今回は、合格率・合格点(基準点)に着目してみます。
まずは、昨年平成26年です。
【平成26年度】
○合格率:17.5%
○合格点:32点
平成26年度の結果を改めてみてみると、
個数問題や組合せ問題は事前に対策を打った方も多く、
民法に必要以上に固執せず、解く順番など対策を
とっていれば十分に合格点を超えられたと感じます。
また、宅建主任者として最後の試験という影響も
あったのか平成21年に近い合格率まで上昇しました。
過去16年間までさかのぼってみます。
【平成25年度】
○合格率:15.3%
○合格点:33点
【平成24年度】
○合格率:16.7%
○合格点:33点
【平成23年度】
○合格率:16.1%
○合格点:36点
【平成22年度】
○合格率:15.2%
○合格点:36点
【平成21年度】
○合格率:17.9%
○合格点:33点
【平成20年度】
○合格率:16.2%
○合格点:33点
【平成19年度】
○合格率:17.3%
○合格点:35点
【平成18年度】
○合格率:17.1%
○合格点:34点
【平成17年度】
○合格率:17.3%
○合格点:33点
【平成16年度】
○合格率:15.9%
○合格点:32点
【平成15年度】
○合格率:15.3%
○合格点:35点
【平成14年度】
○合格率:17.3%
○合格点:36点
【平成13年度】
○合格率:15.3%
○合格点:34点
【平成12年度】
○合格率:15.4%
○合格点:30点
【平成11年度】
○合格率:15.9%
○合格点:30点
【平成10年度】
○合格率:13.9%
○合格点:30点
【平成9年度】
○合格率:14.1%
○合格点:34点
合格率は、13.9%から17.9%の間で推移しています。
平成元年までみると、12%と13%台は平成年間では3度だけです。
ここ10年でみると、15%代〜17%代です。
平成25年の15.3%は低い部類です。
平成17年から3年間17%代が続きましたが、
平成20年に16%代に落ち、
平成21年はなんと平成では最高の17.9%まで跳ね上がりました。
それだけに、翌年平成22年の15.2%の結果は衝撃的でした。
平成23年は全員正解の問題もあり、合格率がやや上がったといえます。
平成24年は更にまた合格率があがりましたので、
平成25年はその反動を受けたのかもしれませんね。
平成26年は前述のとおりです。
今年は、傾向からして、取引士に変わることもあり、
合格率は下がるかもしれませんね。
次に、合格点です。
合格点は、30点〜36点の間で推移しています。
平成元年までみると、平成2年の26点、平成7年の28点を除くと、
30点〜36点の間で推移しています。
平成16年から19年まで1点づつ合格点がアップしましたが、
平成20年は試験問題の難易度があがり、
合格点だけでなく合格率も下がりました。
平成21年は、合格点は平成21年と同じで合格率が上がりました。
これは、私にとっても大変うれしい結果でした。
ここのところ、合格率は乱高下していましたが、
平成23年で2年連続の36点になりました。
そして、平成24年33点まで落ちました。
もし、複数正解でなかったら・・・32点の可能性も・・・
平成25年も合格率が下がり、
2年連続の33点になりました。
没問問題は起きましたが、早々の収束になりました。
平成27年の合格基準点はどうなるるのか?
こればかりはいくら考えても答えはでません。
受験生にとって結果がわかるのは、あくまでも合格発表日。
今の時点では、やはりぶっちぎりの40点以上を目指してくださいね。
今、頑張られていますあなたにはその権利と可能性があります。
特にリベンジの方にはアドバンテージがあります。
負けないで下さいね。
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