいたかどうかは、合格基準点が確定する合格発表日である11月26日までは誰にもわからないことになります。

令和5年のボーダーラインは34点〜37点でした。
結果は2年連続の36点。

令和4年のボーダーラインは38点〜34点でした。
結果は36点。
(没問で全員正解問題があっての36点です)

令和3年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は34点。

令和2年のボーダーラインは39点〜35点でした。
結果は38点。

令和元年のボーダーラインは37点〜35点でした。
結果は35点。

平成30年のボーダーラインは38点〜35点でした。
結果は37点。

平成29年のボーダーラインは35点〜33点でした。
結果は35点。

平成28年のボーダーラインは36点〜34点でした。
結果は35点。

平成27年のボーダーラインは33点〜29点でした。
結果は31点。

平成26年のボーダーラインは34点〜31点でした。
結果は32点。

平成25年のボーダーラインは35点〜32点でした。
結果は33点。

平成24年のボーダーラインは36点〜33点でした。
結果は33点(複数正解肢あり)

平成23年のはボーダーラインは37点〜32点でした。
結果は36点(誤記問で全員正解問題あり)

平成22年のボーダーラインは36点〜34点でした。
こちらも結果は36点。

この時期になると、毎年のことですが買い物したりしたレシートが、ボーダラインの下側の数字の組合せだったらうれしくなったりします。
データは確かに精度が高くなっているとは思いますが、でも全受験生のデータがみれる訳ではないので、あくまでも単なる予想にすぎないことに変わりありません。

また国の政策なども影響を受ける可能性もあります。
最終的には、関係者によって決定されることなので、結局のところは11月21日にならないと私達がわからない状況には変わりはありません。

今年は、推定点が均一化しボーダーラインが少なくなっています。

受験生の真の出来はどうだったのか?
得点分布はどうなのか?
今年の合格者数は?
合格率が高めになるのか、それとも低めになるのかでも大きく違ってきます。

気持ちの切り替えができた方は、次にむかって進みましょう。
(参考になる記事も今後アップする予定です)

でもどうしても諦めきれない人は、とことんこだわってみるのも決して悪いことではありません。
時間の無駄かどうかはその人にとっての価値観にもよります。
諦めてと言われても、どうしても諦めきれないで自分の仕事や周りの仕事に影響を与えるのであれば、とことん合格にこだわった上で目の前の仕事も人一倍頑張る。
そういう気概が必要です。

とかく今の世の中あっさりしすぎている方が多いので、昔堅気のこだわりも大事です。
(そのためか私の周りの60代・70代は元気な人が多いです)

特にこれからの次代を担う方には、いい意味でのこだわりは必要です。

何かに賭けてみる。
こういう冒険心も必要です。

やんちゃさも大事です。

何でもかんでもみんなと一緒ではなく、個性は絶対に必要です。
その上で、必要に応じてグループ化・プロジェクト化してワンチームになる。
無難からは無難な結果しか絶対に生まれません。
コツコツと研究を積み重ねる。
こういう地道さも必要です。
その上で、大きな発見につながる・・・

自由な発想、独創的な発想が今後ますます必要になります。

もちろん待っている間、いろんな今後のことを考えていきましょう。

時間はお金に換えられないほど大切です。
最近は、考える時間が不足している方が多いので、是非この機会に意識して実行してみましょう。

考えることにお金はかかりません。
自分の脳をとことん考えることに使ってみましょう。
いろんなアイディアが浮かんだりします。

最初はなかなか難しいかもしれませんが、ある瞬間に一気に感覚が芽生えます。

待つ経験は長い人生の中で、これからまだまだあると思います。
宅建合格発表までの約1ヶ月ちょっとは確かに長いです。
でも人生の中で考えれば、短い期間だと言えます。

待った結果、残念な結論がでる可能性はあります。
その可能性がある以上は、駄目なときの覚悟を作っておく必要があります。
この待つ経験により、来年のあなたは精神的により強くなっていることは間違いありません。

