読者の合格体験記・・・
読んで頂けましたか・
読んで頂いた方は、その合格体験記をどう活かすのか?
それは、直接そのままで同じことをするのではなく、自分の学習環境にあわせて変更して活用することです。
また、学習のモチベーション維持として先輩諸氏の孤軍奮闘をある時は見習って、ある時は反面教師として活用することです。
ゴールまでの道のりは、今から学習を開始すると10ケ月以上あります。
大変ロングランな学習期間になります。
そのために、学習過程の途上でいろんな影響をうけます。
そんな時、どう対処して軌道修正していくのか?
そのヒントが先輩諸氏の合格体験記に隠されています。
今回は、そんな先輩の一人であるOさんの合格体験記にスポットを当てました。
彼も異色な経歴の持ち主です。
今まで、このブログではいろんな宅建合格者の方をみてきました。
令和4年から振り返ってみると、いろんな方のイメージが浮かびます。
その中でも、特に印象深かった人は・・・平成24年のOさんです。
彼は、本当にまじめな方で誠実なので投稿に関しても読者の方の共感を得ていました。
そんな彼ですが、合格までに数回を必要としました。
遠回りをしましたが、その経験は非常に貴重なものだったと今でも感じます。
では、その合格体験記の一部を紹介します。
・・・0さんの合格体験記(ここから)・・・
●合格体験記☆Oさんの苦節合格体験であなたに勇気を!
1.はじめに私は昨年(平成24年)、宅建試験に合格することができました。しかし、イッチャンのブログのタイトルにあるような「一発合格!」ではありませんでした。リベンジに次ぐリベンジで、受験生としても「初心者」ではありませんでした。点数も合格点ギリギリでした。だから、本当に申し訳ありませんが、合格体験記として参考になることは少ないのではないかと思います。でも絶対に諦めなかった受験生がいたということを、そしてイッチャンのブログと仲間に励まされた合格者がいたということを知っていただけたら、本当に嬉しいです。私にとっての宅建試験の第一印象は、法律の入門的な試験というものでした。『だから、あなたも生きぬいて』という本を、ご存知でしょうか。現在、数多くの少年事件を手掛けている、弁護士の大平光代さんの半生を描いた自伝です。中学時代に壮絶ないじめに遭い割腹自殺を図った著者は、高校へは行かずに裏社会に入り極道の妻となります。その後、紆余曲折を経て養父と出会い、新しい人生を歩むことを決意した著者が初めて挑戦するのが宅建試験だったのです。書店の国家試験コーナーに並んだ基本書と問題集を買い揃えて、私の受験勉強がスタートしました。平成20年のことです。テキストを読んで、問題集を解くという勉強を続けていきました。2.平成20年〜平成22年初めての試験からイッチャンのブログとの出会い試験の数週間前のことです。母が体調不良で入院したという連絡を受けました。本当にお恥ずかしい話ですが、「何で試験前のこの時期に…」というのが、その時の正直な気持ちでした。勉強どころではなくなりましたが、とにかく試験は受けました。結果は不合格。自己採点は32点。合格点には1点足りませんでした。そして、翌年の2月に母が再入院します。その時に、私は初めて母の病気が癌だったこと、そして転移のために余命も長くないことを知りました。来年の宅建試験に合格しても、恐らく報告することは出来ないだろう…ドラマなどでは、こういう時に主人公はキッチリと試験に合格します。でも、私にはそれができませんでした。親不孝な自分が本当に情けなかったです。そして1か月後、母は亡くなりました。今度こそ必ず合格する!と誓ったものの、翌平成21年の試験でも合格点には1点足りず不合格でした。イッチャンのブログに初めて出会ったのは、平成22年の試験が終わって数日経った頃でした。合格ラインをいろいろと調べる中で偶然の、そして私にとっては文字通り運命の出会い?でした。ボーダーラインの受験生にとっては、合格発表までの毎日が本当に辛く不安なものです。そんな時、イッチャンからは毎日のように受験生への応援のメッセージをもらいました。合格するために必要なことを考えるきっかけをもらいました。そして迎えた平成22年の合格発表の日…。結果は、またしても不合格でした。自己採点で2点足りませんでした。そのうちに、私も時々ブログの記事を読むだけではなく、コメントを書くようになりました。その度に、イッチャンは丁寧に返事を書いてくれました。私は今までに誰かのブログを読んだことがありませんでしたし、コメントを書き込むこともなかったので、返事がもらえたこと自体が本当に意外でした。とても嬉しかったです。それから、恥ずかしながら私はハンドルネームの意味を知らなかったので、自分の名前を書いてしまいました。今思うとお馬鹿でしたね。宅建試験だから「建ちゃん」にすれば良かったかなぁ…と(笑)。もう一つ。コメントを書き込んだら、交換日記のようにイッチャンとのやり取りだけだと思っていたのですが、他の読者の方も見ることが出来るのですね。知りませんでした(笑)。このことが、後で私にとって大きな転機となるのですが、まだそのことを知る由もありませんでした。
・・・・ここまで・・・
この続きは電子書籍に掲載されていますので、興味を持たれた方は読んでみてくださいね。