待つことは、前述のようにくよくよ毎日悩むことではありません。
もちろん、悶々として過ごすことでもありません。

合格の可能性を信じて、そしてアクティブに考え活動しながら発表を待つことです。
ここに意義があります。

是非、前向きな気持ちになって待ってみる。
いろんな前向きなことを考えて待ってみる。

私の受験経験は、既に先日お話ししましたが、私自身は試験後ボーダーライン上にすらいませんでした。
それでも合格しています。

運がよかったといえばそれまでですが、相当に苦しんだことには間違いありません。

それから考えれば、ボーダーライン上と言えども、今あなたは合格できる可能性の位置にいるのです。
合格確率は分かれますが可能性は残されているのです。
合格できるチャンスは残されているのです。
そのことを絶対に忘れないで下さい。

昨年もありました。
合格を諦めていて、来年の相談を受けていたら合格しちゃった・・・
学習相談を考えていたら、合格しっちゃった・・・

珍しいことではありません。

まだまだ、合格発表日までには日数があります。

是非自分を信じて、この1ヶ月ちょっとをアクティブに過ごしてみてください。
これを乗り切ったあなたは、自分自身に自信がついているはずです。

不安になった時は、まずはゆったりと深呼吸して心を落ち着かせてください。
それから過去の合格者の喜びの声を読んでみてください。
きっと、勇気・元気が出ることと思います。

卒業生の多くが越えてきた道です。
あなたにもできます。

宅建合格の吉報が、あなたのもとにも今年届くことを心から祈ります。

●令和6年主要先推定点一覧
(令和6年10月21日8時現在)

◎TAC  35±1
◎日建学院 37・38点
◎大原   37±1
◎LEC  37±1

TACさんに、もしや動きがあると思いましたが現状動きがありません。
35点は厳しいかもしれませんが、36点に着地すれば多くの方に合格切符がいきます。

試験問題の難易度については、昨年と同程度ととらえているようです。
しかし、TACは昨年より推定点をさげていますし、逆に日建はあげています。
変更するところがあるのか?
こればかりは、わかりません。

昨年・1昨年と36点が2年続いています。
ただし、1昨年は作問ミスがあるので、何とも言えません。

合格基準点がアップダウンするのは、宅建主任者試験時代となんら変わりはありません。

最終的には、11月26日にならないと合格基準点はわかりません。
がしかし、再び過去あった37点や38点にはなってほしくないと祈るのみです。

宅建業法では個数問題が3問にへり、得点しやすかったようです。
日建さんの総評をみると難易度は、昨年と同じように易しかったとの判断です。

過去問が主軸であることは、ずっと変わりはないのです。
どうも、合格基準点があがると宅建は難しくなったという風潮を流す方がいますので、本当に困ったものです。
こういう風潮には踊らされないようにしましょうね。

主要予備校の合格推定点は、3点予想です。
(日建さんは、昨年より2点予想に変更しています)
3点予想だと、それだけ当たる確率が上がります。

でも、はずれる年も全くないわけではありません。
予想外のイレギュラーなことが起こり、合格推定点が左右される年もありました。
予備校のどこも気づかないないようなどんでん返しがあった年もあるのです。

参考までに、過去6年の主要先予備校の推定点をあげます。

・・・・・・・・・・・

●令和5年主要先推定点一覧
(令和5年10月15日22時現在)
◎TAC  37±1
◎日建学院 36・37点
◎大原   37点±1
◎LEC  37±1

令和5年は最終的には2年連続の合格基準点は36点でした。
推定点の下限側に来たことになります。

●令和4年主要先推定点一覧
(令和4年10月16日20時30分現在)

◎TAC  35±1
◎日建学院 37点±1 
◎大原   35点±1
◎LEC  36±1

令和4年は最終的には合格基準点は36点になりました。
しかし、作問ミスが1問あり全員正解となりました。
もし、この作問ミスがなかったら・・35点の可能性は捨てきれません。

●令和3年主要先推定点一覧
(令和3年10月17日19時30分現在)
◎TAC  35±1
◎日建学院 35点±1 
◎大原   発表はまだ
◎LEC  35±1

令和3年は最終的に34点に合格基準点はなりました。
3点予想の下限での決着です。
ど真ん中はどこもありません。

●令和2年主要先推定点一覧
(令和2年10月18日20時50分現在)
◎TAC  36±1
◎日建学院 38点±1 
◎大原   39±1
◎LEC  37±1

令和2年は、最終的には合格基準点は38点でした。
TACは外したことになります。

●令和元年主要先推定点一覧
(令和元年10月20日20時30分現在)
◎TAC  36±1
◎日建学院 36点 ±1 
◎大原   36±1
◎LEC  36±1

令和元年の合格基準点は35点でした。
3点予想の一番下側で着地したことになります。

●平成30年主要先推定点一覧
(平成30年10月21日現在)
◎TAC  36±1
◎日建学院 37点±1 
◎大原   35・36
◎LEC  36±1

平成30年の合格基準点は37点でした。
こちらも割れていました。
TACとLECが仲良しでした。

・・・・・・・・・・・

今年の主要4校の該当推定点を整理します。
34点(1校)
35点(1校)
36点(3校)
37点(3校)
38点(3校)

ボーダーラインの範囲は34〜38点になります。
昨年より広がったと言えます。
いずれにしても、まずは受験者の正答率がどうなったかが鍵になりますので、もう少し正答率の発表をみる必要があります。

皆さんの自己採点の結果も気にかかるところです。
毎年のことですが、推定点発表は始まったばかりです。

宅建受験生の中には、自己採点結果によって辛い夜が続く方もいると思いますが、今後の動向に注意していきましょう。

また例年、試験直後はネットに書かれるコメントは高めのイメージになります。
そういうコメントをみていると、ボーダーラインの方には不安な気持ちも更に高まりが、ぐっとこらえて可能性を今は信じてみましょう。

令和4年は、合格発表日にドラマが待っていました。
まさかまさかの作問ミスです。
主要予備校は指摘はしていませんでした。
こういう気づかない作問ミスもあるのです。

令和3年は、嬉しい最下限の決着になりました。
前年の38点→34点へ乱高下・・・こういう年もあるのです。

令和2年・・・ついに38点に突入しました。
解答も割れましたね。
最終的には日建の42問目2肢正解の通りになりました。

令和元年は、35点でした。
37点や38点当たり前の声もありましたが、最終的には35点で着地しました。

宅建士試験4年目の平成30年は、波風がない年でした。
36点を期待しましたが合格基準点は、ついに37点になった年でした。

宅建士試験3年目の平成29年も、全く波風がない年でした。
34点を期待しましたが、前述のように合格基準点35点で着地しました。

宅建士試験2年目の年である平成28年は、日建で疑義問題がでましたが、
すぐに終息し、大方の予想通りに合格基準点は35点で着地しました。

宅建士最初の試験である平成27年は解答に関しては安定していました。
宅建業法での個数問題が更に増え、苦戦した受験生も多かったようです。
TACとLECが31±1、日建学院が30点±1、大原が32±1と予想は割れました。
結果的には、31点になりました。

宅建主任者最後の平成26年も割れませんでした。
大原さんの発表が翌日になりました。
TACとLECが33±1、日建学院が32点±1になりました。
結果的には、32点になりました。

平成25年は、問6が割れました。
主要予備校の予想は、TAC・大原・LECの33±1、
日建・ダイエックスの34±1、の2つにわかれました。
結果的には、平成24点同様の33点になりました。

平成24年は、問5が割れました。
予備校の予想は大原とLECが主軸が35点、TACと日建とダイエックスが主軸が34点。結果的には問5が複数正解となって33点でした。

平成23年は、全員正解の問題もあり、結果的には2年連続の36点になりました。

平成22年は久々の合格基準点が36点となり、かつ合格率も前年より下がったため残念な結末となりました。

平成19年は大きな波風はたちませんでしたが、それでも試験直後は36点でも不合格みたいな噂がでていました。
(結局は、35点が合格基準点です)

平成20年は予想より下方にはいきませんでしたが、それでも、試験直後は高めの噂が流れました。
(合格基準点は33点)

平成18年は、問49が2肢正解となり33点→34点で思わぬ逆転合格がでました。

平成21年は大方の予想がいい方にはずれ、合格率が上がったことにより、より多くの方が喜ぶ結果となりました。
(合格基準点は33点)

だから、まだボーダーの方は簡単にあきらめないでくださいね。
平成19年のような年もあります。
令和3年のように予想の下限で決着することもあります。
噂もいろんな形で立ちますので、必要以上に不必要な情報に左右されすぎないことです。
合格率がどうなるかも影響します。
令和3年は17.9%でした。
その後、17%、17.2%と17%台が続いています。
あなたが救われる合格率でありますように・・・


自己採点後のあなたに2つのお願いです。

1)自己採点得点結果アンケート
  

2)受験感想を教えて下さい

不動産適正取引推進機構によりますと、今年(令和5年)の受験者数は、233,300人(速報値)です。
申込者数が、289,096人、受験率が80.7%。
受験率も80%台に戻りました。

令和3年は、オリンピック後の影響もあってか、前述の項目で前年を下回りました。
今年は、やや上向いたことになります。

ちなみに、過去の状況をまとめています。
(令和元年以前は、10月受験のみです)

令和4年
*10月1度の試験に戻る
受験者数 226,048人
申込者数 283,856人
受験率  79.6%

令和3年(10・12月受験合計)
受験者数 234,714人
申込者数 296,518人
受験率  79.2%

令和2年(10・12月受験合計)
受験者数⇒204,250人
申込者数⇒259,284人
受験率 ⇒78.8%

令和元年は、
受験者数⇒220,797人
申込者数⇒276,019人
受験率 ⇒80.0%

平成30年は、
受験者数⇒213,993人
申込者数⇒265,444人
受験率 ⇒80.6%

平成29年は、
受験者数⇒209,353人
申込者数⇒258,511人
受験率 ⇒81.0%

平成28年は、
受験者数⇒198,463人
申込者数⇒245,742人
受験率 ⇒80.8%

平成27年は、
受験者数⇒194,926人
申込者数⇒243,199人
受験率 ⇒80.2%

平成26年は、
受験者数⇒192,092人
申込者数⇒238,343人
受験率 ⇒80.6%

平成25年は、
受験者数⇒186,304人
申込者数⇒234,586人
受験率 ⇒79.4%

平成24年は、
受験者数⇒191,169人
申込者数⇒236,350人
受験率 ⇒80.9%

平成23年は、
受験者数⇒188,572人
申込者数⇒231,596人
受験率 ⇒81.4%

平成22年は、
受験者数⇒186,542人
申込者数⇒228,214人
受験率 ⇒81.7%

平成21年は、
受験者数⇒195,515人
申込者数⇒241,944人
受験率 ⇒80.8%


過去20年間の受験者数・合格率・合格点データを見てみました。

      平成13年     14年      15年
受験者数 165,104人 169,657人 169,625人 
合格率    15.3%    17.3%    15.3%
合格点     34点      36点      35点

        16年     17年      18年
受験者数 173.457人 181,880人 193,573人 
合格率    15.9%    17.3%    17.1%
合格点     32点      33点      34点

        19年     20年      21年
受験者数 209,684人 209,415人 195,515人
合格率    17.3%   16.2%     17.9%
合格点     35点      33点       33点

        22年     23年      24年
受験者数 186,542人 188,572人 191,169人
合格率    15.2%   16.1%    16.7%
合格点     36点     36点      33点

        25年     26年      27年
受験者数 186,304人 192,029人 198,375人
合格率    15.3%    17.5%    15.4%
合格点     33点      32点      31点

        28年     29年      30年
受験者数 198,463人 209,353人 213,993人
合格率    15.4%    15.6%   15.6%
合格点     35点      35点     37点

       令和元年     令和2年(10月) 令和2年(12月)
受験者数 220,797人 168,989人  35,261人
合格率    17.0%    17.6%    13.1%
合格点     35点      38点      36点

       令和3年(10月)  令和3年(12月)  令和4年    
受験者数    209,749人         24,965人   226,048人
合格率      17.9%     15.6%     17.0%
合格点      34点       34点      36点

  
合格率17%台が平成17年から19年まで3年連続しましたが、平成20年においては、大きく下がりました。
しかし、平成21年は17.9%と大幅アップとなり予想以上に大方の予想をはずしたうれしい年でした。
その後、15%の合格率が主流になりましたが、平成24年は16%台、平成26年はなんと17%台になりました。
そして、令和元年・2年(10月受験)は17%台を維持しています。

平成24年は複数正解肢があった年です。
平成26年は宅建主任者試験として最後の年でした。
今年も、昨年同様またはそれ以上の合格率を期待します。

1%以上前年より合格率を下げているのは、平成20年・平成22年・平成25年・平成27年を含めて平成では過去7回あります。
平成2年・平成15年は、前年より2%下げているのに驚きでしたが、平成22年はそれを更に上回って2.7%の下げ、平成27年も2.1%の下げになりました。
(令和2年12月受験は事情が異なるため省いています)

逆に前年より合格率が上がった年をみると一覧表に掲載しただけでも、11回あります。
その内、1%以上上がっているのは5回あります。
2%以上でも2回あります。
平成26年は宅建主任者試験最後の試験のためか?
2.2%持ち直しました。
令和2年も1.4%アップですから・・・

平成27年宅建士試験に変わってから、15.4%が2年連続しました。
その後の平成29年・30年の2年間はややアップの15.6%が続いています。

令和元年、こちらの欄で35点の可能性を書きました。
35点になるには・・・合格率が17%台になること・・・
結果は、見事合格率が17%になり、合格基準点が35点になりました。
そういう年が実際にあるのです。
(前年の15.6%から大幅アップです)

令和2年(10月受験)では、39点になるのではの声も一部のまとめサイトなどで上がっていました。
結果は38点・・・それでも、過去に合格基準点の高さになりました。
問題の難易度や受験生の状況によっては、合格基準点はかわりますが、それにしても38点はどうなのか?と感じました。

令和3年(10月受験)では、36点の声がある中、35点までの可能性を示唆するサイトが多かったですが、結果的には34点。
いかに、予想というのがあてにならないかがわかりますね。
合格率が17.9%・・・
34点の可能性を示唆したのは、当サイトだけではなかったかと思います。

そして令和4年は、予備校の推定点が割れました。
日建の下方修正もありました。
合格発表日には、なんと没問もでました。
結果は、36点・・・
いろんな意味で残念な気分になりました。

合格基準点は、合格証書の印刷の関係などを考えれば10月下旬には、答えがでているのではないかと思います。

ただ私達が知りえるのは、11月21日合格発表日の機構側の発表を待つしかありません。
(速報は、11月21日の日付けが変わった時点で今年もJ社からでると思います)
昨年までは、11月末か12月頭の水曜日の発表が当たり前だったので、例年より1週間ちょっと早くなっています。
これもDX化の良い流れの結果だと感じます。
例年より、短い待機期間で合格発表を迎えられることは大変良いことですね。

何とか一人でも多くの方に喜びが届いてほしい。
あなたの合格を祈ります。

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